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2006年01月21日 出産の経済的負担について

少し前に少子化問題として出産費用を無料にしようという、猪口大臣の発言がありました。
この発言自体の実行性が薄れた?ようなので、逆に書かせていただきます。

この発言がされたころ、ブログめぐりをしていたら『子どもを産むと、金の卵を産んだみたいだ』というような表現されている方がいました。

きっとこの方は
子どもが生まれる

手当がもらえる・控除がある
と単純に思われたんだと思いますが、金の卵どころか金食い虫です・・・が。


さておきお産のお金の流れですが、自分で入院費などを支払います。
そしてそれぞれの健康保険から30万円程度(保険によって異なります)がキャッシュバックされます。

私は公立病院で出産しましたが、30数万円でした。
地味な個人病院でお産した友達に至っては、数万円のお釣りがきたくらい。
でも豪華な病院では、40〜60万円もかかるそうです!!
しかしあくまでもこの費用は、出産入院時の費用です。
この他に1〜4週間おきの検診費用や、エイズ・肝炎・ガン・性感染症などの検査費用が別途かかります。

一般的には出産費用というと入院費をさしますが、実際には隠れたお金がかなりかかっています。
病院によって金額や項目も異なりますが、1回の検診で700円〜7千円程度(ビックリするほど病院差が激しいです)。
検査は自治体の補助を差っぴいても数万円かかり、初期と後期に2回うけます。

しかし不幸にも高額な産科しかない地域もあるそうで、それだけ私達も産科に“快適さ”を望みすぎなのかとも思いますが、それにしてもお産も産科も減っている現在、1件の単価を上げようという魂胆が見え見え・・・。
病院選びは個人の自由ですが、選べない現状もあって実は自由ではないんですよね。

それでもお金がなければ、ないなりの病院を選んでいる人がほとんどです。
医療行為の関係で転院した場合なんかは、一部保険がきくし。
出産費用は一時的な出費で、申請から数ヶ月でもらえる事を考えると、この問題はたいしたことではないと思います。
そもそも健康保険でまかなえていたものを、今更税金でやることもないのではないかとも思いますが。

それよりも、もっと深刻な問題があるじゃないですか!
このブログでしつこく訴えている、この問題!
地域から消えていく産科。
深夜はやっていない小児科。

産科がなければ、妊娠しても産む場所ない!
仮に産んだとしても、深夜にでも診察してくれる医者がいなきゃ、安心した生活なんておくれません。
たしかに昔は、兄弟の世話をして育児初体験なんて人は少なかったかもしれませんけど、今育児をしているのは私達ですっ!
大人数の家族で育っていないのは、私達が選択したことではなく、社会現象として核家族化がすすんでいる中で育ったんだから、もうその点はあきらめてください・・・。

しかも自分の熱ならガマンしますが、子どもだと思うとなおさらあわてちゃうんです。
そして子どもを放っておいて何かあった場合、虐待(育児放棄)・保護者としての責任感のなさなどを指摘され、とっても難しいです。
もちろん何かあってほしくないという、その思い一心で受診するのですよ。

それと孫が減っている分、ジジ・ババからの干渉もかなりあるので、病気を悪化させたとあってはそっちまでうまくいかなくなったり、本当にいろんな条件のなかで育児をしている人もいることを、どうぞご理解いただきたいと思うのです。

必要なのは、経済的補助だけでもないような気がするのですけど。

投稿者 wan : 2006年01月21日 23:47
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コメント

 こんばんは。
 じゅんさんのこの記事にとても共感します。
 猪口大臣はお子様がいらっしゃるし、もっと私達の身近な問題として深く取り上げていただけるのではととても期待していたのですが、どこか現実離れしていて学者的な発想から発言されてる気がするのは私だけ…?
 外国の少子化対策や統計的なことを挙げて持論を展開するよりも、日本の現実をしっかり見てほしいですね。

投稿者 行灯さん : 2006年01月22日 20:39

行灯さん こんにちは
ほんとうに、全くです!
今回の提案は、まとまったお金がない人には朗報かもしれませんが、妊娠初期〜後期まで約40週あり、実質30週くらいの猶予がありますから・・・案外どうにかなる問題なんですよね。
猪口さんは、せっかく育児経験のある方なので、その経験を活かしていただきたいですよね。

たぶん私達の意識が変わっているところが、最たる要因だと思うので、ひとつ解決して全て丸くいくとは思えませんし、ましてや『海外では〜』といわれても(自国のことを知るためにはいいとしても)解決方法という点では、きっと何の役にも立たないですよねぇ・・・。

投稿者 じゅんさん : 2006年01月24日 14:25



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