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2005年11月09日 3人目を産めなくなった理由

私に3人目が産めない理由ができてしまった。
大げさに思えるかもしれないですが、それは私も娘も生まれた病院の、産科の閉鎖が決まったから。
とっても悲しいです。
地域の開業医も、産婦人科から産科だけがなくなり、通える病院にも限りがあるのに・・・。

その病院は母乳育児に力を注いでいて、助産師さんもとても熱心なので敬遠する人もいる反面、母乳育児を望む私にとってはとても心強い味方でした。
他の病院でお産した人に聞く話では、生まれてすぐにミルクばかり飲ませているとか、母乳育児をしたくてもできないような指導が行われている話をよく耳にするので、すくなくとも私の住む地域の病院にはかかるのは、私には無理です。

産婦人科医って、そんなに少ないんですか・・・?
仕事の大変さは、入院経験のあるママならわかっていると思うくらい大変そうだけど、小児科医・産婦人科医が希少なのはなぜでしょう。
ここで書けば叩かれるの覚悟で書かせていただきますが、よく耳にする理由は『金にならない』とか『仕事が大変』とか・・・。
いったいどういった目標を持って医師になりたいと思ったのか、本当に腹立たしい気持ちになります。

お金も体も大事でしょう。
もちろん医師それぞれに理想もあるでしょう。
しかし進むべき道を考えた時に、産婦人科や小児科医になりたいと思える要素が少ないのはなぜなんでしょうか。

お金や、勤務の大変さだけが理由だとしたら、なんだかなぁ〜って感じがしてしまうかな・・・。
そうやって数が減るほど、現在産婦人科医や小児科医をしている人の負担は増えるわけですよね。

世の中、みんな金が大事という風潮に疲れを感じるじゅんなのでした・・・。

投稿者 wan : 2005年11月09日 01:40
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コメント

 こんばんは。
 じゅんさんのこのエントリーもとても重要な問題で、先進国なのに子供が産みたくても産めないなんてこれからの日本はどうなるのでしょうか?
 助産師さんも人員不足で分娩時に看護師をという話があるようですが、お産は何が起こるか分らないのに恐いことです。
 子供を産むために引っ越しを余儀なくされる人もきっといらっしゃることでしょう。
 国会議員に女性が増えましたので、他の医療をふくめ是非安心して子育てができるよう良い方向に考えて実行していただきたい。

投稿者 行灯さん : 2005年11月11日 22:34

行灯さん こんにちは
担当大臣の服がドラえもんだとか、そんなくだらないことを報道してるヒマはないですよね〜。

子どもを産むために引越ししなきゃいけない時代ですか・・・。
これからは一部のお金持ちだけが出産できるようになり、子供のいる人はセレブとかいわれるようになるのかしら・・・恐ろしいですね。

一見関係ないことに思えるかもしれませんが、障害者に対する政府の態度にも疑問を感じていて、もし万が一障害児を生んだら?と考えても困るようなことばかりです。
現在、働くママにばかり支援が行われているように見えることも、専業主婦志望者にとってはかなり不利で、私には育てられないから・・・と思ってしまう要素かもしれません。
実際昔と違って、子なしの専業主婦さんって多いですよね。

全ての政策は人間生活の質向上のためにあるべきで、回り回って全てに悪影響をもたらすことを、認識して政治を行って欲しいものですよね〜。

投稿者 じゅんさん : 2005年11月14日 23:22

産科は訴訟になる機会も多いそうです。医師にとっても新しいことが少なくて、魅力の少ないものになっているのでしょうね。

小児科は夜に忙しく、本当に診療費も低く抑えられてきました。

このような科の医師が報われるような社会にしてほしいと思います。それは厚生労働省の政策なのですから。

投稿者 しんぞうさん : 2005年11月16日 10:22

しんぞうせんせーこんにちは。
遅くなってすみません。
昔は“お産は命と引き換え”という位の意識だったのに、今では『個人差はあっても、何事もないのがあたりまえ』という意識でいる人が多いですよね。
私もそうだったような気がしてます。

医療機器の発達などで死亡率は低くなったものの、逆に何かあったときの問題は大きいですね。
これはもしかしたら小児科医にも共通するものでしょうか?
それがゆえに医師の士気がなくなってしまうとしたら・・・。
お金や地位などの、上っ面の対策だけでは、解決できない問題かもしれません。

投稿者 じゅんさん : 2005年12月08日 19:05

すみません、通りがかりの看護師です。
日本の医療が、医師の過剰労働で成り立っていることをご存知でしょうか?
アメリカでは、医師の労働時間はもっと守られています。
時間外には病院から呼ばれないという労働条件がはっきり決まっている病院が多くあります。
日本にそんな病院は皆無です。
忙しいのは産科・小児科だけではありません。
勤務医であれば、何科であろうと基本の賃金はほとんど変わりません。
よく、36時間労働!とマスコミが報道しますが、当直明けが休みの病院など少数派であって、勤務医の36時間労働はよくある話です。
そして、産科医にいたっては、1人しかいない病院勤務であれば、24時間365日、いつ病院から呼ばれるか分からない状況におかれます。月8回当直=月8回の36時間労働ありで、です。
それが、産科医になりたいという気持ちだけで乗り切れることでしょうか。
もちろん、患者さんにとって安心できない環境になっていることは危機的状況です。
しかし、それは医師が頑張ればいい、ではすまないのです。
問題は、お金ではありません。
医師の過剰労働をなくすには、医師が2倍は必要でしょう。
絶対的な医師不足が根底にあります。
どうか、もっとこの現実を見つめていただきたいと思います。

投稿者 りなさん : 2007年04月24日 23:55

りなさん こんにちは
たしかに人間は理想だけで生きているわけではないですから、労働条件や職場の人間関係など、深い問題があるのでしょうね。

ただここ数年で、お産難民になった友人を何人か見てきたのですが、お産経験者でさえどうやって乗り切ればいいのか、あまりに次元の違うことでの悩みが増え、なんのアドバイスもできず相談された側も頭を抱えるしかないのが現実です。

医師・看護師側の事情は、利害関係もあってなかなか言い出せないのかもしれませんが、だからこそ患者側のこちらには全く情報がなく、お互いが身勝手にも思える時があります。
何が不満で産婦人科・小児科がイヤなのか、誰もはっきりと言ってくれませんよね…。

それと“お金の問題ではない”というのは、おそらく綺麗ごとでしょう。
人員不足の原因は、そもそも経営側の経済的な理由であることが多いですよね。
小児科がいやだと言う医師は、一体なにが嫌なんでしょう?
根底には“拘束時間が多く、その割に報酬が合わない”ことがあるようにも思います。
それこそりなさんのおっしゃるように、やる気だけで乗り切れる仕事ではないでしょうから、経済的な問題は大きな問題だと、私は思います。

投稿者 じゅんさん : 2007年04月25日 00:27

じゅんさん、産婦人科や小児科が嫌なのではなく、本当に苛酷な勤務で、しかも責任が重く、医療者の方々が悲鳴を上げていられる声は、ネットのあちこちで本当に数多く見られます。実際に医療者の過労死も起きています。心身共にボロボロに疲れ果てて倒れて退職して行かれる方もおられます。

子供を産む環境になれないお母さんたちのお心もわかりますが、どうしてそんなことになるのかは医師個人個人や病院ひとつひとつの問題ではないんです。

みなさんお金がもっと欲しいのではなく、心と時間の余裕が切実に必要なんです。報酬では到底補えないです。

ですから、医師が働きやすい環境と、医師の数を増やす必要があるのです。国家をあげて取り組まないと根本的な解決はできません。

患者と医療者のどちらが悪いのでもなく、安心して子供を産める日本にするにはどうしたらいいか、一緒に考えていきませんか。

投稿者 優子さん : 2007年04月25日 20:22

ネットを少し探したら、過労死された産婦人科医と、逆に分娩できる病院が減って困っておられる妊婦さんの記事がありました。

崩壊の瀬戸際/減る産科医 忙殺の連鎖
http://blog.kahoku.co.jp/osansos/2007/01/post_3.html
遠のく診察室/雪道を60キロ 耐える妊婦
http://blog.kahoku.co.jp/osansos/2007/01/post.html

両方ご覧いただければ、医療者にしてもお母さんたちにしてもどちらにとっても苦しい時代になってしまっているということがおわかりいただけるかと思います。

また、最近、小児科医の方の自殺が労災認定されたのはニュースでも大きく取り上げられたことです。
http://www.asahi.com/health/news/TKY200703140402.html

過労死された方々はみな本当に医療に打ち込まれていて、そして、疲れ果て、悩み、倒れられました。

どうか、りなさんの「問題は、お金ではありません。」を「綺麗ごと」とはおっしゃらないでくださいな。本当に切実な声なんですよ。

投稿者 優子さん : 2007年04月25日 21:00

優子さん こんにちは
お金だけの問題ではないと、どうして言い切れるのですか?
心と時間の問題があることは、そのくらいのことはわかっています。
でも、人を増やすにもお金がかかるわけですよね。

極論かと思いますが、今よりも人が倍になれば、収入は半減してもかまわないんですか?
そんな慈善事業のような感覚でできる仕事ですか?
そんな事になれば、ますます人材不足になるのは目に見えてますよね。
現在だって、もっと楽に稼げる方に優秀な人材が流れていることは、目に見えてわかってることですから。

直接関係ない話ですが、月給を勤務時間で割ると“最低賃金の半額”というサービス業についていました。
世間的には、とっても華やかな職業だと思われていて、きれいな仕事だと思われてましたが、給与はバイト以下・勤務時間は最もひどい時には1日20時間…普通でも15時間でした。
休みも月に4~5日。
それでもお客さまに喜んでいただけることだけを目指し、プライドだけで働いていました。
その業界の人は、みんな似たような感じの人ばかりでした。

小さい企業で、人員を増やすなんてできないようなところでしたので、今医療者の陥っているジレンマも、なんとなくですが理解できます。
しかし、やっぱり現実を見ると、お金の問題は避けて通れないと思います。
病院を経営していくには、経費を削りたいわけで、もっとも簡単に大きく削れるのが、人件費ですから。
それを増やしていくには、経営者が相当の覚悟で臨むようですよね。

医療者個人が経済的にどうこうしたいと思っていないと言うことが言いたいのでしょうが、病院としてみれば“経営は苦しくても、社会的貢献を一番に!”なんて考えられるほど景気良くないです。
医療者としては、こういうことは言いにくいのかもしれませんが、あまりキレイに事を収めようとしても、収められそうにないことは、社会全体が理解しつつあることではないですか?

投稿者 じゅんさん : 2007年04月26日 23:52

じゅんさん、お金の問題という言葉が誤解のもとだったようですね。日本の医療崩壊はお金の問題でもあると思います。

しかし、それは個々の病院の経営者の意識や個々の病院の改革だけでは、どうしようもない面が多いです。
また、安月給で馬車馬のように働いている医療者はとても多いです。医師以外の人ももちろん含まれます。介護士など酷いですね。また医師でも、一般的なアルバイト以下の給料で過酷勤務している人たちがたくさんいます。

医療者の給料を減らして人員を増やすという発想ではなく、純粋に人員を増やすにはどうしたらよいか。それには、医療面への国家予算がもっとないと難しいです。

その予算を他の重要な予算を削らず、本当にただのムダに使われているところから回せるようになればなと思うのです。

そこを考えないと、病院経営者や医療者が悪い悪くないという議論にしかならないし、それではより良い日本の医療は望めないと思うのですが、いかがでしょうか。

投稿者 優子さん : 2007年04月27日 09:03



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