« 医療者が患者さんとの関わりから得るもの |
トップ
| ■ |
2009年07月08日 良くなりたい |
|
糖尿病教育入院で、栄養指導を受けに来られた一人の女性。病棟での様子は、帰りたいと言っている、病識が薄く何を言っても、理解してもらえないようだ、と情報が届いていた。さて、ご本人がいらっしゃって、最初の一言、「何を聞いても、私は右から左なの。いろいろ言われても出来ないしね。」 噂の通りなの???
いろいろ聞いてみると、入院してから血糖は下がっているの…どうも、目標の血糖があるようだ、丘の上の神社まで毎朝息子と歩いている…ずっと元気で息子と暮らしたいそうだ。
しっかり退院後、どんな風に生きていきたいのか、イメージを持たれている。「理想とする生活スタイルがあるんですね。それを続けていきたいという思う中で、糖尿病のことはどんな風に思っていますか?」と、尋ねてみた。「良くなりたい。今度は本当に治したいと思っている。」すっと、でたこの言葉、こうして文字にしてしまうと、こちらに合わせて言っている場合と変わりなくしか書けないのだが、その時のこの方の声の張り、表情から、本当に治したい気持ちが伝わってきたような気がした。このとき、私は何とも言えない、この患者さんが良くなれる方法を一緒にみつけたい、という気持ちがわき上がってきた。
そこから、二人で毎日の生活パターンを見直す中で、まずはしっかり歩く時間をタイミングよく入れていく話をした。一歩、歩き始めたところ。このあとの展開を楽しみにしている。
|
投稿者 tashima : 2009年07月08日 05:53
| ■ |
トラックバック |
|
この記事のトラックバックURL: http://melit.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/2013
|
| ■ |
コメント |
先日C型肝炎患者として、管理栄養士の方と面談をさせていただきました。
消化器内科 担当のお医者様から紹介をいただいた上での面談ではありましたが、正直な感想を申し上げるなら私がインターネットで収集した以上の知識や情報は得られなかったように感じてしまいました。
糖尿病や腎臓病、鉄欠乏性貧血で苦しんでおられる方々のために用意されている冊子が、作成すらされていませんでした。
現在、インターフェロンを投与できないC型肝炎患者にとって徐鉄食事こそがC型肝炎から肝硬変へと進行させない唯一の道だといわれているのだとしたら、あまりにも悲しい現実ではないでしょうか。
投稿者 梶本洋子さん : 2009年09月03日 16:24
|
« 医療者が患者さんとの関わりから得るもの |
トップ