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2009年01月26日 栄養バランスのよい食事

栄養士さんは、すぐにバランスのよい食事って言うけれど、これほど曖昧で、実行が難しくて、最後にはそこに落ち着いてしまう言葉ってないよね、とはよく言われる。
 実際、その通りのところもあって、何を食べたらいい?と聞かれると、偏りなく色々な食品を、腹八分目にとなると、一膳のご飯と、メイン料理が一皿、野菜をしっかり、さらに油脂は控えて薄味に…ということになる。

ところが、中々これらを揃えてしっかり食事をするのは難しいようだ。ことダイエットに関しては、ついついカロリー重視。カロリーを気にして、普段よく食べているものの量を減らし、しばらく減量、リバウンドを繰り返す人が多い。好きなもの、脂っこいお肉やファーストフード、甘いケーキ類やお菓子を少しだけ食べ、減量する人に、体重は減っても体脂肪率が変わらない、もしくは体脂肪率が増える、コレステロール値や肝機能の数値が悪いまま残ることを感じていたが、日常の栄養指導の場で感じる現象ではあるものの、なかなか確かめるには至らなかった。
 そうしたところ、先日NHKの番組で、食事を同じように低カロリーにしても、ダイエットに成功する人と、体脂肪率が増える人がいる、ことが放送された。甘い糖質は血糖値を急上昇・急降下させ、甘いもの、おにぎりのみの食事を長期間続けていると、飢餓に備えろという「脳のスイッチ」がオンになってしまうという内容が放送された。この「脳のスイッチ」については、もう少し栄養士として詳しく情報収集する必要を感じているが、番組で紹介された体脂肪があがる食事内容は、経験とよく一致し、納得した。
 明日になったら、患者さんの間で噂になっているかな、やっと私たちが思ってきたことと、患者さんの口から出る言葉が一致するかも、と期待していた。が、見事に期待は裏切られた。単品食品によるダイエットのような反響がない。
 やはり、色々そろえて、はい、これがバランスのよい食事、というのは頭でわかっても、実行には、もうひと工夫いるのだろうか、と考えている。

投稿者 tashima : 2009年01月26日 22:01
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コメント

どのような組み合わせがどのような作用をもたらすのか。

そのような研究は一番難しいですね。

科学的手法は、何か一つの因子だけを変えて差を見るということは得意ですが、食の組み合わせに個体差、季節、環境、運動などが加わると何が何だかわからなくなります。

そのような時に必要なのが、知恵洞察力なのだと思います。

投稿者 加藤眞三さん : 2009年02月04日 06:25

加藤先生 コメントありがとうございます。

そうですね。
どうしても色々な因子を無視できるくらいに…となると数を集めて調べる、ということになります。

でも、実際に食事療法を行っていく時には、その人の食事内容をしっかり聞いて、食事を変化させたことで、何がどうかわったのか、見ていく、これが知恵洞察力でしょうか?

その力が必要でもあり、自分の食生活を変えてみようとおもうことをエンパワーメントする力も必要であり、総合力が問われること感じます。

投稿者 (匿名)さん : 2009年02月08日 20:59



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