|
▼ 鬱病を考える そうなりやすいタイプ
大ざっぱな話ですが、体の感覚というのは、人によってずいぶん違いがあります。
感度のレベルもそうだし、感覚の種類にも偏りがあります。
とっても強い肩こりがあるのに、それを感じていない人・ そこに触れても感覚がない・・というように感覚が鈍化した人。
逆に、ちょっとした頭痛にも大騒ぎするようなタイプの人が敏感かというと、そうでもない場合が多いと思います。
感覚として大切なのは、そこがきちんと見えていて、正しい情報として受け取れているかどうかということです。
前述の “もう一人の自分”が、疲れたとか痛いとか、だめだとかいう反応を出しているにもかかわらず、それに気が付かないで、さらに疲労を重ねてしまうとか、 ちょっとした反応にびくびくして病院に駆け込んで、そこをきちんと見ないなどしてしまうことを続けてしまうと、感覚の鈍化が起きてきます。
通常は、さらに強い信号が出て、それ以上は続けられなくなり、それで修復されるのですが、鬱病などの精神疾患にかかってしまうような人には、 もともと感覚の鈍化が起きやすい性質があったり、感覚の偏りがあったりする場合が多いと思われます。
感覚は、環境に適応して生きてゆくための重要な機能です。 これが鈍化したり見えなくなったりすることは、夜間にライトをつけずに車を運転するようなもので、不安や恐怖を感じます。
鬱病の人がよく言う 「何かわからないけど怖い」というのは、このあたりの感覚をさしているのではないかと思えます。
そして 怖いと感じているのは、自分ではなく もう一人の自分という別の人なので、 何だかわからないけど・・というような感覚になるのではないでしょうか。
|