このごろ多くみられるようになった症状に 「マウス肩」があります。
症状や状態は五十肩とほとんど同じで、まずはじめに肩関節の外側あたりや肘から腕全体に、だるいような違和感が出ます。
だるいのがしだいに痛みを伴うようになり、 痛みは最初は動かしたときだけだったのが、夜ねているときなどにも、ふと痛みを感じて目がさめてしまうようになったりします。
ひどいときには、服を着たりベルトをしめたりする動作で肩周囲に激痛が走り、痛みで夜眠れなくなったりします。
主に右側 肩周囲・背中あたり、肘の周囲に、だるさや痛みを感じるところから始まります。
これらは五十肩と部位や症状がほとんど同じですが、 20代や30代のように筋肉がまだ柔軟な人にも見られるようになったのが特徴です。
▼ ならないようにするには
この症状は とくにマウスを操作する作業での姿勢で起きることが多いようですので 「マウス肩」と名付けました。
肘(おもに右肘)が不安定な状態で作業を長時間続けることから起きます。
パソコンの作業中には、できるだけ机に体を近づける、肘を椅子や机または自分の脇にくっつけるなどして安定させることです。 このことに注意するだけで肩の負担は1/3ぐらいに減ります。 マウスを使わないときにも無意識にマウスを触っているクセがあるなら やめる。 また、痛い動作をしないようにすることも大切です。
▼ すでに症状がある場合には
作業中であれ寝ているときであれ、ともかく ふと気づいたら下の動作をしてください。
腕はだらりと伸ばした状態で 肘の内側を外側に向けて 腕全体を外側に開く・肩も外側に開くようにする。
肩関節は、マウスを使っているときには、前側にねじれたようになっています。 前側だけが緊張した状態なので、そこを緩める形を作ってあげると簡単に緩めることができます。
いずれも症状が軽いうちならすぐに戻りますが、痛みが出たり高年齢ほど治りは遅くなります。
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