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私がスコットランドをちょうど離れる頃は、以前からだいぶもめていた「公共の場での禁煙法」がスタートした時でした。
つまりは、レストランやパブなど公共の場ではすべてのお店でタバコを吸ったら本人もその店などの経営者も罰せられる法律が始まった頃だったのです。スコットランドより前にすでにアイルランドではこの法律がスタートしていたのですが、イギリス(イングランド)先駆けての開始には賛否両論いろいろあったものでした。ご想像に堅くなく、喫煙者には愛飲家が多く、特にスコットランドでパブと言えば第2の家のようなもの。多くのパブの経営者は禁煙を余儀なくされることで客足が遠のくのではないかとはらはら。今までのように「分煙」にすればよく、禁煙にするほどでもないという意見も。
それから1年経ったのですね。公共の場での喫煙禁止法によってどうなったのか注目される中、こんなニュースが。

これは予想外といえば予想外。なかなか喫煙効果を数字に出して示す事が難しく、それによって禁煙を進めるのも難しかったんですが、こうやってはっきりと事実として示すことができて、がんばったかいがありましたね。心配されていた客足が遠のく→パブの収益がさがるといった悪影響もなかったようですよ。
タバコ=肺癌、という考えしかない愛煙家達にも、ここで警告。実際は肺癌だけでなく心臓なのですね。特に受動喫煙を強いられる友人、家族、お店のスタッフのことを考えると結局被害を被ってるのは吸っているひとの周りの人達。
そんなふうに考えると、タバコを吸っている人の隣にいるだけで、そのひとに’がつんがつん’と暴力をふるわれているのと同じ事なんではないでしょうか。殴られるよりも深くかつ決定的に、副流煙は心臓や肺を傷つけているのでしょう。
体に害がある、って言われてもなかなかやめられない愛煙家でも、こうやって周りに誰も吸っているひとがいなければ、peer pressureと呼ばれるコミュニケーション手段のためのタバコというプレッシャーもないですから、タバコを何となく誘われて吸ってしまうという状態は防げるので、歓迎すべきことなのでは? 結局、愛煙家の人々だって、タバコのない空気は好きなはず...かな。
皆さん、ご存知かどうか、医療関係者には喫煙者が多いです。喫煙の習慣が仲間同士で広まるからでしょうか。それとも、仕事が「やってられないわよね!」状態だからでしょうか(冗談♪)
スコットランドはイギリス大英帝国の北、陸続きではあるものの、地形が異なり、山の多い寒い地域で、その広さや人口は北海道と似通っていたりするのです。北海道でも本州に先駆けて、「北海道内、公共の場での全ての喫煙を禁止」するなんて、カッコイイと思うのですが、いかがでしょう?
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