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2007年04月11日 頸椎椎間板ヘルニア

北海道脊椎疾患研究会というものに参加してきました。北海道大学の臨床大講堂。煩雑な医学部の独特な雰囲気が懐かしかったですが、北大はでっかいですねー。

そこで今日ご紹介したいのは一般演題に出されていた
「頸椎症性頚随症の整形外科医の一例」

そして本人そのひとが演題発表されていて私はひそかにひとりで感銘を受けてました。

要するに、この整形外科医である先生は6年前に頚の痛みと右おやゆびのシビレ感で発症し、頸椎MRIでC3-4, 5-6の頸椎椎間板ヘルニアがあり、増悪、緩解を繰り返しながら仕事をそのまま続けてらっしゃったらしいのですが、反射の亢進や机の上のコインのつまみヒックリ返す動作がしづらい、字が速く書けない、歩くと両足のふくらはぎに重たい感じ、右手のシビレなどの症状が次々に現れ、特に仕事上手術で患者さんを縫合しなければいけないときに使う持針器というものをうまく操作できなくなって困られたのだそうです。

この先生の状態は一般的に脊椎の専門家の間で言われている手術適応の範疇にはいらない「手術は必要ない程度に悪い」状態に分類されているわけですが、多分いろんな迷いはあったことでしょうが、結局手術を受けられ、手指のシビレは残っているものの、その他の症状は改善されたということです。

「いつ、どのタイミングで」「手術適応をどうするのか」という話でよいディスカッションを拝聴することもできました。結局、患者さんには「手術は必要ない」と言っていてもほんとに「必要ない」といえるのかどうか。

頸椎ヘルニアについてはウエブでググルとまず2chが出て来て、

のような「頸椎椎間板ヘルニア」に対する不安、「手術」に対する不安、いろんな悩みの数々です。とっても読み切れませんがほんとうにたくさんのひとが悩んでいてその悩みを整形外科医に相談することが出来ずにこういう2chのようなサイトで相談しているんですよね。ちょうど客観性と主観性の間にたったようなある整形外科医の1例はほんとに貴重でこういった悩んでいる患者さんに一筋の希望を与えてくれるのではないかと思いました。。。

投稿者 ninotchka : 2007年04月11日 12:13
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コメント

頸椎椎間板ヘルニア の検索からたどり着き、拝見いたしました。

過去の文章ではありましたが、こういう考えのDr.が居て下さるのだな…と、大変嬉しかったです。


私も頸椎椎間板ヘルニアの診断を受け、昨年末に手術を行いました。

今まで入院などしたことはありませんでしたし、ましてや手術なんて初めての経験でした。

症状はお話の中にありました整形外科の先生の症状に、とても酷似しています。

右手 特に親指付近の痺れ、筋力低下、めまい、頭痛など。

約10年程前から症状があったものの、頸椎椎間板ヘルニアだと知り治療を始めたのは、三年程度です。


物を掴むことが辛い。
文字が書きにくい。
お箸を動かすのが辛い。
蹴躓きやすい。


当初は手術は必要ないと言われ、薬による治療が中心でしたが…日常生活で今まで出来たことも徐々に出来なくなりました。


職場で倒れることもあり、周囲に迷惑をかけてしまいました。

それでも手術は必要ないと。

自分の体力や体に対する自信は、全くと言ってよい程無くなりました。

周囲は『手術すれば治るのでしょう?』と、簡単に言います。

必要ない 100%の完治を保証するものではない と医師が言っているのに、それでも手術を望む患者が、果たして居るのでしょうか?


幸いにも術後症状は緩和し、めまいや痺れなどはほとんど無くなりました。

以前は…
このまま腕が動かなくなるのではないか。
動かなくなれば、辛さを周りも分かってくれるのだろうか…そんな事を、よく考えていました。

たった1日でいいから、以前のように自由に動く体を取り戻したい と泣いた日も少なくありません。


難しい病気なのだとは思いますが、オペのタイミングがもう少し早かったなら…と、思ってしまいます。


患者自身の生活に即した治療方法を、もっと医師には積極的に提示して頂きたいです。

投稿者 あきさん : 2007年09月06日 05:50

>あきさん
コメントどうもありがとうございます。エントリーにして良かったです。
手術のタイミングは非常に難しいと思います、また、手術をしても患者さんに「喜んでもらえる」という状態に10人中10人がならないこともあるのです。それでも、おっしゃるとおり、「もう痛みとつきあっていくしかないでしょう」という前に、できることの可能性をもっと話し合っていくこと、だいじだと思います。

投稿者 にのちかさん : 2007年09月08日 20:35



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誠に申し訳ありませんが個別の治療相談は行っておりません。
詳しくは「ご利用上の注意」をご覧ください。

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