|
金曜日に札幌で開催された第7回北海道手の外科末梢神経セミナーに行ってきました。昔はセミナーに行くと眠くなってしまってどうしようもない時があったのですが最近はセミナーで人の話を聞くのが楽しいということにふと気づきました... 多分、イギリスで英語で授業を聞くことばっかりだったので神経集中度がものすごく入り要だった5年間から、一転して日本語で聞けるということかも。
いや〜、それで集中力が持続するようになったとしたらボーナスです。
最初のセミナーは日本で屈指の野球肘の先生、横浜南共済病院の山崎哲也先生でした。野球肘って野球の投手に多い肘の障害ですが、リトルリーグの子供にも多く見られます。
治療の第1は投球するところを正面、横、後ろの3方向からビデオで撮影して投球方法の解析をし、間違った投球方法を直すことからはじめられるのだそうです。
投球動作のフォームの重要性についてはDVDにもなっているようで
こんなものもウエブで見つけました。
.
.

.
.
ケガをしない、させない投球フォームは大事なんですね
最近はどこのご家庭でもビデオカメラがあるようですから
お子さんの投球するところを撮って肩の位置、肘の位置、膝の曲がり方などプロと比べてみるのもいいかもしれません。
このセミナーの中で離断性骨軟骨炎

(肘の病態があまりに進んでしまって
肘の骨の軟骨が剥がれて
壊死という死んだ状態になっているもの)
にはモザイクプラスティーがいいという話も出ていました
このモザイクプラスティー (Mosaicplasty)。
軟骨をモザイクみたいに他の場所からをくりぬいてきて
悪くなっているところに移植する方法ですがかなり新しい技術でもあります。
その方法が英語でのっていたので写真をみるだけでも面白いので見てみてください。

こちらからクリック
: : : : :
その他『滑膜』という関節の中の膜がインピンジメント(弾発性肘障害)といって関節の間に挟み込まれているだけで痛みがでているのなら、関節の中に局所麻酔剤を注入してみて痛みがよくなるかどうかのテストもできるというお話もあり、いろんな診断や治療の方法をみてくることができて興味深いセミナーでした。
山崎哲也先生はプロ野球選手も検診から治療までたくさんみてきていらっしゃるということで、プロとなると大変なご苦労もあるのでしょうが、日本で一番トップを走るそういった先生が日常どうやって診察や治療をしているのか、その上限というものを見てみるということが今の私にとっても、大事なことだったりします。
|