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2007年03月05日 人工膝関節手術の進歩

日本だけでなく世界レベルで「最新」
膝の人工関節の紹介をしましょう

「最新」というのはいろんな試験的な経過をたどってきて
現在10年間の結果がでてきている、という「新しさ」です
単顆置換型人工膝関節(Uni-compartmental knee Arthroplasty)といって
それまでの全部の膝を取り替える人工膝関節置換術 (Total knee Arthroplasty)に一考察し、半分だけ取り替えたったいいのじゃないかと生まれたものです

私がイギリスで撮って来たレントゲンをお見せします

まず手術前の膝のレントゲンは

右膝の内側の関節が外側の関節に比べてよりひどく
関節の間が狭くなっているのがわかりますか?

摩耗してしまった内側部分の骨を削って
金属の表面をつける手術を「部分的に」やるのです
正面からみたところ

横からみたところ


手術をする際にも傷が小さくてすむため、術後が全置換に比べると楽で
早く退院もできるし、リハビリもあまりつらくないと報告されています
またもし手術後、人工関節の問題である「関節が緩んで来た場合」でも全置換に取り替える手術ができるので一大事にならないですむので、手術する側も、される側も安心感が違いますね

実際、イギリスで研修医をしていたときに何人もこの手術を受けた患者さんの受け持ちをしましたが、明らかに全置換術の患者さんより手術後が楽そうでした。残念ながら私の目で手術してから「10年たった」という患者さんをみることはなかったのですが、そういった報告がきちんと世界各地で次々に報告されています。

日本人は「モノ」をより小さく効率よく変える名人ですから
日本からももっともっと小さくて効率のよい関節がでてくるかもしれませんね

投稿者 ninotchka : 2007年03月05日 11:50
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