最初に院内の定期検診で尿酸値が高いといわれたのは50代の前半である。別に痛風の経験は無いのでそのままにしておいたが、次の年にも同じ指摘を受けた。
尿酸値が高い場合、プリン体が多いビールは駄目だという話しは聞いていたが、若い頃飲んでいたビールが、年とともに飲めなくなり、専ら日本酒と付き合っていたので、ビールは駄目だというのは何等痛痒を感じなかったが、日本酒もまずいんじゃないかという意見があり、それなら焼酎のお湯割りにしようということになった。
焼酎のお湯割りなら、同時に水分の摂取も出来て、将に一石二鳥ではないかということで、飲むときは、専ら焼酎を飲むことにしていた。
しかし、徐々に血中尿酸値は高値を示すようになり、尿酸排泄促進剤を服むことになったが、薬を服んでいさえすれば、簡単に尿酸値は下がり、痛風発作に見舞われることもなかった。いわゆる無症候性高尿酸血症である。
病院を退職後、患者として通院することが面倒で、薬の服用を中断し、別に痛風発作が出ることもなかったので、そのまま放置していたが、定期健診で尿酸値が12を示し、治療を要するという検診医の指摘を受け、受診すべきを病院の紹介をされてしまった。
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