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感染性胃腸炎が流行している。
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/gastro/index.html
私が先週診た患者さんでも
6人に下痢、腹痛、嘔吐、発熱、倦怠感など
感染性胃腸炎の症状があり、
よく聞いてみると6人中5人はかきを食べていた。
ノロウイルスによる感染性胃腸炎である。
症状から感染性胃腸炎と考え、患者さんに
「何かあたるようなものを食べていませんか?」
と尋ねても、
「昨日の夜は生ものは食べていないし。」
など心当たりはないと答えることがおおい。
「一昨日の夕食にかきとか食べていませんか?」
と私から追い打ちをかけると
「そういえば、かきは食べたけれどもフライだったから」
と答えた人が3人。後の2人は生ガキであった。
患者本人は症状があっても食中毒とは考えていなかった。
また、食中毒の可能性がないかと尋ねても
せいぜい昨日の夜を思い浮かべるだけのことが多い。
ノロウイルスによる感染症状は、
感染24-48時間後に腸内でウイルスが増殖してからでてくる。
一昨日の食事が見落とされやすく、
一昨日の食事をきくことがポイントだ。
中でもかきフライは特に危険だ。
生かきは無菌とした生食用を食べるが
かきフライは通常加熱調理用がつかわれる。
美味しく食べようと思うと、中身が十分加熱されていない場合が多い。
日本人の食中毒の発生件数のトップがノロウイルスである。
しかも、それは12月から3月にかけておおい。
2枚貝からの感染である。
この時期の大人の下痢では圧倒的にかきが多い。
生食用といえどもノロウイルスがないと保証されているわけではない。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/kaki/kaki01.html
かきを食べるときには中ることを覚悟した上で食べた方がよい。
大事なことがある前にはかきを食べないこと。
あるいは加熱を十分にすることが大切だ。
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