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2010年01月18日 大学入試における看護学部や福祉系学部の人気が心配

 不況の世の中を反映してか、今年の大学入試では看護学部や医療福祉系の学部で受験生が増えているというニュースが報道された。看護医療学部の教員としては歓迎すべきことのようであるが、実は私は危惧している。

昨日、昨年卒業したゼミの学生の集まりがあった。職場に入り1年になろうとしているが全員仕事がきついとこぼしていた。勤務から変えるとヘトヘトで何もする気がおきないと。スピリチュアルケアなんて、ゼミでは勉強してみたが、現場にいるととてもそれどころではないと。

実際、看護に限らずの医療現場では、時間的にも精神的にも過酷な勤務状態で、ほとんどの職員が過労気味である。そして、看護師は新人の約16%が1年以内に離職するなど、その離職率の高さが問題となっている。

看護学部であれば就職の心配がいらないからと安易な気持ちで入学してくれば、まず、入学後の授業の大変さに驚くだろうし、卒業後の仕事の過酷さに嫌になってしまうかもしれない。現場での知識と技術の要求されるレベルはますます高くなり、患者からのクレームも多くなっている。そんな中で仕事を続けていくには、しっかりとした目的意識をもつことが必要だろう。

投稿者 katos : 2010年01月18日 11:16
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