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2005年06月16日 健康医学講座 その1  基準値とは ②

検査をすると気になる基準値ですが、今は正常値とは言いません。それはなぜに答える第2話に入ります。

また、上記の方法で正常値を求めると、世の中全体が食生活の変化のため高脂血症に向かっている時には、コレステロールの正常値の範囲は毎年上がってしまうことになります。実は社会全体が病んでいるため、コレステロールは高い値でも正常値となってしまうという場合も生じます。

このような検査項目では、健康と思われる人の95%の範囲内ということではなくて、死亡率や病気の発症する率をだし、それ以上だとその率が急激に高くなる値などから基準値が決められます。
コレステロールの基準値を220としたからといって、コレステロール値が218の人と223の人では、死亡率にほとんど差がないことはいうまでもありません。

ところが、これを知ると、昨年は正常だったのに今年は異常になってしまったと、急に心配し始めるのです。

 さて、死亡率の変化も階段状に急激に変化するものでもありませんから、どこで線を引くかがここでは問題になります。

つづく

投稿者 katos : 2005年06月16日 05:32
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