人は自分の経験から想像力の羽を伸ばすことができる。
そこから、優しさや思いやりが芽生えることがある。
それがたとえ苦しい経験であったとしても。
最近そんなことを、ふと考えます。
心の病気を色々と持った女の子を知っています。
いつも死にたいという気持ちと、生きたいという気持ちと戦っています。
病気に負けてたまるものかと言いながら、葛藤を続けています。
つい先日、その子が友達とはしゃいでお酒を飲みすぎて、体調をひどく崩しました。
で、その子が言ったのです。
今までどこかで心の病気よりも、身体の病気の方が楽だと考えていた。
でも、たった数日間でこんなに苦しかった。
こんな身体の苦しさが毎日続いていつ治るかもわからない、死に繋がる病気かもわからない。
そう思ったら、涙が出てきた。
自分は何もわかっていなかった。
馬鹿だったと。
お酒の飲みすぎで体調を崩しただけで、その子には身体の病気の人のことを思う気持ちが生まれたのです。
苦しいからこそ、他の人の苦しさも、実際には分からずとも想像する。
そして手を繋ぎ、共に泣き、共に笑う。
他の人の苦しみは誰にも肩代わりすることができません。
しかし、苦しみが、痛みが、人同士を結び付けることもあります。
そこから今日を生きる力が、生まれることもあると、私は思っています。
そして、MELITがそんな出会いの場のひとつとなれればなと願っています。
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