最近、とある病院で「患者様へ」というポスターを見かけました。
その病院では「患者様」で呼び方を統一しているようです。
気を付けてみれば「患者様」という表現は他でも見かけます。
高い健康保険料金を毎月支払い、さらに診察代を支払っている患者は「お客様」。医療者はお金をもらってサービスを提供する側。そう考えれば「患者様」という表現になるのかと思いましたが、どうも違和感を拭えませんでした。
さらに、「患者様」と呼ばれた病院で受けた対応のお粗末さには、ゲッソリしました。
と思って「患者様」でネットを検索すると、なんとMELITで執筆されている古泉さんの「『患者様』は究極の尊敬語か?」がトップに。(笑)厚生労働省の「医療サービス向上委員会」の指示が変に伝わったようですね。
古泉さんのお言葉ではないですが、呼び方よりも、やはり患者中心の医療という内容の問題解決と意識改革の方が先でしょう。
なんと呼ばれようとも、医療者が「~してやっている」、患者が「~していただいている」という意識が根強いのではないでしょうか。そうではなく、対等な立場の人間として語り合えるような空間こそ必要とされているのではないでしょうか。医療という生命の預かる職業に携わり、日夜働いておられる方々に敬意を表しますが、それでもやはり人間としてどちらが優れており、どちらが劣っている、どちらが強い、どちらが弱い、ということがあってはならないと思うのです。
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