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  2006/05/31 ひとりの時間

とあるドキュメンタリーの本を読んでいたら、患者さんが午前3時頃一番心が不安になると訴える場面がありました。
その時誰も起きていないので、たまらなくなるとナースコールをしてしまうと。
病院ならナースコールもできるかもしれませんが、家族がいても寝静まっている時間。
家族もなくひとりでいる時間。
真夜中、明け方、夕暮れ時。
人によって違うかもしれませんが、長い闘病生活では、ふと心弱る時間帯もあるかもしれません。
そんな時、みなさんはどうされていらしゃいますでしょうか。

私はよくパソコンを起動して、ネットの向こうの誰かの声を聞きます。
そして誰かと心の中で対話します。あるいはブログにコメントを付けて歩きます。
24時間いつでもネットの向こうに誰かがいる。
リアルで触れ合えないけれど誰かがいる。
それだけで少し心温まるものがあります。
デジタルの文字列は冷たいようですが、その向こうにいるのはみな血の通った人間なんですから。
共に悲しみ、共に喜ぶ人間なんですから。

投稿者 yuko : 23:56 | コメント (3) | トラックバック (0)
  2006/05/19 患者様と呼ばれて

最近、とある病院で「患者様へ」というポスターを見かけました。
その病院では「患者様」で呼び方を統一しているようです。
気を付けてみれば「患者様」という表現は他でも見かけます。

高い健康保険料金を毎月支払い、さらに診察代を支払っている患者は「お客様」。医療者はお金をもらってサービスを提供する側。そう考えれば「患者様」という表現になるのかと思いましたが、どうも違和感を拭えませんでした。
さらに、「患者様」と呼ばれた病院で受けた対応のお粗末さには、ゲッソリしました。
と思って「患者様」でネットを検索すると、なんとMELITで執筆されている古泉さんの「『患者様』は究極の尊敬語か?」がトップに。(笑)厚生労働省の「医療サービス向上委員会」の指示が変に伝わったようですね。

古泉さんのお言葉ではないですが、呼び方よりも、やはり患者中心の医療という内容の問題解決と意識改革の方が先でしょう。

なんと呼ばれようとも、医療者が「~してやっている」、患者が「~していただいている」という意識が根強いのではないでしょうか。そうではなく、対等な立場の人間として語り合えるような空間こそ必要とされているのではないでしょうか。医療という生命の預かる職業に携わり、日夜働いておられる方々に敬意を表しますが、それでもやはり人間としてどちらが優れており、どちらが劣っている、どちらが強い、どちらが弱い、ということがあってはならないと思うのです。

投稿者 yuko : 22:35 | コメント (0) | トラックバック (1)
  2006/05/09 ひとりぼっちじゃない

病気になると、どうしても自分の病気のことに頭が行きます。
簡単に治る病気だったら良いのですが、治らない病気もたくさんあります。
先に光が見えなくなってしまいます。
ポツンと自分だけが暗闇に取り残されたような気持ちになることもあると思います。

でも世界にただ一人だけの病気というのは、ほとんどないのではないでしょうか。
同じ病気になって人生を送った人が他にもいるはずです。
この道は誰かが通って来た道。
前にも後ろにも通る人がいる道。
そう考えれば、その道をたどって、また歩くことができるのではないでしょうか。
苦しいのも辛いのも、決してあなたひとりではないのですから。

そしてそんな道を照らす道案内のひとつにMELITが育てばなと思っています。

投稿者 yuko : 01:16 | コメント (2) | トラックバック (0)

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