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2005年08月15日 インターフェロン治療と発熱

インターフェロン治療といえば、投与すればなんからの副作用が出ることが知られています。おそらく治療する人が一番体験するであろう副作用が、「発熱」です。
特に、これまでインターフェロンを投与した経験が無い場合や、長い間投与が無かったあとの第一回目の薬物投与のときは、ほとんどの方々が38℃を超えるような発熱を体験すると聞いています。私のときも同じような体験をしました。
ところが、インターフェロンによる発熱は、よく「体が慣れてくる」という表現で、回数をこなすと発熱が出にくくなるともよく言われています。さて、本当でしょうか。
今回は、私「藤居芳生」が実験台となって、インターフェロン投与と体温の推移を測ってみました。治療開始時と、治療中盤(48週のうち31週週目)のデータです。
注意:これは、私に起こったことのデータであって、治療一般を示すものではありません。あくまでも参考に。

私の薬物投与の条件は、体重64kg、ペグインターフェロン(シェリング・プラウウ社ペグイントロン皮下注用100μg)0.5ml(100μg分)注射、リバビリン(シェリング・プラウ社レベトールカプセル)朝2錠夜2錠、です。
体温はわきの温度を(若干精度に問題があるといわれている)予測型デジタル体温計で測ったものです。測定は、ペグインターフェロン注射の第1回目、第2回目、第31回目のとき、注射したその瞬間とその後から1時間ごとに、睡眠をはさんで2日分行いました。
表の中の、枠内の色が赤いのは体温37.5℃以上のとき、黄色いのは鎮痛解熱剤(ボルタレン座薬)を使ったときを示します。

時間 1回目 2回目 31回目
0 37.1 36.8 36.6
1 36.9 36.7 36.8
2 36.7 36.4 36.8
3 36.7 36.7 36.7
4 37.0 36.6 36.7
5 37.6 36.8 36.7
6 37.1 36.6 37.0
7 38.2 36.8 37.1
8 37.8 36.9 36.9
9 37.6 36.4 36.8
10 37.3 37.1 37.0
11 37.1 37.0 37.2
21 37.3 36.9 36.9
22 37.5 36.4 37.4
23 37.7 36.6 36.8
24 37.8 36.7 37.4
25 37.6 36.6 37.3
26 37.1 36.8 37.1
27 37.3 36.5 37.1
28 36.8 36.8 37.4
29 36.5 37.3 37.4
30 36.6 37.2 37.5
31 36.8 36.7 38.0
32 37.1 36.7 37.7
33 37.0 36.9 37.8
34 36.9 37.2 37.7
35 37.1 37.2 37.7
36 36.9 37.0 37.6

どうでしょうか。確かに一度目の投与では発熱が見られます。このとき38℃を超えましたが、さすがに寒気で体の震えが止まらなくなります。解熱剤を使うと、汗がどっと出てきますが、体が楽になります。

二度目はどうでしょうか。もう、37.5℃以上の発熱は見られません。たしかに一度目より二度目の注射のほうが相当楽だったことを覚えています。

さて、随分治療が進んで、今回測定した31回目の注射はどうでしょう。
注射してすぐには平熱が続きます。その後丸一日ぐらい経ってから発熱が出てきています。結局30時間後から37.5℃以上の発熱が続きます。このあと眠るわけですが、おきると平熱に戻りました。そして肌にずっと違和感(寒気のようでちょっと違う、緊張感のようなもの)が残り、関節痛も続きました。
幸か不幸か、この結果は興味深いです。実は普段の注射では、このように発熱することなく丸二日が過ぎていくことも多いのです。でも4度に一回ぐらいでしょうか、このように発熱することもあり、こういうのは突然でてきますので、ちょっとびっくりします。

また、ペグ-インターフェロンの特徴でしょうか、注射したあとすぐに発熱が出てきません。ペグ化されていないインターフェロンの場合はもっと違う熱のでかたとなると思います。
あ、ペグインターフェロンとペグ化されていないインターフェロンの違いは、別の機会で説明を引っ張ってくることにします。ここではペグ化されていないインターフェロンに比べて、ペグインターフェロンのほうがゆっくり作用が始まって、作用が長く続くといわれている、ということだけ書いておきます。

投稿者 fujiiyoshio : 2005年08月15日 23:43
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コメント

 私もインターフェロン治療を受けていた時、発熱のデータを取ったことがあります。
 私の場合は、B型肝炎(治療期間が短かった)で、それも今から10年以上も前のことですから、皆さんの参考にはならないと思います。

 計8クール(回)治療を受けました。
 フエロンは静脈注射(連日)、発熱までの時間はイントロンA(筋肉注射)よりも早かったようです。
 熱が上がりは始めるころを狙って、解熱剤の座薬を挿入するようにしていました。フエロンのときは、注射開始後1時間半。イントロンの時は3時間後というように。
 3回目の治療の時は、解熱剤を使わずに治療を受けるとどうなるか、実験してみました。フエロンでした。
1日目は40度台、3日目には8度台、4日目には7度台となり、その後も7度台で推移していたようです。
 以後の治療は、よほどしんどいことがない限り、解熱剤は使わずに過ごしました。
 当時は、B型肝炎にタイする保険適用は、1クール28本まで。短期間の治療でしたからそんなことが出来たのだと思います。
 いまは、B型でも6か月投与も保険適用になっています。長期の場合に、解熱剤を使用しないでいけたのかどうかわかりません。
 というより、49歳の時のインターフェロン治療では、しんどくて動けなくなってしまい。その後のインターフェロン治療は、敬遠しております。50歳を過ぎるとALT値も上昇せず、受ける機会もありませんが。

投稿者 sinさん : 2005年08月16日 11:02

31回目久しぶりにすごいなぁ。わたしもやっぱり翌日がきつい。火組なので、水曜日ですね。わたしの場合も、37度後半ですね。37.5度まではなんとか冷えピタシートでしのぎます。いただいている薬がナパ剤とい薬なので、基本は、38度以上で飲むことになっていますが、やはり、37.8度ぐらいでわたしはギブアップです。でも、飲んでも下がらないときもある。もう、30週を越えているのになぁ・・・。

投稿者 CXQ02002さん : 2005年08月16日 22:02

藤居さん,データをありがとうございます。これから治療を始める者にとって具体的な数字はとても参考になります。インフルエンザのような症状とよく聞きますがそれがどの程度なのかしら?と思っていました。風邪で発熱をした時には折角高熱をだしてウイルスを攻撃しているのだからむやみに解熱しないようにというのが常識ですが,インターフェロン治療の時には違うのですね。私もできれば細かなデータを出せるように心がけます。

投稿者 chokobananaさん : 2005年08月19日 11:51

 chokobananaさん、B型肝炎患者です。
>風邪で発熱をした時には折角高熱をだしてウイルスを攻撃
>しているのだからむやみに解熱しないようにというの
>が常識ですが,

 私もそう思っていました。B型肝炎でのインターフェロン治療の時に、我慢できる熱は我慢しようと思って、初期の高熱が出たときに、解熱剤を使わないで過ごすようにしていました。
 看護師さんからは、バカなことはしないでくださいと注意を受けたこともありました。

 このあたりのことはどうなのでしょうか。
 

投稿者 sinさん : 2005年08月20日 09:14

いま、32回目の注射を打ってきました。今から職場に行くんですけど、、、。
chokobananaさん、sinさん、よく言われていますよね、「発熱はウィルスを増やさないために仕込んである体の機能だ」と。でも、お医者さんは違った意見をお持ちのようですよ。
たとえば、治療に入る前に担当の薬剤師さんが言うには、「それは関係ない、ウィルスが体内に入るとインターフェロンでいろいろな体の機能のスイッチが入るとき、たまたま発熱するだけ。発熱を抑えても、抗ウィルス作用が減るわけじゃないので、我慢しないで解熱剤を使いなさい!」というアドバイスでした。

お医者さんのご意見、伺いたいですね。

投稿者 藤居芳生さん : 2005年08月20日 10:06

 以前働いていたころ、インターフェロンの副作用の発熱はとても複雑で、個々で根拠も異なりなぜ熱が出るのかと聞かれたとき、それだけ身体にとって強いお薬のようですとしか私は答えられませんでした。
 ほとんど忘れかけてるのですが、血液の血球数とか血小板の値も変化しますし脱毛する方もいます。看護師の知識ではとうてい患者さんに納得のいく説明はできないので、主治医に尋ねるように伝えてました。ですからウイルスをやっつけてるとは言えませんでした。
 医師もですが薬剤師さんや生理病理学専門のかたに尋ねられる所があると理解しやすいのではないかと思います。

 あまり発熱を放っていると、生理的に身体の代謝が異常になり多くの器官に障害が起きますます体力や抵抗力を消耗させ返って良くないので、医師の指導の元に身体を冷やしながら、解熱剤の投与はしていました。

投稿者 昼行灯さん : 2005年08月20日 17:26

ちょっと混乱があるようですね
風邪や通常の感染症とIFNの発熱は原因が違いますよね
前者は生体反応として、ウイルスを排除するための発熱
後者は強制的にインターフェロンを投入することによる発熱で、肝炎ウイルス由来のものではありません
もし肝炎ウイルスが熱に弱いとすると(私はその辺は解りませんが)例えば母子感染のとき、はしかや水疱瘡で高熱を出しますが、それで肝炎ウイルスはいなくなるでしょうか?
私はイントロン&レベトール併用治療時、初日は約40度、週3になってもほぼ毎日38.5分の発熱がありましたが治療終了後3ヶ月(正確には2ヶ月目で定性±の結果)でしっかり再燃しましたから熱で肝炎ウイルスをやっつけられるとは思えません
それよりちゃんと解熱剤で対処した方がQOLは上がると思いますよ
私も初日に解熱剤を飲まないで、どんな感じか実験したばか者ですが(笑)

投稿者 sasadonさん : 2005年08月21日 00:33

さすがに最初のインターフェロン注射のときは、解熱剤を使いましたが、私はあまり薬を使いたくないと思っているほうです。
熱とウィルスというのはあまり考えたこと無くて、あまり薬に精神的依存をしたくないというのが一つ、座薬を使うとおなかがゆるくなる気がするのがもう一つです。

投稿者 藤居芳生さん : 2005年08月22日 22:10

 ウイルス感染すると体内でインターフェロンが産生され発熱するようです。
 2年半ほど前の年末、インフルエンザにかかり、40度くらいの熱が出ました。休日診療所に行きましたが時既に遅く、インフルエンザの薬を投与する時機は失したとのことで、処方して貰えませんでした。
 29日から1月3日まで高熱(39〜40.2度)でうなされながら、2階の自室の寝間にこもっていました。
 これが幸いしたのかどうか分かりませんが、11月の血液検査で90位あったGPT値は、1月の検査で20に下がり、以後標準値前後を推移しています。主治医は、冗談ぽく「インターフェロンの自己生産のおかげかな」と言っておりました。

 抗ウイルス効果と発熱との関係が話題になっておりますが、医家向け解説書「C型肝炎Q&A」(医薬ジャーナル社刊、飯野四郎氏著、05年7月発行)の「Q31 IFNの副作用の対処法はどうするのか?」では、解熱鎮痛剤について、積極的な使用をすすめる記述になっています。

 私の素人体験は参考になされない方が賢明です。

投稿者 sinさん : 2005年08月28日 00:07


私もペグインターフェロンとリバピリン併用療法の初日は、39度2分の高熱が出て、座薬が使われました。
 風邪引いた時には、発熱が風邪のウイルスと戦ってくれているから、むやみに薬で熱を下げないで、水枕を抱えたり、水分補給してと聞いた事があったので、ペグとリバ併用での発熱の場合でも、熱がC型肝炎ウイルスをやっつけてくれていると思っていた時期がありました。
熱が出ても、先生や看護師さんからロキソニンを飲んでねと言われてもウイルスと戦わせるから飲まないほうが良いと勝手に決め付けていました。しかし、先生に「ロキソニンを飲んで熱を下げると治療の効き目がなくなりますか?」とお聞きしたところ、「それはない」とのことでした。我慢しないでロキソニンを飲んでくださいとの事でした。やはり、勝手に考えないで、先生に聞いて良かったと思います。でないと、いまだに私は熱と節々痛で辛い思いをしていたと思います。

投稿者 ななこさん : 2005年08月29日 19:09

そうですか、皆さん基本的には解熱剤を使って楽になるように、と病院で指示されているみたいですね。

よし!安心して薬に頼っちゃいましょう。

投稿者 藤居芳生さん : 2005年09月02日 00:41

 そうですね。インターフェロンの治療を長期間続けるわけですから、その途中のだらだらした発熱でしんどいときは、お薬も大事でしょうね。

投稿者 sinさん : 2005年09月04日 08:42

今週、48週間のペグ+レベトール治療が終わりました。早い内にウィルスが−になったからでしょう。この一年間、だるさと貧血から仕事を休まなければならなかったのは残念でしたが良かったです。一年間、発熱と関節痛で悩まされ、ロキソニンを服用していました。でもC型肝炎治療を終えたからと油断はいけません。薬を飲むのに食事をして、寝る毎日だったので今度はコレステロールで引っ掛かりました。
私はもともと、躁うつをもっていたので、うつは慣れていましたが脱毛には悩まされました。あと便秘薬は毎回飲んでいます。
みなさんも頑張って下さいね。

投稿者 赤川さんさん : 2008年03月20日 17:39



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