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・藤居芳生さん
(C型肝炎)

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2005年07月31日 藤居芳生は、なぜ肝炎治療をはじめたのか。

なぜ、私やC型肝炎の患者さん達は、あまり自覚症状の無いうちから、お医者さんに肝炎治療をを受けることをすすめられてるのでしょうか。
おっと!そんなことは、加藤センセの肝臓病教室でばっちり教わることができますね。その資料が、MELIT内にあります。
病気解説 慢性肝炎とその治療

ってので終わったら、MELITの「患者の声」の意味も無いですから、こうしましょう。
「C型肝炎患者である藤居芳生が、なぜ治療をはじめる決断をしたのか。」


まず、C型肝炎ウィルス(HCV)による慢性肝炎は、なぜ起こるのでしょうか。それは、HCVを排除しようとする私の免疫作用が、肝臓の細胞を少しずつ壊していくからです。
免疫作用は、いろんな仕組みで異物を排除しようとします。たとえば、ウィルスのような異物を丸ごと食べて、もろとも自殺しちゃう免疫細胞があります。肝臓細胞にウィルスがいたら、そいつは肝臓細胞ごと丁寧に食べちゃって、もろともぶっ壊してくれます。もちろん肝臓細胞はある程度再生されていきますし、それでウィルスが全部いなくなれば自然に治っちゃうはずです。実際ご自分の免疫作用だけでウィルスを排除できた方がいらっしゃるようです。
でも、私の場合、こうやって肝臓細胞ごとウィルスを壊す作用よりも、ウィルスが増えていく方が速く、いつまでたってもウィルスが排除されてませんでした。こうして、肝臓細胞が壊れる作用が続くこと、すなわち肝臓の炎症が続くこと、これが私の体の中で起きていた慢性肝炎です。

それでは、このままC型肝炎ウィルスが原因の慢性肝炎の状態が続くと、何が起こるとお医者さんに脅されたのでしょうか(笑。
A.そのままにしておくと、長い時間(10年とか20年)をかけて、肝硬変になるかもしれない。肝硬変になったら少しずつ体調が崩れだし、合併症も出てくるし、肝臓がんになる可能性が急激に増える。
B.ウィルス性慢性肝炎の状態で、すでに肝臓がんになる可能性がわずかながらにある。
C.そのままでも、長い間特に何も変わりなく生活できるかもしれなくて、先に他の原因、たとえば交通事故等で死んだりひょっとすると他の病気で死んじゃうかもしれない。
おそらく、C型の慢性肝炎が見つかった他の人も、同じようなこと、特にAのストーリーを説明されていると思います。
だから、お医者さんは「いつかは治療しなさい!」と。

一方で、慢性肝炎の自覚症状はあるのでしょうか、何か苦しいことがあるのでしょうか。
私の場合、全く自覚症状なし、なに不自由なく生活できていました。多くの慢性肝炎の患者さんも、同じでしょう。すぐに実害が出てきにくい病気です。
また、すぐに肝硬変になるわけではありません。いろいろな検査をして、それほど肝硬変に近づいていないことがわかれば、じたばたする必要は無いみたいです。
だから、お医者さんは「一年、二年、治療を遅らせたって、かまいませんよ!」とも。

C型肝炎は血液感染症です。他人に私の血液を触れさせるのは避ける必要があります。でも、まぁ、そんなシチュエーションはめったになく、普通に生活して他人に感染させることもほとんど無いわけです。
だとしても、感染性のある病原体を体内に宿しているという、気味の悪い一面もあるわけです。

積極的な治療を始めると、たとえばグリチルリチン製剤による肝炎を抑える治療にしても、インターフェロン製剤によるウィルスを減らす治療にしても、大体は病院に通って注射や点滴三昧、入院する可能性もあるわけで、普段の生活、仕事や家事に大きな影響があるわけです。

あら、、、
ひょっとして、治療しないって選択肢もアリなの?

藤居芳生が下した決断。
「こんな気持ち悪いもんそのまま飼っておくにゃいかんじゃろ。排除、排除。」
周りや職場のことなんか見向きもせず、ひょっとしたらこれ、話のタネに面白いかもなんて考えていたり、です。

私の灰色の脳みそは、とても貧しい思考回路で詰まっているようです。
(LSIの回路だとしたら、低遅延のすばらしい回路なんでしょうけどね、バグが無けりゃ。)

投稿者 fujiiyoshio : 2005年07月31日 02:08
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コメント

藤居さん、はじめまして。
気持ちの悪いもんは気持ちが悪いですが、注射も入院も点滴もやはり避けて通りたいと病院、医者慣れしていないと思ってしまいます。

で、その決断の後、実際に治療を重ねられて、今は率直なところどう思われますか。
治療が面倒か、やはり治療を始めてよかったのか。天秤にかけてやっぱりよかったですか?

投稿者 ゆりさん : 2005年08月10日 20:26

ゆりさん、こんにちは。
結論から言いますと、いまのところ、治療を始めると決めてからは「後悔させられるような事は一度も無い」です。
といっても、今は治療半ば、結論なんか出せないんですよ。その評価は、完治してからしたいと思います。

私はいろいろなしがらみの無い人生をたまたま送っていることもあり、天秤にかけるほどのことがあまり無いというのはあります。でも職場というしがらみだけはあるのですが、ここには随分根回ししましたので、「面倒」は多くないです。
私の場合、当分「治療優先」と覚悟してやっていますので、そういう視点からすると、仕事の方が「面倒」といえるのかもしれません(笑。

そもそも、癌になる確率を下げるために行う行為(についてまわるあれこれ)を「面倒」と考えるのは是か非か。「面倒」だからそれを無視できるかどうか、その判断基準は人それぞれですよね。

この治療にまつわる「面倒」なことは、ちゃんとした記事を書きます。ちょっとお待ちください。

投稿者 藤居芳生さん : 2005年08月11日 01:20

あら、、、
ひょっとして、治療しないって選択肢もアリなの?

この選択がアリだったのだと思います。特に高ウイルスの人にとっては。インターフェロン治療も10%以下の著効率でしたから。
私も積極的には、治療をすすめてきませんでした。

今は、リバビリンとPEGインターフェロンで50%著効率が得られますから、普通なら治療する方を選ばれるのではないかと思いますが。

投稿者 加藤眞三さん : 2005年08月11日 15:16



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誠に申し訳ありませんが個別の治療相談は行っておりません。
詳しくは「ご利用上の注意」をご覧ください。

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