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  2011年05月18日 尿膜管がん患者御遺族のガンパートナーさんの腫瘍マーカーに関する御見解(2011年5月)

 2011年第4回入院の17日目です。

スマイル
 出典:復興支援ポスター

 さて、当ブログに多くの情報を提供してくださった故とんぼーさんの御遺族のガンパートナーさんが、2011年5月8日のブログエントリー(記事)に対して腫瘍マーカー値及び抗がん剤投与間隔に関する御見解のメールを送ってくださいました。ちなみに、ガンパートナーさんは、2009年12月から日本癌学会会員(非医師)に就任されています。
 ガンパートナーさんから転載承諾を得たメールは、次のとおりです。

 ガンファイター 様

 ガンパートナーです。

 2011年5月8日付けのブログ拝見しました。今回も各マーカ値をグラフにプロットして傾向を見やすくしました。

 CA19―9およびCEAはこの処、同じ速度で増加傾向を示しています。2倍期(ダブリングタイム)は、それぞれ17~20日、22~25日となっています。

 今回CRP値を同じグラフ上にプロットしてみました。CA19―9、CEAの増加と似通った傾向を示しています。妻とんぼーの場合も同様な傾向がありました。

 ブログによると検査インターバルが1カ月のところを2週間に前倒して検査しているので、次回の検査(1カ月後?)時には減少するだろうとのこと、仮に、さらに2週間後の検査で、減少するとすれば、その間にピーク値を迎え、かなり急峻な減少傾向が現れることになります。期待したいですね。

 胆汁の漏れと腹痛、対処療法しかないのでしょうか?

 病状の改善されることを祈っています。

 2011年5月8日 ガンパートナー


腫瘍マーカーCA19-9及びCEAのグラフ(2011年5月6日)
画像の確認

☆★ガンパートーさんへ☆★

 腫瘍マーカー値に関する解釈及び抗がん剤投与間隔に関する御意見をメールで御送付くださりありがとうございます。
 いつも、腫瘍マーカーのグラフを素早く御送付くださり、ありがとうございます。

 ところで、私のブログエントリー(記事)の次の書き方が悪かったので、誤解されていると思われる個所があります。

 2011年4月26日のブログエントリー(記事)には、「主治医は、腫瘍マーカー数値が病勢を反映しているわけではなく、いつもは投薬後1か月間隔を空けて検査するところを2週間前倒して検査しているので、2週間後の再検査で下がる可能性もあると説明されました。」と書きましたが、上昇は続きます。

 上記の補足説明は、次のとおりです。

 本来であれば2011年4月11日の抗がん剤投与の薬効を調べる腫瘍マーカー検査は約1か月後の同年5月6日に受けるべきものでしたが、2週間前倒して同年4月26日に受けました。このとき、主治医は、本来であれば5月6日の腫瘍マーカー検査を2週間早めて受けたので、2011年4月4日と同月26日の腫瘍マーカー検査結果の伸び率は、同年5月6日には縮小している可能性があるという趣旨のことをおっしゃいました。
 したがって、2011年4月11日の抗がん剤投与の薬効を調べる腫瘍マーカーは、同年5月6日に終了しているので、追加検査はありません。
 誤解を生じないよう、2011年4月26日のブログエントリー(記事)を次のように修正しました。

 2011年4月26日のブログエントリー(記事)には、「主治医は、腫瘍マーカー数値が病勢を反映しているわけではなく、いつもは投薬後1か月間隔を空けて検査するところを2週間前倒して検査しているので、2週間後の再検査で下がる可能性もあると説明されました。」と書きましたが、腫瘍マーカーの伸び率は前半の2週間が約1.6~3.8倍に対し後半が約1.3倍と低くはなったものの、上昇は続きます。

 ところで、主治医の2011年4月11日の抗がん剤投与に関する評価は、薬剤耐性が生じ、効果はなし、腹膜播種が進行し、危険な状態です。
 確かに腫瘍マーカーの伸び率は約1.6~3.8倍から1.3倍になったものの、上昇は続き、腸閉塞になりかかっていること、及び腎臓機能が半分に低下したことにより、全身状態が良くなく、抗がん剤治療を続けることが難しそうな状態です。

 また、残念ですが、胆汁漏れと腹痛対策は、対処療法しかないようです。
 御健勝と御活躍をお祈り申し上げます。

 以上のメールをガンパーとーさんに送付すると、さらに次の返事をいただきました。

 ガンファイター 様

 ガンパートナーです。

 グラフを詳細に見ると、確かに、両マーカ値とも、増加の傾向が少し横ばい状になっているようにも見受けられます。(特にCA19―9値において)またCRP値は低下しています。

 このまま減少傾向を示すことを切に祈っております。

 2011年5月8日 ガパートナー

 ガンパートナーさんの腫瘍マーカー分析に重ねてお礼を申し上げます。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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 BCG(結核ワクチン)療法(その4)
 高い進行度(グレード)の腫瘍に関する懸念 - 長期リスク
 成功した局所BCG(結核ワクチン)療法によって膀胱を温存しているハイリスクの表在性膀胱腫瘍患者は、膀胱外の尿路上皮腫瘍が発現する増大したリスクがあります。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage173.htm

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投稿者 fight : 05:05 | コメント (0) | トラックバック (0)
  2011年04月28日 尿膜管がん患者御遺族のガンパートナーさんの抗がん剤投間隔に関する御見解(2011年4月)

 2011年第3回入院の38日目です。

 本日(2011年4月28日)午前中の退院予定で準備を進めていましたが、昨日(同月27日)に38度まで発熱したことから退院は微妙になっています(同月28日午前8時現在で37.2度)。退院の可否はが判明次第、ツィッター(ガンファイター (ganfighter) on Twitter)にお知らせしました。

 朝一番の血液検査の結果、炎症反応を示すCRP(基準値:0.30mg/dl以下が3.474、白血球が11×10^3/μL(基準値:3.6~9.6×10^3/μL)となり、感染症り患が判明しました。しかし、抗生物質のクラビット服用と安静を条件に退院決定となりました。
 なお、四日後の2011年5月2日に再入院予定です。(2011年4月28日午前8時35分追加)

希望
 出典:復興支援ポスター

 さて、当ブログに多くの情報を提供してくださった故とんぼーさんの御遺族のガンパートナーさんが、2011年4月26日のブログエントリー(記事)に対して腫瘍マーカー値及び抗がん剤投与間隔に関する御見解のメールを送ってくださいました。ちなみに、ガンパートナーさんは、2009年12月から日本癌学会会員に就任されています。
 ガンパートナーさんから転載承諾を得たメールは、次のとおりです。

 ガンファイター 様

 ガンパートナーです。

 2011年4月26日のブログ拝見しました。いつものようにマーカ値をグラフにプロットしてみました。

 CA19―9、CEAともに指数関数的に増加しています。それぞれのダブリングタイムは、前回とほぼ同じで、それぞれ、17~20日、22~25日で推移しています。

 両値とも急峻な増加傾向を示しています。傾向を診て、どうして同じインターバルで投与を続けるのか、私には理解できません。投与量も変化なく、投与インターバルもほぼ同じであれば、このような推移を辿るのは当然かも知れません。抗がん剤の投与方法に何故変化を持たせないのか、医師の無策が不思議にさえ思えてなりません。癌細胞が薬剤耐性をつくる生物的特性、性癖を知らないのでしょうか?

 過去、投与インターバルに変化を試みたと思われるのは、10―12―17~10―12―20の二回の投与時だけです。グラフをご覧頂ければ一目了然ですが、この時以降、マーカ値は激減しています。妻とんぼーの時もこのような傾向については再三医師に伝えたのですが、考慮されることはありませんでした。

 医師がエビデンスを重視するのは分かりますが、ファイターさんの場合、特にCD療法にはそのエビデンスさえ無いのではありませんか?人体実験だと述べられていましたが?

 過去の治療実績を尊重するのは、仕方ないとしても、エビデンスにのっとった治療が万全であるとは云えません。私は医師に対して、新しい治療法に挑戦する科学者としての姿勢を強く期待する人間の一人です。

 今後の治療法の工夫と結果の好転を切に望むものです。

 2011年4月26日 ガンパートナー


腫瘍マーカーCA19-9及びCEAのグラフ(2011年4月25日)
画像の確認

☆★ガンパートーさんへ☆★

 抗がん剤投与間隔に関する御意見をメールで御送付くださりありがとうございます。
 次は、御意見に対する経験と私見です。

 主治医は、尿膜管がんに対する抗がん剤治療はすべて実験的投与と認識されています。ただし、投与は実験的であっても、レジメン(がん治療で、投与する薬剤の種類や量、期間、手順などを時系列で示した計画書)は製薬会社の医療用医薬品添付文書を順守します。
 これは、恐らく、投与そのものは実験的であっても、医療用医薬品添付文書を裏付けるデータの知見は科学的根拠があるからでしょう。主治医は、がん細胞が薬剤耐性を得ることを熟知していても、肝臓や腎臓の機能回復又は骨髄抑制回復の悪化による副作用や死亡等を恐れ、抗がん剤投与間隔を早めることはしません。患者の体調や病状によって、投与間隔を遅らせざるを得ないことは、しばしば経験しました。

 がん手拠点病院では、たとえ患者が同意したとしても、製薬会社の医療用医薬品添付文書に掲載されていない治療は決してしないようです。恐らく、後日、遺族から訴えられることを恐れていること、及び医療倫理を考慮してのことだと思います。医療用医薬品添付文書を無視した抗がん剤投与は遺族の勝訴の余地はあり得ますが、医療用医薬品添付文書を順守したのであれば遺族は敗訴するでしょう。患者の同意があれば、何をしても良いわけでもありません。
 そうはいっても、私の入院先の病院は、尿膜管がんに対して考えられる様々な抗がん剤を投与してくださいました。これまでガンファイターのブログに情報提供をしてくださいました同病患者の中には、次のように私には効果があった抗がん剤の投薬をしてもらえなかった方もいらっしゃいます。

 がんファイターさんはシスプラチン+ジェムザールを実施されており、その事を主治医に伝えたところ、その組合せでは行えない旨、お話を受けました。これから色々と考えなくてはいけない状況です。
 そこでお聞きしたい事があります。がんファイターさんが受診している病院は東京でしょうか?HP上記載できないと思いますが、差し支えなければメールにてお教え頂けると幸いです。

 投稿者 40歳さん : 2009年08月04日 12:40

 出典:2009年8月12日 尿膜管がん患者の御家族の40歳さんの奥様の治療状況報告

 当ブログは、尿膜管がん患者の抗がん剤投与経験を公開し、患者の治療選択肢を広げたいと考えています。
 御健勝と御活躍をお祈り申し上げます。

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≪関連サイト≫
 日本人の筋層浸潤性膀胱癌患者を対象としたネオアジュバント療法の検討が進行中【泌尿器科学会2010】:日経メディカル オンラインによると「GC(ゲムシタビン+シスプラチン)療法をこれまでの4週間隔から3週間隔で投与するパイロット研究も開始されている。」ということです。

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 フォーリーカテーテルの経験と私が学んだもの:男性の見方(その3)
 3)あなたのカテーテルを(自宅で)扱うことについて知っておくこと。
 私が以前述べたように、適切な小さな輪穴の足の帯状ひも(レッグバンド)の調整は、取り扱いの最も重要な部分です。次に最も重要な項目は、カテーテルを可能な限り清潔にしておくことです。動き回るか又は歩くときに、どのような乾燥したリドカインゼリー又は消毒石けんでも不快にさせることができます。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage181.htm

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投稿者 fight : 05:15 | コメント (0) | トラックバック (0)
  2011年04月07日 尿膜管がん患者御遺族のガンパートナーさんからの腫瘍マーカー値に関する御見解(2011年4月)

 2011年第3回入院の17日目です。

 徐々に平熱に戻りつつあります。
 2011年3月10日のブログエントリー(記事)に抜去したことを書いた胆管ドレナージチューブの跡から漏れる胆汁は、1日に数回ガーゼを交換して対応しています。

桜

 さて、当ブログに多くの情報を提供してくださった故とんぼーさんの御遺族のガンパートナーさんが、2011年4月5日のブログエントリー(記事)に対して腫瘍マーカー値に関する御見解のメールを送ってくださいました。ちなみに、ガンパートナーさんは、2009年12月から日本癌学会会員に就任されています。
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 ガンファイター 様

 ガンパートナーです。

 2011年4月5日付けのブログ拝見しました。

 先回同様グラフにプロットしてみました。正常値と云われている数値より高値ですが、これまでにはもっと高い数値を示したことがあります。

 マーカの絶対値に一喜一憂されることなく、増減の傾向をみていくべきかも知れません。

 現在ダブリングタイムが、CA19―9、17~20日、CEA、22~25日で推移しています。

 以前にも申したかと思いますが、CEAの方がCA19―9よりやや早めに且つ敏感に増減の傾向を示すようです。妻とんぼーの場合にもそのような傾向を示しました。

 さらに、マーカ値が高値で推移する場合にはCRP値が病状をよく説明する場合がありました。

 また、妻は片方が水腎症に罹患していましたが、クレアチニン値は約8.2+0.6-0.2程度で推移していました。

 次回早めにCD投与がなされるようですが、血液検査値に左右されると考えられるものの、妥当のようにも思われます。

 以上、私共の経験に基づき記しました。

 2011年4月5日 ガンパートナー

腫瘍マーカーCA19-9及びCEAのグラフ(2011年4月4日)
画像の確認

☆★ガンパートーさんへ☆★
 腫瘍マーカー値に関する解釈及びグラフ並びに御遺族の闘病経験をメールで御送付くださりありがとうございます。
 腫瘍が2倍の大きさになるのにかかる時間であるダブリング・タイム(倍加時間)の推計につきましても感謝します。

 主治医は、炎症反応を示すCRP尿膜管がんの関連性については注意を払っておらず、単に感染症を疑うのみです。今後は、注視していきたいと思います。

 平熱に安定すれば、CD療法(カルボプラチン・ドセタキセル療法)の投与を行う予定です。

 腫瘍マーカーのデータが、ガンパートナーさんの分析にお役に立てば幸いです。

 御健康と御活躍をお祈り申し上げます。

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 米国保健福祉省からの公認書簡
↓(詳しくは)
http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage239.htm

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投稿者 fight : 05:20 | コメント (0) | トラックバック (0)
  2011年03月15日 尿膜管がん患者御遺族のガンパートナーさんからの腫瘍マーカー値に関する御見解(2011年3月)

 2011年第2回入院の30日目です。

梅

 最初に、昨日(2011年3月14日)の膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対する第5回(コース又はクール)のCD療法(カルボプラチン・ドセタキセル療法)は、予定どおり行われました。

 次は、被災がん患者向けに助言や情報、ブログ開設 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)(2011年3月14日18時43分  読売新聞)からの引用です。

 
 東日本巨大地震で被災したがん患者に向け、全国の5患者会で組織する「J―CAN」(事務局・東京都三鷹市)がインターネットのブログを開設し、被災地で取るべき行動についての専門医の助言や、患者を受け入れ可能な病院などの情報を発信している。
 (略)
 ブログのURLはhttp://j-can.blogspot.com/

 出典:被災がん患者向けに助言や情報、ブログ開設 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)(2011年3月14日18時43分  読売新聞)

 さて、当ブログに多くの情報を提供してくださった故とんぼーさんの御遺族のガンパートナーさんが、2011年3月8日のブログエントリー(記事)に対して腫瘍マーカー値に関する御見解のメールを送ってくださいました。ちなみに、ガンパートナーさんは、2009年12月から日本癌学会会員に就任されています。
 ガンパートナーさんから転載承諾を得たメールは、次のとおりです。

 ガンファイター 様

 ガンパートナーです。

 2011年3月8日のブログ拝見しました。出張中で数値の考察が遅れてしまいました。申し訳ありません。

 さて、前回、2月9日現在ではCA19―9が半減期10~12日、CEAが半減期24~27日で見事に指数関数的に減衰していたことは当時ご報告した通りです。
 今回の数値だけでは今後の推移が正確には予測出来ませんが、CA19―9値の半減期が概ね45日、CEAのダブリングタイムが約57日で変化し始めました。

 過去のデータからは、CEA値の変化の兆候がCA19―9の変化を多少早く先行して示す傾向があるようです。
 また、妻とんぼーの場合では、急峻なマーカ値の増減の後には、逆の傾向が現れた経緯もあります。

 しかし、今回のCD療法はこれまで誰も経験したことの無い未知の薬効を示すのではと期待しています。

 投与時間間隔および投与量の調整がやはり困難、或いは出来ないのでしょうか?
 学習能力の優れた癌細胞には相応の撹乱戦法が必要な気がしてなりません。
 今後の入院加療の効果を祈っています。

 2011年3月9日 ガンパートナー

 CA19―9&CEA(2011―03―09)
画像の確認

☆★ガンパートーさんへ☆★
 いつも、腫瘍マーカー値に関する解釈及びグラフをメールで御送付くださりありがとうございます。
 グラフ化により動向が理解しやすくなるので、ガンパートナーさんに感謝しています。

 CA19-9が約4割減、CEAが5割増に対する解釈をお示しくださりありがとうございます。抗がん剤治療が永遠に奏功するわけではないので、起こり得る不都合なことがあらかじめ分かると、覚悟もできます。

 CD療法(カルボプラチン・ドセタキセル療法)の投薬量を変更するのであれば、患者から科学的根拠(エビデンス)は無理でも症例報告などの根拠を示さないと難しいでしょう。
 けれども、投薬間隔については、たとえば患者の状態、白血球、赤血球などのデータから変えることはできそうです。ちなみに、投薬後の白血球、赤血球激減の時期と一時退院の時期が合致しないよう、次回の投薬間隔は本来の3週間から4週間にずらす予定です。

 腫瘍マーカーのデータが、ガンパートナーさんの分析にお役に立てば幸いです。

 御健康と御活躍をお祈り申し上げます。

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 1 はじめに
 膀胱がんについて調べているうちに分かったことは、Quiet Cancer(クワイエット・キャンサー)、つまり、沈黙のがん、話題にならないがんということです。
↓(詳しくは)
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投稿者 fight : 05:09 | コメント (0) | トラックバック (0)
  2011年02月17日 尿膜管がん患者御遺族のガンパートナーさんからの腫瘍マーカー値に関する御見解(2011年2月)

 2011年第2回入院の四日目です。

 さて、当ブログに多くの情報を提供してくださった故とんぼーさんの御遺族のガンパートナーさんが、2011年2月10日のブログエントリー(記事)に対して腫瘍マーカー値に関する御見解のメールを送ってくださいました。ちなみに、ガンパートナーさんは、2009年12月から日本癌学会会員に就任されています。
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 ガンパートナーです。

 2011年2月9日のブログ拝見しました。CD療法の経過が、マーカ値が示す限りではとても順調で、うれしく思います。

 現在、先回(2011年1月時点)と同じく、CA19―9及びCEAの二分の一減衰時間が、それぞれ10~12日、24~27日で推移しています。

 この速さのまま減少するとすれば、2011年2月末頃には、CA19―9が400~500に、CEAが20~30位にまで下がると予想されます。

 尿膜管癌の腫瘍マーカとして、CA19―9、CEAが適切か否かという基本的な疑問は始めからありますが、この二つのマーカで追跡する限りでは、良好な経過を示しています。

 最近、ご体調に何らかの変化がありますか?副作用は如何ですか?今後の治療計画はどうなっていらっしゃいますか?

 個人的な興味で申し訳ありませんが、減衰速度がCA19―9とCEAでは相互に約2倍近くの隔たりがあるのが、何を意味するのか?マーカの産生速度、およびその違いをどう捉えるべきなのか?、とても関心があります。また単位容積・時間あたりのマーカ産生量を算出して、その変化も追ってみます。
 ともあれ、今後の症状の好転を祈っております。

 2011年2月10日 ガンパートナー

CA19―9&CEAの変化(2010―1~2011―2)
画像の確認

☆★ガンパートーさんへ☆★
 早速、腫瘍マーカー値に関する解釈及びグラフをメールで御送付くださりありがとうございます。
 グラフ化により動向が理解しやすくなるので、ガンパートナーさんに感謝しています。

 ひょっとすると、尿膜管がん患者に対する世界で初めてのCD療法(カルボプラチン・ドセタキセル療法)の著効例かもしれません。人体実験ともいえます。
 腫瘍マーカーのCA19-9とCEAがどのような傾向で下がるのかということについては、主治医はおおよその傾向では把握されていますが、数値化まではされていません。
 腫瘍マーカー減少に伴い、腹部膨満感・圧迫感や空気嚥下症(くうきえんげしょう)は解消し、食道と胃を圧迫していた尿膜管がんが滅失したお蔭で、飲食が可能になりました。症状緩和を実感し、延命効果を期待しています。

 さて、御質問の件につきましては、次のとおり回答します。

 ご体調に何らかの変化がありますか?
 CD療法の副作用の影響なのか、尿膜管がん細胞の増殖の影響なのか、定かではありませんが、頻尿傾向です。
 これまで受けたほかの抗がん剤には見られなかった症状としては、CD療法投薬後1週間目くらいから微熱が数日間続くことです。

 副作用は如何ですか?
 脱毛と骨髄抑制(白血球・赤血球の激減)があります。
 CD療法は1回の投薬で済み、吐き気や倦怠感などはほとんどありません。

 今後の治療計画はどうなっていらっしゃいますか?
 薬剤耐性が生じるか、副作用による骨髄抑制(白血球・赤血球の激減)の限界に達するまで、CD療法を継続する予定です。

 腫瘍マーカーのデータが、ガンパートナーさんの分析にお役に立てば幸いです。

 御健康と御活躍をお祈り申し上げます。

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 浸潤性膀胱がんの化学療法(その9)
 参考
 1.Bladder Cancer, Lamm DL, Torti F:1996. CA Cancer J Clin 1996;46:93-112
  http://www.ca-journal.org/articles/46/2/093-112/46_093-112_frame.htm
 ラム及びトルティの論文中で使用された参照;
 膀胱の移行上皮がん:5-FU化学療法及び放射線療法併用療法の組織解剖学のクリアランス(訳注:腎臓からある物質が尿成分として1分間に排泄される量を腎動脈血血漿中のその濃度で除した値):膀胱温存研究の予備的な結果
 Russell KJ, Boileau MA, Ireton RC, et al:Radiology 1988;167:845-848.
 共同に作用するシスプラチン及び手術前又は根治的放射線による浸潤性膀胱がんの改善された局所管理
 Coppin C, Gospodarowicz M, Dixon P, et al Proc Am Soc Clin Oncol 1992;11:607A. Abstract. Arch Esp Urol 1990;43:219-222.
 尿路上皮腫瘍がある高齢患者のためのシスプラチン併用化学療法
 Sella A, Logothetis CJ, Dexeus FH, et al: Br J Urol 1991;67:603-607.
↓(詳しくは)
http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage145.htm

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  2011年01月23日 尿膜管がん患者御遺族のガンパートナーさんからの腫瘍マーカー値に関する御見解(2011年1月)

 2011年第1回入院の11日目です。

 さて、当ブログに多くの情報を提供してくださった故とんぼーさんの御遺族のガンパートナーさんが、2011年1月18日のブログエントリー(記事)に対して腫瘍マーカー値に関する御見解のメールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから転載承諾を得たメールは、次のとおりです。

 腫瘍マーカ値の変化。

 ガンファイター 様

 ガンパートナーです。

 本日のブログ、拝見しました。マーカ値の激減と体調の上向き、とても良い、新年にふさわしいニュースで、非常に嬉しく思います。

 先回、マーカ値の減少傾向をどう見るかでは、データの点数が少なかったので、少し緩やかめに減少傾向を読んでいました。

 今回のデータで、CA19―9、CEAの半減期が、それぞれ10日~12日、24日~27日となっていることが判ります。

 かなりのスピードで腫瘍が不活化していると推測します。マーカ値がこのままの速度で減衰するとCD療法が極めて効果的で、同病の皆さんにもとても明るい情報です。

 大いに期待したいです。

 耐性を作り難くするには、抗がん剤の投与量或いは投与のインターバルを固定しないことのように思えます。細胞の免疫力と、白血球の数値に大きく依存するのでしょうか。

 いずれにせよ、このままマーカ値が減少していくことを期待します。

 Good Luck !

 2011年1月18日 ガンパートナー

マーカ値の変化(2010―1~2011―1)
画像の確認

☆★ガンパートーさんへ☆★
 早速、腫瘍マーカー値に関する解釈及びグラフをメールで御送付くださりありがとうございます。
 グラフ化により動向が理解しやすくなるので、ガンパートナーさんに感謝しています。

 カルボプラチンの投与量は、2011年1月20日のブログエントリー(記事)に書いた次の方法で決まります。

※ クレアチニンクリアランスから計算するカルボプラチンの投与量

 抗がん剤の投与量は体表面積当たりで計算しますが(1)、カルボプラチンでは体表面積は使わずに腎機能から投与量を計算するという特徴があります。カルボプラチンはほとんどが腎臓から排泄されるため、腎機能によってその排泄の早さが変化します。同時に、腎機能がわかれば、カルボプラチンがどれくらいの速さで体外に排泄されるのかもわかります。そのため、腎機能の高い場合にはその分多めに、逆に低い場合にはその分少なめにカルボプラチンを投与すると、患者間の体内薬物量のバラツキを減らすことができます。このことは、カルボプラチンによる血小板減少が体内の薬物量(AUC)と相関し、さらにAUCは患者さんの腎機能と相関していることとも一致します。

 出典:名古屋大学医学部附属病院 化学療法部 抗がん剤投与量 算出説明

 CD療法(カルボプラチン・ドセタキセル療法)の休薬期間は、3週間です。実験的治療なので、安全性を考慮した標準量となり、さじ加減はしないでしょう。

 カルボプラチンは、シスプラチンと比べると悪心・嘔吐や腎障害は軽くなったものの、血液毒性、特に血小板減少が強くなっています。副作用により赤血球や血小板が激減し、貧血状態なので、投薬後に輸血が予定されています。
 抗がん剤治療を30コース受ければ、そろそろ骨髄も限界に近付いているようです。肉を切らせて骨を断つ戦法は、最後の決着を付けるとき、がんの思う壺になっているのかもしれません。

 それと、2011年1月18日のブログエントリー(記事)のこれまでの腫瘍マーカー検査結果に次のデータを加えましたので報告します。

 【CA19-9(正常値上限:37U/ml)】
 2008年2月7日      11.2
 2008年2月21日     13.7
 2008年3月6日     121.3

 【CEA(正常値上限:5.0ng/ml)】
 2008年2月7日     1.3
 2008年3月6日     1.6
 2008年3月25日    2.6

 御健勝と御活躍をお祈り申し上げます。

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 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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 画像診断研究(その2)
 転移を検出するためのPET(訳注:陽電子放射断層撮影)の研究及び実用性についての以下の記事は、ノリスがんレポートから引用されました。http://www.usc.edu/(使用許可を得ています。)
↓(詳しくは)
http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage186.htm

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  2010年12月25日 尿膜管がん患者御遺族のガンパートナーさんからの腫瘍マーカー値に関する御意見(2010年12月)

 2010年第6回入院の26日目です。

 さて、当ブログに多くの情報を提供してくださった故とんぼーさんの御遺族のガンパートナーさんが、2010年12月18日及び同月22日のブログエントリー(記事)に対して腫瘍マーカー値に関する御意見のメールを2通送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから転載承諾を得たメールは、次のとおりです。

 腫瘍マーカ値の変化。

 ガンファイター様

 ガンパートナーです。

 本日(2010年12月18日)のブログ拝見しました。

 2010年12月17日の検査データが記されてありましたので、余計なことかも知れませんが、今年2010年を通じてのマーカ値の変化のグラフ上にプロットしてみました。

 添付のグラフがそうですが、今回CA19-9が少し減少しています。CEAは先回と同じ増加直線上に乗っています。

 2010年8月13日頃からの両腫瘍マーカ値の変化は多少のずれがあるものの、ほぼ現在に至るまで指数関数的な増加曲線上にあります。

 今回のCA19-9値の減少で、今後さらに減少していくか否かという点については、さらにもう一点データを必要としますが、腫瘍の活性状態は落ち着いている或いは不活化に少し傾いていると云えます。

 今回の抗がん剤の使用がさらに著効を示すことを心から祈っています。

 寒さが厳しくなりました、よりさらにご自愛ください。

 2010年12月18日 ガンパートナー


 ガンファイターの腫瘍マーカー2010年12月18日
 画像の確認

 ガンファイター様

 ガンパートナーです。

 本日(2010年12月22日)のブログ拝見しました。CD療法に著効が認められたこと、とても嬉しく思います。

 先日と同じグラフにプロットして現在のCA19-9値の減衰速度を読みますと、ほぼ48日の半減期で減衰し始めたことを示しています。

 数理理論どおりだと、さらに48日後には約30000程度にまで下がることになりますが、次回のCD投与時期と投与量により変動があると思われます。

 妻とんぼーの時の経験からは、一定期間、一定量の投与は耐性を作り易いようでした。

 さらに顕著で良好な結果につながっていくことを祈っています。

 2010年12月22日


 ガンファイターの腫瘍マーカー2010年12月22日
 画像の確認

☆★ガンパートーさんへ☆★
 腫瘍マーカー値に関するメールありがとうございます。
 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対してCD療法が有効であった症例は、インターネット上では見かけたことはありません。何が効くかは投与してみないと分からないのですが、主治医が健康保険の範囲内に収まるよう裏技を駆使し、できるだけのことをしてくれるので感謝しています。
 次回のCD療法は、2010年12月27日の予定です。

 投与量を変更するためには副作用が重いなどの特別な理由が必要ですし、尿膜管がんへの投与事例は少ないことから、とりあえず標準量を投与して薬効や有効期間を確認したいと思います。
 御健勝と御活躍をお祈り申し上げます。

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 略語、医学用語及び用語(その5)
 膀胱がん関連用語集p-s
 palpated - Examined medically by touching. 触診 - さわることによる医療検査
 papillary tumor - Tumor with nipple-like, stalk-like or finger-like appearance. Can be low grade or high grade, indicating aggressiveness. Most common type of bladder tumor, usually low grade. 乳頭腫瘍 - 乳頭状、茎状、指状の外観。浸潤を示し、低い進行度(グレード)又は高い進行度(グレード)になり得ます。膀胱がんの最も一般的な種類で、通常は低い進行度(グレード)
↓(詳しくは)
http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage62.htm

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  2010年12月12日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のヒデさんの尿膜管がん再々発

 2010年第6回入院の13日目です。

 驚き

 さて、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族の幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさん(故人)まこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん(奥様(故人))匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさん(故人)ガンパートナーさん洋平さんsenaさんりょんママさんayato gongさんgomadachiさん(奥様(故人))及びヒデさんから貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 尿膜管がん患者及び御家族・恋人・友人の皆様からお寄せいただいたコメントは、少ない尿膜管がんの情報を求めてこのブログにたどり着かれた方の役に立つよう、ブログエントリー(記事)に引用し、カテゴリーの「尿膜管がん」のサブカテゴリーの「尿膜管がん患者情報」に登録させていただいています。
 この理由は、当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄のコメントは、新たなコメントが増える度に下段に移動しいずれ表示されなくなってしまうこと、及びコメントをブログのカテゴリーに分類できないからです。

 2010年7月13日のブログエントリー(記事)には、尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のヒデさんから寄せられた闘病経験を書きました。
 ヒデさんは、2010年12月2日に同月1日に行われた月1回の定期検査のCTスキャンと膀胱鏡検査の結果、再々発が分かったと置いうコメントをお寄せくださいました。このコメントを次のとおり引用します。

 ヒデです。

 <ガンファイターさんへ>

 大変厳しい状況にもかかわらず毎日のブログ更新・情報提供を心から敬服しております。

 さて、12月1日に定期検査のCTスキャンと膀胱鏡を実施しました。

 その結果、尿道に転移・再発し切除した尿膜管癌が膀胱と尿道の境の部分に再び腫瘍として確認されました。

 6月30日に実施した膀胱鏡検査では腫瘍は全く確認されなかったので、約半年の間で腫瘍というものが生まれてくる速度に大変驚きました。

 私の尿膜管癌は腫瘍マーカー:CEA、CA19―9には全く反応(数値の上昇)しません。また、数ヶ月間の細胞診の数値もⅡであったため安心していたところでした。

 今回、私にとって一番確実な検査方法は医者が目で観てそれを確認する膀胱鏡しかないと確信しました。

 大学医学部付属病院の担当医は直ぐに経尿道的尿道腫瘍切除術(TUR)の日取りの話をし始め、手術日は一番人気のない1月3日を逃すと2月末まで他の患者の手術予約で一杯とのこと。
 そこで仕方なくその一番人気のない1月3日入院(TURを実施)の予約を入れて頂きました。

 私は直ぐに前回(一昨年前)尿膜管癌が尿道に転移・再発しTURを実施した時のことを思い出し、大変苦痛であった尿道の留置カテーテル挿入や下腹部の膀胱瘻留置カテーテル挿入があるか担当医に尋ねたところ今回はそんな大袈裟なことはやらないという回答で安心しました。

 体内にカテーテルという異物が入ることの痛みは7ヶ月間十分味わい、時にはオキシコンチンという麻薬性鎮痛剤でその痛みを抑えていました。現在のガンファイターさんの状況でカテーテル挿入がどれ程苦痛であることも手に取るように解ります。ご自愛下さい。

 しかし、2度目の再発は大変ショックでした。病院から車での帰路、右折する交差点を通り過ぎてしまい結構遠周りして帰宅しました。

 いずれの癌患者にとって癌細胞切除摘出手術後の定期検査とその継続の大切さを実感しました。また、病院とは一生のお付き合いになると思いました。

 投稿者 ヒデさん : 2010年12月2日16:03

 出典: http://melit.jp/voices/fight/2010/12/post_1146.html#c374676

☆★ヒデさんへ☆★
 ブログを書き始めたときは、贖罪(しょくざい)(善行を積んだり金品を出したりするなどの実際の行動によって、自分の犯した罪や過失を償うこと。)という意識、「ブログを書いて病気を治そう。」という思いがあったかもしれません。
 しかし、がんの診断を受けたことは、罪でも過失でもありません。
 また、病状は悪化する一方なので、書くことによって自分を冷静に見つめる機会が増えたように思います。
 自分に残された時間は、思ったよりも短い。少ない情報でお困りの尿膜管がん患者の役に立つよう、自分の経験、調べたことを公開し、患者コミュニティを作ろうとの思いが強まりました。

 ヒデさんの2001年の最初の尿膜管がんの診断、2007年の再発、2010年の再々発は、尿膜管がんとの付き合いが生涯にわたることを覚悟させる厳しい現実ですね。再々発部位が再発部位に近いところだったということは、膀胱内部に潜んでいる可能性が大きそうですね。
 腫瘍マーカーに反応しないタイプとなると、主治医の肉眼観察が頼りなので、ある程度大きくならないと分からないという困った事態です。
 事後観察スケジュールを確実に守られていたお陰で、早めの対応をとれて良かったですね。けれども、2011年1月3日入院となると、年末年始はすっきりしませんね。
 手術の御成功をお祈りします。

 なお、私は左右の腎臓にステント留置をしていますが、尿道カテーテル留置はしていません。

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 ≪尿膜管がん患者情報のブログエントリー(記事)

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 膀胱がん組織学―希少な腫瘍(その1)
 移行上皮がん以外には、わずか5~10%だけの膀胱腫瘍がありますが、これらの腫瘍タイプは希少なため、治療に関する科学的データはほとんどありません。非移行型上皮膀胱腫瘍は、治療効果があまり良くなく、その活動はより悪性であると考えられています。診断時の腫瘍の病期(ステージ)及び進行度(グレード)は最も重要な予後(訳注:病気からの生存と回復の予測)予測の指標と考えられます。例外はありますが、ほとんどの専門家は、希少な膀胱がんの最初の治療の最良の選択肢として根治的膀胱切除術(膀胱摘出)を選ぶでしょう。例外は、リンパ上皮腫瘍がん、尿路上皮乳頭腫及び内反型尿路上皮乳頭腫などのほかの希少な腫瘍よりも悪性ではないものです。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage51.htm

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  2010年11月29日 尿膜管がん患者御遺族のガンパートナーさんからの腫瘍マーカー値に関する御意見のメール

 2010年第3回自宅療養の三日目です。

 2010年9月27日のブログエントリー(記事)に書いた医療用麻薬(モルヒネ)のアンペック10mgは、同年11月27日に自宅で最初に使用し、16時間後の同月28日に再使用しました。

 さて、当ブログに多くの情報を提供してくださった故とんぼーさんの御遺族のガンパートナーさんが、2010年11月23日のブログエントリー(記事)の「腫瘍マーカー激増(2010年第5回入院11月)」に対して腫瘍マーカー値に関する御意見のメールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから転載承諾を得たメールは、次のとおりです。

 ガンファイター 様

 ガンパートナーです。

 闘病中の毎日のブログ更新に、ただただ敬意を表するばかりです。

 本日(’10-11-24)のブログに公開されているマーカ値も含め、ガンファイターさんのマーカ値をこの一年間について、日変化で纏めてみました。結果をグラフ化したものを添付します。

 妻(とんぼー)の場合にも同様な変化を診ていました。妻の場合だけだったのかも知れませんが、マーカ値の増減は指数関数的に現れたように見えました。

 添付グラフは半対数グラフで、縦軸がマーカ値、横軸は日付を示します。

 この場合、図中の、点直線はマーカ値が指数関数的に増減していることを示しています。
 この直線の傾きが険しいほど、マーカ値の増減が急峻であることを示します。

 この傾きから、2倍増期間(ダブリングタイム)、あるいは2分の1減衰期間(半減期)を求めることができます。期間はそれぞれ「日(Days)」で表します。

 そして、数理的には、ある時のマーカ値が2倍増期間で初期値の2倍になっていると、それはほぼ指数関数的に増加していることを示し、2分の1減衰時間で、初期値の半分になっていると、やはり指数関数的に減衰していることを示します。

 但し、癌の患部の拡大縮小、或いは癌細胞の活・不活状態が、果たして本当に指数関数的な数理データとして現れるのかどうか、(妻の場合はマーカ値の増減がそうであったように思われたものの)、もっとデータ数を増やさないと断定はできません。

 仮にもしそうだとしたら、ダブリングタイム、ハーフライフタイム(半減期)を算出・観察しながら、次の投与量、そして投与インターバルを考慮して、抗がん剤治療をしていく必要があると云えるでしょう。

 以上、小さな私見です。

 さらに単位容積・時間あたりのマーカ産生量等々、検討を重ねてみます。

 ご体調の好転を念じています。

 2010年11月24日 ガンパートナー


 CEA&CA19―9の変化
CEA&CA19―9の変化
画像の確認

☆★ガンパートーさんへ☆★
 腫瘍マーカー値に関するメールありがとうございます。
 感情的な慰めよりも、ガンパートナーさんの理論的な解釈や説明は、私にとって大変ありがたいものです。
 残念なことに、腫瘍マーカーの増大を裏付けるように腹部圧迫感は増し、集中力は失われ、簡単なことも難しくなってきました。
 幸いなことは、私がくじけそうになったとき、主治医ができる限りの対応を考えてくれることです。
 御健勝と御活躍をお祈り申し上げます。

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 抗がん剤感受性試験/化学療法感受性試験(その3)
 追加情報
 2007年更新:ヨーロッパ泌尿器学-腫瘍回転楕円体の3次元培養に基づいた表在性膀胱がん化学療法感受性試験:
 「私たちの分析試験は、表在性膀胱腫瘍においていくつかの薬に対する感受性を決定することを可能にします。それは、個別の患者のために最善の薬を選ぶために臨床研修において使われるかもしれません。新薬又は多剤併用療法の効果を調査することにおいて、それはまた試験的な有用性があります。」研究はまた抗生物質VPM(ベラパミル)及びシプロフロキサシン(CIPRO(シプロ))に着眼し、一般的に使われる膀胱内化学療法の薬剤であるエピルビシンに対してVPM(ベラパミル)逆の抵抗が示されました。シプロフロキサシン(CIPRO(シプロ))は、膀胱腫瘍回転楕円体にまったく何の効果も示しませんでした。
↓(詳しくは)
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  2010年10月22日 匿名女性への助言

 2010年第5回入院の72日目です。

匿名

 先日、匿名女性から尿膜管がんの診断を受けたが、この病気の情報が少なくて困っているので、ガンファイターの助言をお願いしたいというメールをいただきました。

 私は医師ではありませんが、これまでの治療経験や調べた結果を基に次のような助言をしました。

 ガンファイターです。

 ガンファイターのブログや膀胱がんウェブカフェ(仮訳)を御覧くださり、ありがとうございます。
 仕事を持つ主婦が入院となると大変ですね。しかし、守るべきものは「生命」であり、仕事や家族の優先順位はその次です。
 さて、御質問の件に対する私の助言は、次のとおりです。

 1 検査入院の結果は、聴かれたのでしょうか。
 2 ステージ(病期)が何で、病巣の範囲はどこまでで、腫瘍マーカーはいくらなのでしょうか。
 3 「2」の結果で、手術可能な場合は尿膜管一括切除術及び膀胱部分切除又は膀胱全部摘除術、手術不能場合は化学療法という診断となるでしょう。手術の場合は、2~4週間の入院です。
 4 「3」の診断が納得できない場合は、セカンドオピニオンを取ります。

 まずは、病気に向き合い、現状の把握からです。
 携帯メールには長い文書を書きにくいですね。よろしければ、上記1~4の結果をお知らせください。
 
 ☆★匿名女性さんへ☆★
 よろしければ、その後の情報をメール又は当ブログのコメントにお寄せください。

≪関連ブログエントリー(記事)≫
 2010年2月7日 患者と作る医学の教科書の尿膜管がんの全原稿案
 2009年5月17日 膀胱がんの診断遅延による死亡率の30%上昇

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 診断方法(その1)
 尿検査・細胞診
 尿培養はしばしば、悪性腫瘍を検出することに失敗し、細胞学的な研究は診断方法としてより多くの助けをもっているかもしれません。しかしながら、これらの検査は正確であるとは言えず、偽陰性の少し高い割合に起因していることから、悪性腫瘍の可能性を除くことができません。陽性の結果はたいてい悪性腫瘍を示すでしょうが、使用されている検査は検出する低い進行度(グレード)の移行上皮がんにおいてはより正確でありません。
↓(詳しくは)
http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage77.htm

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  2010年10月19日 尿膜管がん患者御遺族のガンパートナーさんからの腫瘍マーカー減少に関する解釈のメール

 2010年第5回入院の69日目です。

 本日(2010年10月19日)の朝に血液検査を受けます。この結果により赤血球、白血球及び好中球が基準値を超えれば、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対するジェムザール及びシスプラチンの2剤併用化学療法(GC療法)のうちのジェムザールの投薬を明日(2010年10月20日)から受ける予定です。ただし、基準値以下の場合は、延期してジェムザールの投薬を受ける予定です。

電子メール

 さて、当ブログに多くの情報を提供してくださった故とんぼーさんの御遺族のガンパートナーさんが、2010年10月16日のブログエントリー(記事)の「腫瘍マーカー微減(2010年10月)」に対して腫瘍マーカー減少に関する解釈のメールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから転載承諾を得たメールは、次のとおりです。

 ガンファイター 様

 こんにちはガンパートナーです。

 今日(2010年10月16日)のブログ拝見しました。僅かでも減少に転じたこと、とても嬉しく思います。
 私の解析法で計算しますと、腫瘍の活性指数は現在CEA値指数で1.44となっており、今年の(2010年)3月9日~同年4月1日当時の1.00より僅かに高めですが、同年8月15日~同年9月21日当時の5.38に比べるとかなり低くなっています。

 CA19-9値腫瘍活性指数ではほぼ平衡状態を示していますが、高橋 豊氏の「休眠療法」の説明にあるように、腫瘍が1/2になっているとするのは少し楽観に過ぎるかも知れません。

 私は2010年9月のGC投与後、現在、腫瘍の活性状態が沈静化に少し傾いているのではないかと捉えます。

 今後、抗がん剤の量と投与インターバルのコントロールが為されればいいのかも知れませんね。

 以上、勝手なことを記しました。飽くまでも一つの捉え方に過ぎませんので、お気に留められることはありません。軽く読み流してください。

 さらに良い経過に進展することを祈っています。

 2010年10月16日 ガンパートナー


 ガンファイターさんのマーカ値(‘10-10-15)のグラフ
ガンファイターさんのマーカー値(‘10-10-15)
画像の確認

 ガンパートーさんの解析法は、2010年7月12日のブログエントリー(記事)に引用した次の方法です。

 私のセオリーでは、少なくとも、過去3回のデータの推移から、1/2減衰時間(半減期)、あるいは2倍増時間(ダブリングタイム)を読み取り、その間の単位時間・容積あたりのマーカー産出量を計算式(今までは微分式ですが)より産出して、その後のマーカー値が予測されます。

☆★ガンパートーさんへ☆★
 腫瘍マーカー減少に関する解釈のメールありがとうございます。
 主治医は、これまでの腫瘍マーカーの傾向からすると、CEAの低下及びCA19-9の微減の場合、次のGC療法で腫瘍マーカーはさらに下がるとおっしゃいました。感覚的には、これでよく分かるのですが、これまでの数値の数学的解釈を示されることはありません。
 こうした中、ガンパートナーさんの解析法と高橋 豊氏の「休眠療法」に対する解釈は、大変ありがたいものです。
 重ねて、お礼を申し上げます。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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 ガンファイターへメールを送られる場合は、米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ)http://blcwebcafe.org/の仮訳サイトである膀胱がんウェブカフェ(仮訳)に掲載している「管理者へのメール」を御利用ください。送付された電子メールの内容は、メール送付者の御了解を得て当ブログに掲載させていただきます。

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 ネオアジュバント(手術前)化学療法プロトコルについての論争(その2)-
ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン - SWOG8710試験、2003年9月更新
 ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン9月号は、膀胱切除術の後に続くM-VAC療法を伴うネオアジュバント化学療法の使用を調べて、進行中の無作為抽出された第3相臨床試験のSWOG8710の進歩に関する最新情報を出版しました。
↓(詳しくは)
http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage149.htm

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  2010年09月25日 第69回日本癌学会学術総会における尿膜管がん患者御遺族のガンパートナーさん報告

 2010年第5回入院の45日目です。

 本日(2010年9月25日)は、引き続き、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対するGC療法の副作用による腎臓機能低下及びおう吐の防止のため、大量の水として生理的食塩水を2本と制吐剤1本を6時間かけて点滴します。

 昨日(2010年9月24日)は、三日連続で服用する抗がん剤副作用のおう吐・吐き気止め新薬アプレピタント(商品名:イメンドカプセル125mg、同80mg、同セット)の三日目として、少量の水で服用しました。
 しかし、午後から胃痛と倦怠感がひどくなり、トイレに行くほかは、歯も磨かず朝まで寝ていました。

第69回日本癌学会学術総会
 ガンパートナーさん撮影の第69回日本癌学会学術総会

 さて、2010年9月20日のブログエントリー(記事)に御紹介した、 尿膜管がん患者御遺族のガンパートナーさんが第69回日本癌学会学術総会での発表の御報告のメールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから転載承諾を得たメールは、次のとおりです。

 ガンファイター様

 ガンパートナーです。

 先にお知らせしていた日本癌学会での発表(ポスター)が今日終わりました。

 Bioinformaticsというカテゴリーは英文の字面では確かに私の発表内容も含むように思えますが、実情は私の発表内容とは少し異なり、癌患者の統計や、癌の問題を考えるための教育的工夫、死亡率の推移、癌患者のリハビリの問題等々で、厳しい質問内容を想定して臨みましたが終わってみると実にあっけなく、物足りないものでした。二つの大学(名古屋大、岐阜大)の研究者から質問を受けましたが、深い意味のあるものではなく、数理腫瘍学の範疇と思われる私の研究内容とは大分方向違いのものでした。

 しかし名古屋大の研究者と発表後、少し話しましたが、興味は持っていたようです。

 因みに私の発表の演題は A fundamental study on defining characteristics using unit value of tumor marker(単位腫瘍マーカ産生値を用いた新しい診断指標の基礎的研究)というもので、患者側の一研究として発表し、所属は●●大理工学部としました。

 私の偏見だと思いますが医学系の人達は少し数学的解析に弱いような感じを受けました。数式を見るだけで敬遠するようなムードがあります。

 以前にも申し上げましたが、アメリカでは数理学的な手法で癌に取り組んでいる人達が多いようですが、日本では、本学会だけかも知れませんが、まだ開拓されていないように見受けられました。

 ガンファイターさんが仰ったように最初は少数派から始まるものと私も考え、次の機会に期待したいと思います。

 またデータ数が少ないことはやはり説得力に欠けるところが大きいと思われます。今回の発表では余り統計的な内容ではありませんので、それなりに訴えるものはあったと思いますが

 やはりデータ数が多いに越したことはありません。

 今回の学会では「尿膜管癌」に関連する発表は残念ながら見当たりませんでした。「尿膜管癌」という言葉は唯一私の発表の中に出てきた位だったのではと思います。

 しかも聴講者からはそれに対して何の反応もありませんでした。ここでも希少な病気であることが伺い知れます。

 以上、今日の発表の概略をご報告します。

 2010年9月22日 ガンパートナー

☆★ガンパートーさんへ☆★
 ガンパートーさんの発表は、日本癌学会学術総会という大きな湖に投げられた小石であり、それがもたらすさざ波は新たな研究分野開拓の助けとなる大きなうねりに変わるでしょう。
 尿膜管がんは珍しい病気なので、腫瘍マーカーなどのデータはなかなか集まりません。そこで、発表内容は、ガンパートナーさんのブログなどで公表されると、より広く知られるようになり、データが集まる機会が増えるのではないかと思います。

 なお、ガンパートナーさんのメールの中に出てくる「癌学会での発表」の概要は、次のとおりです。

 名称 第69回日本癌学会学術総会

 テーマ がん征圧へ向けての知の統合
 会期 2010年9月22日(水)~9月24日(金)
 開催場所 大阪国際会議場、リーガロイヤルホテル大阪

 出典: http://www.secretariat.ne.jp/jca2010/gaiyo.html

≪関連ブログエントリー(記事)≫
 2010年9月20日 尿膜管がん患者御遺族のガンパートナーさんの第69回日本癌学会学術総会での発表予定
 2010年7月12日 尿膜管がん患者御遺族のガンパートナーさんからの励まし及び腫瘍マーカーセオリー(仮説)のメール
 2009年12月4日 尿膜管がん患者御遺族のガンパートナーさんの日本癌学会会員就任

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 膀胱がん組織学―希少な腫瘍(その1)
 尿膜管がん
 尿膜管がんは、膀胱の外に影響を与える希少な腫瘍です。尿膜管がんは、一般的により若い患者、女性に発見されます。腫瘍は腺がん、扁平上皮細胞がん(SCC)又は肉腫(訳注:上皮組織以外の母組織から発生した固形悪性腫瘍)さえも含めて分類された組織から構成されているかもしれません。尿膜管がんは尿に粘液又は血を出すかもしれませんし、また、エックス線画像では点(斑)又は「点刻」として現れます。尿膜管がんは、しばしば予期されるより広く、より深く、治療しづらく、それらは、転移し、再発する傾向があります(8)。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage51.htm

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  2010年09月20日 尿膜管がん患者御遺族のガンパートナーさんの第69回日本癌学会学術総会での発表予定

 2010年第5回入院の40日目です。

第69回日本癌学会学術総会

 当ブログに多くの情報を提供してくださった故とんぼーさんの御遺族のガンパートナーさんが、2010年8月26日のブログエントリー(記事)の「腫瘍崩壊症候群」に対して励ましのメールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから転載承諾を得たメールは、次のとおりです。

 ガンファイター様

 ガンパートナーです。

 ご無沙汰しておりました。でもファイターさんのことは毎日ブログで理解している積りです。健康な人間でも弱るこの酷暑の中での闘い、いかばかりかとお察しいたします。

 私はこのところ只管9月の癌学会の資料作りに追われておりました。9月には専門の方の学会もあり、両方の準備で大わらわです。

 癌学会はポスター発表になりますが、英文のA4サイズで24枚の資料を纏めるのですが、この暑さもあり、なかなか捗らず、四苦八苦の末、今日やっと纏まりました。

 既に学会のプログラムは、出来あがっています。

 私のセッションはBioinformaticsというカテゴリーに入るようです。

 データの一部は手計算で作成しなければならず(未だプログラム化されていません)、ファイターさんのデータも全部は規定量に入り切れません。
 今回はどのような反応があるのかSoundするのが主目的で、次回も勿論理論展開して発表していきます。

 先にも申しましたが、患者側の人間で且つ門外漢ですから、どんな非難や批判を浴びるか分かりません。覚悟の上です。
 発表まで暫く時間がありますが、極力落ち度の無いよう、見直しとリハーサルを重ねていく予定です。

 以上、残暑のお見舞いと近況のご報告まで。

 2010年8月27日 ガンパートナー

☆★ガンパートーさんへ☆★
 着々と学会発表準備に向けて邁進されていることを知り、嬉しく思います。
 暑いと数字の分析などは大変ですね。
 仕事は、しばらく休む予定です。
 発表されるセッションのBioinformatics(バイオインフォマティクス)は、生物情報科学のことですね。
 最後になりましたが、研究と発表がうまくいくようお祈り申し上げます。

 なお、ガンパートナーさんのメールの中に出てくる「癌学会での発表」の概要は、次のとおりです。

 名称 第69回日本癌学会学術総会

 テーマ がん征圧へ向けての知の統合
 会期 2010年9月22日(水)~9月24日(金)
 開催場所 大阪国際会議場、リーガロイヤルホテル大阪

 出典: http://www.secretariat.ne.jp/jca2010/gaiyo.html

≪関連ブログエントリー(記事)≫
 2010年7月12日 尿膜管がん患者御遺族のガンパートナーさんからの励まし及び腫瘍マーカーセオリー(仮説)のメール
 2009年12月4日 尿膜管がん患者御遺族のガンパートナーさんの日本癌学会会員就任

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
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 ビタミン及び酸化防止剤(その6)
追加情報
 膀胱の移行上皮がん患者の中のグルタチオンペルオキシダーゼ(訳注:人間の肝臓で作られる非常に強い酸化防止作用を持つ物質)、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンC及び過酸化脂質のレベル。O. Yalcin' ;F. Karatas;F.A. Erulas; E. Ozdemir
↓(詳しくは)
http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage105.htm

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  2010年08月07日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のヒデさんの定期診断(尿膜管癌の経過観察)情報

情報共有

 2010年第2回自宅療養の11日目です。

 さて、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族の幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさん(故人)まこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん(奥様(故人))匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさん(故人)ガンパートナーさん洋平さんsenaさんりょんママさんayato gongさんgomadachiさん(奥様(故人))及びヒデさんから貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 尿膜管がん患者及び御家族・恋人・友人の皆様からお寄せいただいたコメントは、少ない尿膜管がんの情報を求めてこのブログにたどり着かれた方の役に立つよう、ブログエントリー(記事)に引用し、カテゴリーの「尿膜管がん」のサブカテゴリーの「尿膜管がん患者情報」に登録させていただいています。
 この理由は、当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄のコメントは、新たなコメントが増える度に下段に移動しいずれ表示されなくなってしまうこと、及びコメントをブログのカテゴリーに分類できないからです。

 2010年7月13日のブログエントリー(記事)には、尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のヒデさんから寄せられた闘病経験を書きました。
 ヒデさんは、2010年7月30日に同月28日の月1回の定期診断(尿膜管癌経過観察)の大学医学部付属病院/泌尿器科報告コメントをお寄せくださいました。このコメントを次のとおり引用します。

 7月28日に月1回の定期診断(尿膜管癌の経過観察)で大学医学部付属病院/泌尿器科へ行って来ました。

 前回(6月30日)診察時の細胞診の結果はⅡでした。

 2010年07月13日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のヒデさんの闘病経験にも書きましたが、腎臓結石の治療で通院中に偶然にも尿膜管癌の転移・再発が確認されました。
  http://melit.jp/voices/fight/2010/07/post_1010.html

 私から「尿管結石の発作が7月26日から起こりまして、今も外用薬・ボルタレンサポ(疼痛時の座薬)により痛みを抑えています。」と担当医に報告すると急遽腰部レントゲン撮影をした結果、以前右の腎臓にあった8ミリ程の結石が尿管に降りて来ていました。

 そこでの担当医の診察結果は以下のとおりです。

 「前回(2006年8月)に体外衝撃波による結石破砕術(ESWL)をやった時は結石は腎臓の位置にあり、破砕出来なかった。今は尿管に降りて来たのでこの位置でESWLをやれば破砕出来るかも知れない。
 8月26日にやりましょう。手術の説明をするから8月7日に来て下さい。」

 私は、衝撃波3,000発の痛みを思い出し前回と同様に硬膜下麻酔をお願いしたところ、担当医は「この前、ESWLで硬膜下麻酔をやったらえらい目に遭った。血圧が60(上)に下がり、動脈XXが30になり合併症を引き起こした。
 それから私は硬膜下麻酔は絶対にやらないと決めた!。今物凄く混んでいるのでそんなことやっている暇はない!。もし、衝撃波3,000発の痛みに絶えられなかったら途中で止めましょう。」とその時の状況を思い出したのか険しい形相で話されました。

 また、「尿道から尿管鏡を挿入して治療出来るが、あまりいじりたくないんだよね。尿道にある癌細胞(転移・再発した尿膜管癌)が上に上がってしまう。」とのことでした。

 「癌細胞が未だ尿道に存在することを意味しているのですか?」と担当医に質問したところ「言うとXXさんはまた心配するから・・・・・まぁ、いいやぁ、とにかくESWLをやりましょう。」と締め括られてしまいました。
 「痛みに絶えられるよう気分を変える技を身に付けておきますよ。」と言って私は診察室を去りました。

 担当医の所見で以下のことが解りました。

 1.細胞診でⅢaが数ヶ月間確認されると癌組織を切除摘出しても癌細胞は体内に存在すると想定する。

 2.癌細胞を切除摘出した部位をいじる(刺激を与える)と体内に存在すると想定した癌細胞が他の部位に散乱する。

 投稿者 ヒデさん : 2010年07月30日 07:04

 出典: http://melit.jp/voices/fight/2010/07/post_1027.html#c368655

(注)引用記事は、個人の率直な体験・感想であり、効果や効能を保証するものではありません。主治医に御相談・御確認のうえ、自己責任で決定されますようお願いします。
 当ブログは、情報提供だけを行うものです。当ブログに含まれる情報は医学的助言で構成されているものではなく、完全性又は正確性を保証するものではありません。当ブログは医学の専門ではなく、情報の内容について精度又は完全性への判断及び責任はありません。すべての医学的情報については、主治医と話し合うべきものです。当ブログの利用者は、当ブログの利用により生ずるいかなる損害及び費用について当ブログが何の責任もないということに同意するものとします。

☆★ヒデさんへ☆★
 定期診断(尿膜管癌の経過観察)のコメントありがとうございます。
 がん細胞が散らばるような治療はしないということは、私が治療を受けている病院の医師たちもおっしゃっていることです。
 痛みに耐えるということが、患者(PATIENT)の実態かもしれません。

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 膀胱がん組織学―希少な腫瘍(その1)
 移行上皮がん以外には、わずか5~10%だけの膀胱腫瘍がありますが、これらの腫瘍タイプは希少なため、治療に関する科学的データはほとんどありません。非移行型上皮膀胱腫瘍は、治療効果があまり良くなく、その活動はより悪性であると考えられています。診断時の腫瘍の病期(ステージ)及び進行度(グレード)は最も重要な予後(訳注:病気からの生存と回復の予測)予測の指標と考えられます。例外はありますが、ほとんどの専門家は、希少な膀胱がんの最初の治療の最良の選択肢として根治的膀胱切除術(膀胱摘出)を選ぶでしょう。例外は、リンパ上皮腫瘍がん、尿路上皮乳頭腫及び内反型尿路上皮乳頭腫などのほかの希少な腫瘍よりも悪性ではないものです。
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  2010年07月13日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のヒデさんの闘病経験

バトン

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさん(故人)まこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん(奥様(故人))匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさん(故人)ガンパートナーさん洋平さんsenaさんりょんママさんayato gongさん及びgomadachiさん(奥様(故人))から貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 先日、50代前半男性のヒデさんとおっしゃる方から、腫瘍マーカーのCA19-9CEAに反応しない尿膜管がんの闘病経験情報を電子メールで提供していただきました。
 ヒデさんから御了承を得て、いただいたメールを次のとおり紹介します。

 尿膜管癌の闘病経験の情報について

ガンファイターさんへ>

 始めまして、50代前半男性のヒデと申します。毎日ガンファイターさんのブログを拝見させて頂いております。

 尿膜管癌自身が特殊で稀な病気と言われていますが、私もこの病気との付き合いが大変長くまた非常に珍しい経過を辿っていますので、ここにご報告させて頂きます。

 幼少時(3歳位まで)に尿膜管残遺で、しばしば臍炎をおこしていました。そのため臍の形が出臍気味で格好が悪く小学校体育の水泳の時は臍の形が皆に見られ恥ずかしく感じていました。

 1975年の高校2年(17歳)の冬に膀胱炎になり自宅近くの総合病院泌尿器科へ1年間程通院しました。尿検査の結果、尿に雑菌が混ざっているという診断結果でした。

 膀胱炎がなかなか治らず何回も膀胱鏡で検査されましたが、膀胱内は綺麗で何も問題ないという診断でした。原因不明のまま膀胱炎特有の臍と膀胱の間の辺りの沁みるような違和感は1年間程続きました。このため高校2年生の修学旅行に参加できなかった思い出があります。

 1976年の大学1年(19歳)の時は頻尿になり、大学の授業(90分間)が終了するやいなや廊下へ飛び出しトイレへ駆け込むことが多かったです。また、水分はそれほど採っていないのに不思議と尿の量は多かった記憶があります。

 1979年の社会人(22歳)になってからはこれらの症状は無くなりました。

 1984年(27歳)から排尿する時に透明なドロッとしたゲル状の分泌物が排泄されるようになりました。その分泌物に稀に1mm程の細長い血液のような赤い筋が入っていることもありましたが、痛みは全くありませんでした。

 その症状が毎日排尿の度に起こるようになったので大学医学部付属病院泌尿器科外来で診察して貰ったのですが、尿検査と直腸診の結果、前立腺が少し腫れているというだけで心配無くしばらく様子を見ることになりました。

 この症状は2000年(43歳)まで続きましたが、痛みも例の分泌物に赤い筋が混ざることの無く排尿の最後に排泄される分泌物も習慣的なものとなりそれほど気にはしませんでした。

 しかし、2000年の12月に会社が加入している健康保険組合健診センターの総合判定担当医からの人間ドックの超音波検査で膀胱の上部に腫瘍の疑いがあると知らされました。紹介状を書くから検査設備の整っている大きな病院で精密検査を受けるようにとのことでした。

 2000年の10月から診察履歴のある大学医学部付属病院泌尿器科に左尿管結石(直径:9mm)の診察のため通院中でした。

 早速その紹介状を外来の担当医に提出、CTスキャン、膀胱鏡の検査を実施しました。その時の担当医は左尿管結石を診察して貰った医師とは別の方でした。膀胱鏡で膀胱の内部を診たところ上部に膨らんでいる部分があり、その先端から分泌物が膀胱の内部に垂れ下がっているのが確認されました。

 膀胱鏡の先端のカメラから映し出されるディスプレーはベッドで両足を広げベルトで固定されて横になっている私にも見える角度で設置されていたので、それを確認出来ました。

 その医師が言うには臍の尾と膀胱を繋ぐ尿膜管は成人になると普通は退化して無くなるが、ごく稀に成人になっても残っている人が居る。もしかしたらそれかもしれない。その尿膜管は癌になる可能性があり、とんでもない速さで全身に転移するので一番怖いとのことでした。

 2001年1月に検査入院しMRIと経尿道的尿道腫瘍切除術(TUR)で膨らんでいる細胞を採取、生体検査した結果、尿膜管癌という診断されました。また、膀胱内に放出され垂れ下がっていた分泌物も同じ癌細胞と診断されました。

 そして、入院中のある晩のこと。私の病室に泌尿器科長(泌尿器科病棟責任者)の教授・助教授が訪れ、教授から次の様な説明と判断を求められました。「生体検査の結果、その細胞は大腸の細胞に良く似ている。尿膜管癌は抗癌剤療法も放射線療法も効かない。また、物凄い速さで全身に転移して短期間に死亡する。切除した方が良いと思っているが、どうする?」

 私は教授に向かって「そこまで脅されたらどうぞやって下さいと言うしかないでしょう。。。」と手術を 承諾しました。

 そして、開腹手術で臍と膀胱を繋ぐ尿膜管及び膀胱の1/3を摘出しました。排尿の際に最後に放出されていた分泌物は術後から全く出なくなりました。

●幼少の時の尿膜管遺残から中高年まで続いた泌尿器における色々な症状のひとつひとつの点が『尿膜管癌』という病名で一本の線になって繋がりました。

 その後、経過観察で検査(細胞診、CTスキャン等)を3年程実施しましたが、担当医が他の病院に移ることになったのをきっかけにその泌尿器科外来とはご無沙汰になりました。

 さて、7年経過した2007年の12月(50歳)の時に同大学医学部付属病院泌尿器科で30歳を過ぎた頃からの持病である尿管結石の診察中、私を引き継いだ次の担当医が私のカルテに尿膜管癌の病歴があったことを気の留め、念のためCT検査をすることになりました。

 CTの画像を診た担当医が膀胱の前の部分が膨らんでいる様に見えるので、膀胱鏡で膀胱と診たところ膀胱ではなく尿道に腫瘍が確認されました。

 翌2008年2月検査入院しTURで広範囲に腫瘍のサンプルを採り生体検査しました。今回、広範囲に腫瘍を切除した細胞を生体検査した結果、膀胱の出口活均筋の部分にあった腫瘍は癌ではなかった。
 尿道手前から中心部に架けて粒々状に広がっていた腫瘍は2007年前と同じ種類の癌細胞(腺癌)であったとのことでした。

●尿膜管癌が尿道に転移・再発していました。
 担当医の所見では、筋層に達していない表在性腫瘍(尿路上皮腫瘍)であり、腫瘍深達度は他に例の無い尿道癌なので強いて言えばT1の分類にあたる。

 骨シンチグラフィーでは骨盤等の骨の転移は無く、肺・腹膜・リンパ節にも転移も無い。たちが悪い尿膜管癌と言われている中では幸にも高分化癌である。
 しかし、残念なことに尿膜管癌が尿道に転移・再発した症例は日本、世界?で男性の1例だけ。
 TURを実施したその男性がその後どうなったかは当院から検索出来る医療関係のデータベースに記録は無かったとのことでした。

 泌尿器科内での審議会でも確実な処置としては、尿膜管癌の切除しか無いとのこと。担当医は私に膀胱と前立腺及び尿道を全部摘出するか、TURで尿道部分にある癌だけを切除するかどちらかの選択を問われました。

 そこで、私は2008年4月上旬に国立がんセンター泌尿器科へセカンドオピニオンを求めました。そして、その担当医の所見は以下の通りでした。

 尿道の癌細胞(サンプル)は、2001年(約7年前)の尿膜管癌の細胞(サンプル)に良く似ている。

 この場合は、尿膜管癌が尿道に転移・再発したという診方が普通。尿膜管癌自身の症例が非常に少ない中、尿道に転移・再発したデータはここにも無い。普通は遠隔転移の肺や腹膜、リンパ節に転移するのが普通ある。

 この症例をどう対処したらこうなるということを言える医師は誰も居ない。大学医学部付属病院泌尿器科で判断した尿道に広がっている粒状の癌細胞をTURで切除するのが消去法でいくと正しい。

 TURは電気メスで切除する範囲が狭く、どの病院で実施してもリスクは低い。従って特別に国立がんセンターでTURを実施する必要はなく、治療方針についてはこれを診断したところでTURを実施し,その後の様子を診ても良いのではないかとの見解でした。

 私から他の治療法(放射線療法や化学療法)もどうかと尋ねてみました。放射線は患部に照射した後、患部の癌細胞と健康な細胞まで焼いてしまう(ケロイド状態にする)のでその後予後が悪く、その後外科的手術を必要となった場合切り口が塞がらない(接合しない)。よって、放射線は最終的な治療手段とした方が良い。

 化学療法(抗癌剤、BCG(牛型結核菌)を含む投薬)は、”腺癌”という癌種の尿膜管癌に適用した例は無く、単なる人体実験になってしまうのでどの様な結果になるか全く解らないためリスクは高い。
 国立がんセンターでも何度も悔しい思いをしている。
 現代の西洋医学界では、言い方は悪いがほんの200年の歴史の中で何万、何千万の症例を基に何百万体という患者の屍の症例の上に成り立っている。それらのデータで、良い結果・悪い結果を類推、判断して治療方針を立てるしか無い。従って日本でたった1人の症例では何とも言えない。

 まぁ、7年もの間を”のらりくらり”していた癌細胞は、緊急度からすると低いかもしれないが、7年後に”むっくり”出て来たことを考えると生命力が強いのかも知れない。いずれにしても良い結果をお祈りします(合掌のポーズ)とのことでした。

 さて、2008年4月下旬に大学医学部付属病院へ入院。TURで尿道の腫瘍は表層を全て切除しました。腫瘍の筋層への浸潤の有無を確認するため無作為に尿道の先まで幾つかのサンプルを採ったが、そこには癌はありませんでした。尿道壁にある粒々状の癌細胞と膀胱の出口と尿道との境にあった腫瘍も切除しました。

 尿道に留置カテーテルを挿入し、そのカテーテルのもう一方をドレーンバックに続し、その中へ尿を自然排泄(垂れ流し)しました。

 尚、担当医の説明では当病院泌尿器科でも初めての症例とその対処なので、いつ自分の尿道で排尿出来るようになるか解らないとのことでした。

 また、腫瘍を電気メスで切除した(焼いた)ので、入院中は留置カテーテルを直ぐ抜いてしまうと尿道の傷が癒えてないので狭窄する恐れと尿道が狭くなっているためかなり圧力をかけないと排尿が出来なくなる可能性がありました。

 5月中旬に再入院して留置カテーテルを抜き、順調に排尿出来るのを4~5日確認したら退院、尿道が狭窄して排尿出来なくなったら再び留置テーテルを尿道に挿入し電気メスの切傷を養生する。また、経過観察として3ヶ月に1度膀胱鏡で尿道内及び膀胱内を診ることになりました。

 退院の前に療養指導室の看護師から以下の膀胱内洗浄指導を受けました。
 尿道カテーテルのドレーンプラグを外し排尿後膀胱内を空にした後、生理食塩水のボトル(500ml)からハルンカップ(滅菌済メモリ付紙コップ)へ適量を注ぎシリンジカテーテルチップ型(50ml)で生理食塩水(約30ml)を吸い込み、それを尿道留置カテーテルの先から注入し膀胱内に溜まっている血栓等不純物を生理食塩水と共に吸い出す。

 また、尿道口も同様にポピヨドン(殺菌消毒剤)で消毒し、8折ガーゼを巻く。これらの処置を1回/毎朝行うことになりました。それらの物品を同大学付属病院の売店で購入しましたが、健康保険適用外なので次の入院までの20日分で費用は合計約\13,000程になりました。

 退院する度に自宅療養で使用する医療・衛生材料が\10,000以上になるのは大変な金額ので、3回目の自宅療養以降はインターネットで検索し格安で購入しました。

 日常の生活では、カテーテルから尿を排泄した後は消毒用エタノール含浸綿でカテーテルの出口とドレーンプラグを拭く消毒作業をしなければなりませんでした。

 尚、便秘で力むと傷口の毛細血管が切れ出血するのが一番良くないのでラキソベロン(下剤)を就寝前に服用することになりました。

 尿道留置カテーテルを挿入したままそのもう一方の出口にカテーテルプラグを接続し、退院しました。自宅では尿意があればカテーテルプラグを外し留置カテーテルから尿を排泄させました。
 また、就寝前には留置カテーテルの出口をドレーンバッグに接続し尿を自然排泄させ、起床後はドレーンバックから留置カテーテルを外してカテーテルプラグを出口に挿し込みました。

 そして、5月中旬 に再入院し朝8:20に留置カテーテルを抜きました。3~4回程順調に自分の尿道で排尿していましたが、その日の15:00に尿道が狭窄して排尿できなくなり急遽新しい留置カテーテルを尿道に挿入しました。

 また、尿道に挿入している留置カテーテルが血栓等の原因で詰まり排尿が出来なくなるのを考慮し、緊急時のバイパス用として下腹部に膀胱瘻留置カテーテルも刺しました。

 麻酔は下腹部に注射器で1回注入。7年前に開腹手術をしているため膀胱が硬直しているので、なかなか刺さらずその痛みに絶えた後は背中が汗でびっしょりになりました。その膀胱瘻留置カテーテルの出口も普段はカテーテルプラグ挿し込み塞ぎました。

 退院の前に療養指導室の看護師から以下の指導を受けました。下腹部の膀胱瘻留置カテーテルが挿入されている周辺をポピヨドン(殺菌消毒剤の外用薬)を浸した大きな綿棒で消毒し、ドレーンスワブ(切込み不織布ガーゼ)で膀胱瘻留置カテーテル周辺の吸収・保護した後に8折ガーゼをその上をあてがい、シルキーポア(粘着性伸縮ガーゼ包帯)でそれらを留める。最後に膀胱瘻留置カテーテルを固定用サージカルテープ(エラストポア)でウエストに固定する。

 担当医の話では日常は尿道留置カテーテル、膀胱瘻留置カテーテルのどちらから排尿しても構わないとのことでした。この状態のまま5月下旬に退院しました。

 1週間程の自宅療養後、会社へ出社して仕事をしました。膀胱瘻留置カテーテルの先端が膀胱の内側壁に当たり歩く度に擦れて痛かったです。また、カテーテルは体が異物と見做し、しばしば化膿し尿道と留置カテーテル間から膿が脇漏れし、尿採りパットを交換しなければなりませんでした。

 歩き方はカテーテルの先端が動かないようにするため膝を上げない摺り足になっていました。また、歩道・横断歩道・駅の構内では他の歩行者が私に向かって来る度に腹部への衝突を心配しながらゆっくり進みました。この時、意外にも前方(こちらの方)を見ないで歩いている人々が沢山居ることが解りました。

 痛みに耐えられない時は担当医に抗生剤の服用を申し入れましたが、抗生剤を使うと細菌の抵抗力が増しその内抗生剤が効かなくなるので使用出来ないと言われました。

 その代わりに我慢出来ない時のためにオキシコンチン(中~高程度の疼痛緩和剤)を処方して貰い時はそれを服用しました。この薬は常習性があるのでなるべく服用しないようにしました。

 6月中旬に再入院し感染症を防ぐために抗生剤を点滴し、膀胱瘻留置カテーテルは膀胱に留置していると汚れるため毎月新しいものに交換しました。その後、尿道留置カテーテルを抜去し自分の尿道で排尿をしていましたが、10時間後に尿道が狭窄して排尿出来なくなり急遽新しい留置カテーテルを尿道に挿入しました。その後4日間発熱が無いことを確認し退院しました。

 2008年5月から2008年9月までの間(1回/月:1週間~10日間入院期間/回)でこれを5回繰り返しました。

 ある日、入院病棟の私のベッドに来た看護婦長が、何回も入退院を繰り返しても容態が改善されないのを心配し、膀胱瘻留置カテーテルの刺さっている下腹部の傷口が化膿していないか粘着性伸縮ガーゼ包帯を外して傷口を診ながら私に言いました。

 「今ね。ナースステーションに先生が居たから、いつ頃自分自身の尿道で排尿出来るか聞いて見たの。そしたら一生留置カテーテルを挿したままになるかも知れないと言っていた。」全く見通しが立たないということが解り、その時はかなり落ち込みました。

 後日、入院病棟の各室回診時に泌尿器科長(責任者)の教授が私の担当医から尿道が閉塞した担当医の説明を笑顔で「そんなぁ、慌てることは無い。まぁ、ゆっくりやろう。」と励ましてくれ、少し元気が出ました。

 9月下旬にいつものように入院し10月になったある日、いつもの通り尿道留置カテーテルを抜去しました。いつも1日程で尿道が閉塞しか排尿出来なかったのですが、その日の尿道は一度も狭窄せず自分の尿道で継続的に順調に排尿することが出来ました。

 そして2008年10月4日の退院以来、入院することはありませんでした。担当医の提案で緊急時に備え膀胱瘻留置カテーテルは1ヶ月間はそのまま残し、1ヶ月後に抜去しました。

 それから2010年の現在に至るまで、月に1回大学医学部付属病院泌尿器科の外来へ通院し診察と採尿による細胞診を行っています。定期的に、瘍マーカー検査、膀胱鏡、CTスキャンも実施していますが、今のところ転移再発は確認されていません。

 尚、TURによりデコボコで通りが悪くなった尿道をダイレーターで拡張(ブジー)してから膀胱鏡を尿道に挿入しています。また、ブジーしてから1ヶ月程経過すると尿道が狭くなってくるため3ヶ月程経過すると普段の排尿に掛かる時間は健康の時と比べるとその約2.0倍になりました。

 最後に、2001年の開腹手術でまず臍・尿膜管及び膀胱は1/3を切除その2/3を残し、2008年には膀胱、前立腺、尿道の全摘出はせず、TURで本来の機能を残しながら治癒を試みる温存療法を自ら選択しました。病院側は私に転移再発というリスクを避ける全摘出にするか温存療法にするか私に委ねました。

 未来が見えないので少しでも状況が解るのではないかと国立がんセンターへセカンドオピニオンを求め、その担当医の所見を参考に自分で温存療法を選択しました。

 尿膜管癌自身が非常に稀な癌の中、担当医から私に日本泌尿器科学会で大変効果のあった治療方法を公開・発表したいので了承して欲しいとの申し入れがありました。
 その担当医が膀胱鏡で撮影した尿道内の画像(術前・術後)をプロジェクターで投影した結果、発表会に出席していた会場の医師たちから「おおぉーっ!」という歓声が上がったとのこと。
 他の医者の方から膀胱・前立腺・尿道を摘出した方が将来的なリスク(転移・再発)から考えると良かったのではないかという意見もあったようです。
 担当医は私に「皆医者だから、何だかんだ言いたがるんですよっ。」と言っていました。

 先日、2010年6月30日の膀胱鏡検査結果の説明で担当医から「転移・再発もなく強運の持ち主だね。」と言われたので、何故ですかと尋ねると今まで私以外に3人の尿膜管癌患者の手術に立ち会っているが皆死亡している。この病気の生存率は50%と言われているとのことでした。
 術後一番長く生存していた人は何年でしたか?と尋ねたところ3年という返事が返ってきました。
 私は「先祖のお墓にお礼のお参りに行かなくてはいけませんね。」と言ったところ、「良い。何もしなくて良い。」という如何にも医学に携わっている医師らしい回答でした。

【症状】
 私のように血尿がなく、腫瘍マーカー(CEA・CA19-9)の値が正常であるにも係わらず以下の症状がある場合は、尿膜管癌を疑うべきだと思います。
 ・尿膜管残遺と診断され長い期間経過している。
 ・膀胱炎がなかなか治らない。
 ・臍と膀胱の間に染みるような痛みあるいは違和感がある。
 ・頻尿が長い期間に亘って続く。
 ・排尿の際に尿に混ざってゲル状の分泌物が排出される。
 ・健康診断(人間ドック含む)の超音波(エコー)検査で膀胱の上部に膨らみが確認される。

【腫瘍マーカー *1】
 採血日
 2008年03月29日 ・・・・・ CEA:3.9 CA19-9:11.8
 2008年10月22日 ・・・・・ CEA:2.0 CA19-9: 9.6
 2009年02月18日 ・・・・・ CEA:1.7 CA19-9:12.1
 2009年10月28日 ・・・・・ CEA:2.0 CA19-9: 9.7
 2010年04月21日 ・・・・・ CEA:1.9 CA19-9:10.6

 *1:私の場合は腫瘍マーカーの値は上がらないタイプです。

【細胞診】
 採尿日
 2009年6月24日 ・・・・・ Ⅲa
 2009年7月22日 ・・・・・ Ⅱ
 2009年8月19日 ・・・・・ Ⅱ
 2009年9月30日 ・・・・・ Ⅲa
 2009年10月28日 ・・・・・ Ⅲa
 2009年11月25日 ・・・・・ Ⅲa
 2009年12月16日 ・・・・・ Ⅲa
 2010年1月20日 ・・・・・ Ⅲa
 2010年2月24日 ・・・・・ Ⅱ
 2010年3月24日 ・・・・・ Ⅱ
 2010年4月21日 ・・・・・ Ⅱ
 2010年5月26日 ・・・・・ Ⅱ
 2010年6月30日 ・・・・・ *2

 *2:前回診察時の結果が次の診察時(7月28日)に医師から報告されます。

【入院期間に使用した薬】
 内服薬・抗生剤(感染症予防の抗生剤(錠剤))
 クラビット(細菌による感染症の治療)
 ロキソニン(熱や痛みの緩和)
 オキシコンチン(中~高程度の疼痛緩和)
 ハイペン(痛み炎症抑止剤)
 グレースビット(細菌を殺し感染症を治す)
 フロモックス(細菌を殺し感染症を治す)
 PL顆粒(熱を下げ、頭、間接、筋肉の痛みを和らげる)
 フロモックス(感染症の原因となる細菌の増殖を抑える)
 マグラックス(胃酸の中和)
 ラキソベロン、アローゼン粒錠(下剤:力きまないで容易に排便できる出血防止用)傷口の出血防止用)

 外用薬・ボルタレンサポ(疼痛時の座薬)
 ポピヨドン(イソジン:殺菌消毒剤)
 生理食塩水(膀胱内洗浄)

 点滴・抗生剤(感染症予防の抗生剤(液体))

【最後に】
 私もガンファイターさんの2010年3月24日の記事で掲載されました植島啓司著書の≪偶然のチカラ≫を読ませて頂きました。本に記載されてた『「未来が見えないとき、いったいどうしたらいいのか」と問題提起したときの解答は「自分で選択するべからず」ということ。困難にぶちあたったとき、必要以上に自分の力に頼るのがもっとも具合の悪いことで、見えてきた状況に従って動けばいいのである。すぐに物事の是非を判断せず、「世の中にはどうにもならないこともある」と一歩引いて考えたい。世の中には思うよういくことのほうが少ないのだから。』という文章が今でも印象に残っています。

 これから見えてくる状況がどのようなものか全く解りませんが、何かが見えてきたときはサードオピニオンを求めるつもりです。また、『自分の身に起こったことを全て必然と考える』習慣をつけ、少しずつですがすべてありのままに受けとめるようにしようと思っています。

 行けるところには出来るだけ行き、逢える人は出きるだけ逢い、欲しいものは出きるだけ手に入れるように今、動けるうちに”あれもこれも”という気持ちになって来ました。

 私もジャズが好きで日本のジャズピアニストでは本田竹広が好きです。渡辺貞夫のマイ・ディア・ライフ(35年前のFM東京の番組)の頃からの大ファンです。URL: http://www.jazz-honda.com/
 聞きたい楽曲も出来るだけ沢山聞いていきたいと思います。

☆★ヒデさんへ☆★
 腫瘍マーカーのCA19-9とCEAに反応しない尿膜管がんの長期間にわたる闘病経験情報をメールでお寄せいただきましてありがとうございました。
 私の闘病生活は、4年目に突入しました。すべては必然として受け止めるには大変悔しいのですが、病勢は腹膜播種という状況を迎え、治る見込みはないでしょう。これからの厳しい局面への対処は自分で主体的に決めず、主治医の提案を持って自分で決めることになります。

 尿膜管がん患者を取り巻く状況は、病気そのものに関する知見及び同病患者がどのような診断を受け、腫瘍マーカーなどの検査結果や治療に関する情報が大幅に不足しており、ほかのがん患者よりも圧倒的に不利です。じっとしているだけでは、こうした状況を改善できないと思い、3年前にガンファイター(膀胱がん)のブログを開始しました。
 ヒデさんの闘病経験は希望として、多くの同病患者に勇気を与えるでしょう。

 最後になりましたが、無病をお祈りします。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
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 転移性膀胱がん(その2)
 リンパ節
 リンパ節転移は、外科手術後の病理学検査の作業の間若しくは患者又は医師による身体検査の間に検出されるかもしれません。腺疾患症又は肥大したリンパ節は、生体組織検査されるかもしれません(十分な吸引生体組織検査が必要です。)。
 リンパ節は、鼠径部の鼠蹊部リンパ節が最も一般的に移行上皮がんによって影響された状態で鼠径部と先頭の間で見つかります。
 局所(骨盤)リンパ節が外科手術の前又は手術中に影響されていることが発見される場合、多くの専門家が、リンパ節郭清により実際に治療可能であり得ると感じています。ウェブカフェのリンパ節切除による生存の利点を御覧ください。
 外科手術がされた後のリンパ節転移の場合、疾患が現在、全身的なものと考えられるので、化学療法又は放射線療法は外科手術に付加された療法として優先されます。場合によっては、化学療法は疾患なしの生存の重要な期間を得ることができます。
↓(詳しくは)
http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage84.htm

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  2010年07月12日 尿膜管がん患者御遺族のガンパートナーさんからの励まし及び腫瘍マーカーセオリー(仮説)のメール

電子メール

 当ブログに多くの情報を提供してくださった故とんぼーさんの御遺族のガンパートナーさんが、2010年7月9日のブログエントリー(記事)の「腫瘍マーカー激減(2010年7月)」に対して励ましのメールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから転載承諾を得たメールは、次のとおりです。

 ガンパートナーです。

 CA19-9値が投与前の2/3に、CEA値が1/2に下がったというご報告、よかったですね!!
 思わず「よかったぁ」と声に出てしまいました。

 「とんぼー」のデータを解析していても、前にも申したかも知れませんが、マーカーの絶対値は必ずしも、あまり問題でないなと思っていました。

 私のセオリーでは、少なくとも、過去3回のデータの推移から、1/2減衰時間(半減期)、あるいは2倍増時間(ダブリングタイム)を読み取り、その間の単位時間・容積あたりのマーカー産出量を計算式(今までは微分式ですが)より産出して、その後のマーカー値が予測されます。

 今回のガンファイターさんの場合はまだ計算途中でしたが、私のセオリーから予測できたのかもしれません(??)。でも、現在の処は、まだあまりご期待に沿える時期に至っていません。

 今、学会発表に向けてのデータ整理をしているところです。仕事の合間に準備していますが、まだ時間を要しそうです。また、計算式自体の検討を並行して行っていますのでさらに時間がかかっています。

 今回の件は、ガンファイターさん自らのチョイスで投与を受けられた、その結果であり、改めて患者側の判断となる指標の必要性を痛感しました。今纏めているものが少しでも尿膜管癌患者の診断指標となれれば、と思います。慎重に検討を進めてみます。

 マーカ値が減少しても、まだ予断は許されず、今までの私のセオリーでもまださらに最低3回の測定値が判断には必要ですが、長い間、ご不安だったろうことを思うとき、この鬱陶しい梅雨の晴れ間のような明るいニュースでした。

 さらにくれぐれもご自愛ください。

 2010年7月9日 ガンパートナー

☆★ガンパートーさんへ☆★
 励ましのメールありがとうございます。
 「マーカーの絶対値は必ずしも、あまり問題でない」ということですが、腫瘍マーカーが提言したにもかかわらず、腹痛と食道の通りはむしろ悪化しているようであり、自分の体調を信じた方がよいのかもしれません。
 腫瘍マーカーセオリー(仮説)のためであるならば、当ブログのデータを御自由にお使いください。この仮説が、多くの医療関係者の耳目を集めることをお祈りします

 なお、ガンパートナーさんのメールの中に出てくる「学会発表に向けてのデータ整理をしているところです。」は、2009年12月4日のブログエントリー(記事)に書いた、ガンパートナーさんが会員に就任された次のロゴマークの日本癌学会での発表のことです。

日本癌学会
 出典:http://www.jca.gr.jp/newlogo.html

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 転移性膀胱がん(その1)
 尿路移行上皮がん
 共通する転移性がんの診断、症状及び治療
 すべての形態の転移性がんは手ごわい敵です。転移性がん('mets')は、がん細胞が、同じ生物学構造の続発性腫瘍を形成させるために血流又はリンパ系を通ったことを意味しています。患者の膀胱がんが発見されるときに5%の患者だけが転移しています。
 膀胱又は上部尿路がんの移行上皮がんの転移はほとんどどこにでもすることができるけれども、一般的にリンパ節、肺、骨、肝臓及び脳に遠隔転移します。転移性膀胱がんの治療は、広がりの位置、事前の療法及び個々の患者の必要性にしたがって変わります。
↓(詳しくは)
http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage83.htm

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  2010年06月05日 尿膜管がん患者御遺族のガンパートナーさんからの死に対する考察のメール

 2010年第3回入院の五日目です。

 本日(2010年6月5日)は、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対するGC療法の副作用による腎臓機能低下及びおう吐の防止のため、大量の水として生理的食塩水を2本と制吐剤1本を6時間かけて点滴します。副作用による吐き気及び食欲不振のため、食事をする気にもなれず、食べ物のにおいをかぐと吐きそうになるので、絶食です。

ミヤマキリシマ
 出典:ガンパートナーさん撮影のミヤマキリシマ

 さて、当ブログに多くの情報を提供してくださった故とんぼーさんの御遺族のガンパートナーさんが、2010年5月31日のブログエントリー(記事)の「死ぬのが怖いから生きてるの?」に対して死の考察のメールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから転載承諾を得たメールは、次のとおりです。

 ガンファイター 様

 ガンパートナーです。
 「死」を覚悟するということはどういうことなのか私には分かりません。然し観念的になら分かるようにも思います。人は「死」を体感出来ないので、想像、観念の対象でしかないように思います。私は妻が尿膜管癌で逝ったとき、妻の手をしっかりと握っていました。

 そして手首や、胸からどくどくと伝わってくる心臓の鼓動、血液の脈動、体温をこの手で感じていました。そしてやがて妻の呼吸が止まり、脈動が停止し、生命が途絶えるのをこの手で体感しました。最も近く「死」に接したのはこの時が初めてです。祖父母が逝き、父母が逝ったときには、これほど私は近くにはいませんでした。妻の「死」は私が生まれて初めて手の感触で確認した、「何かが離れていく」「遠のいていく」「消えていく」感じ、観念的に云うと「喪失感」でした。私たちは「生」に対して、或いは生き物の「死」に対して、感覚が麻痺しているのかも知れません。観念的、言葉の世界にとどまっているに過ぎないように思います。そんな我々に果たして「死」が理解できるのでしょうか?

 従って、「死」はやはり観念でしかありません。観念の「死」を想像し、「死」を覚悟するのですが、いまいち、やはり実感としては、さっぱり分かりません。あたかも「明日という時」を実感できないように、です。人は観念的に「死」を云々するのですが、その世界では、人は「死」を覚悟しなければ「今の生」を清冽に生き切ることは出来ないと云います。また「自分一人のために」生きるほど、人は強くないとも云いますし、己のためにのみ生きるのは「何か卑しいもの」を感じ、「死」を前提にして初めて「生」の意義が深まると云うこともあります。

 ガンファイターさんが仰るように「死」を前にして初めて「何かが始まる」のではなく、人は「何かを始める」というのが、本当なのかも知れません。

 2010年6月1日記 

☆★ガンパートーさんへ☆★
 真摯な御経験に基づく、死の考察のメールを送っていただきまして、ありがとうございます。

 患者にとって死を覚悟するとき、残された時間は短いことを感じます。苦痛がある患者にとって死は、苦痛からの解放かも知れません。病に伏せ、残り少ない人生かもしれないけれども、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がん患者とその家族及び恋人・友人の皆様ために役立てるよう、情報発信していきます。

 なお、とんぼーさんの約5年間の闘病記録は、2009年8月17日のブログエントリー(記事)を御覧ください。

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 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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 第一選択療法としての放射線療法・膀胱温存プロトコル(訳注:患者の摂生治療遂行の詳細なプログラム)(その4)
 放射線療法における新しい進歩は、膀胱がん治療を改善するかもしれません。
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  2010年05月24日 埴輪(はにわ)と石文

 2010年5月20日のブログエントリー(記事)に書いた、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がん患者(故人)の御遺族のガンパートナーさんから、次の写真の埴輪(はにわ)と石文のお土産をいただきました。

埴輪(はにわ)と石文

 ガンパートナーさんによると、埴輪(はにわ)の「武人」はファイター、石文の三個の石は「知・情・意」を意味し、その「石文」は現代の「ブログ」を意味するということです(注)。
 注:埴輪(はにわ)と石文のリンクは、ガンファイターが付けたものです。

 死を前にして、ファイティングポーズ、知情意の調和、ブログの更新をいつまで続けることができるのか分かりませんが、いただいたお土産のメッセージはしっかり受け止めました。

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 膀胱がん組織学―希少な腫瘍(その1)
 移行上皮がん以外には、わずか5~10%だけの膀胱腫瘍がありますが、これらの腫瘍タイプは希少なため、治療に関する科学的データはほとんどありません。非移行型上皮膀胱腫瘍は治療効果があまり良くなく、その活動はより悪性であると考えられています。診断時の腫瘍の病期(ステージ)及び進行度(グレード)は最も重要な予後(訳注:病気からの生存と回復の予測)予測の指標と考えられます。例外はありますが、ほとんどの専門家は、希少な膀胱がんの最初の治療の最良の選択肢として根治的膀胱切除術(膀胱摘出)を選ぶでしょう(1)。例外は、リンパ上皮腫瘍がん、尿路上皮乳頭腫及び内反型尿路上皮乳頭腫などのほかの希少な腫瘍よりも悪性ではないものです。
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  2010年05月20日 ガンパートナーさんとのオフ会

 昨日(2010年5月19日)、当ブログに多くのコメントを書かれたガンパートナーさんに私が住んでいる場所近くのホテルで1時間ほどお会いしました。

ガンパートナーさんとのオフ会

 ガンパートナーさんから亡くなられた奥様のとんぼーさん闘病経験2009年12月4日のブログエントリー(記事)に書いた、日本癌学会での発表原稿案などのお話をうかがいました。私は、自分の闘病経験をお話ししました。

 当ブログをきっかけに、尿膜管がんで亡くなった患者の御遺族にお会いできたことは、望外の喜びです。

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 調査・研究(その3)
 調査・研究
 SPORE(訳注:スポア(重点研究特別助成金))
 膀胱がんを新世紀にもたらすために何がなされる必要がありますか?
 ↓(詳しくは)
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投稿者 fight : 04:59 | コメント (0) | トラックバック (0)
  2010年04月25日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のayato gongさんの尿膜管がん治療歴

手術
 注:写真は実在の人物とは関係ありません。

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさん(故人)まこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん(奥様(故人))匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさん(故人)ガンパートナーさん洋平さんsenaさんりょんママさんayato gongさん及びgomadachiさん(奥様(故人))から貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 尿膜管がん患者及び御家族・恋人・友人の皆様からお寄せいただいたコメントは、少ない尿膜管がんの情報を求めてこのブログにたどり着かれた方の役に立つよう、ブログエントリー(記事)に引用し、カテゴリーの「尿膜管がん」のサブカテゴリーの「尿膜管がん患者情報」に登録させていただいています。
 この理由は、当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄のコメントは、新たなコメントが増える度に下段に移動しいずれ表示されなくなってしまうこと、及びコメントをブログのカテゴリーに分類できないからです。

 2010年4月10日のブログエントリー(記事)には、尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のayato gongさんから寄せられた尿膜管がん情報を書きました。
 ayato gongさんは、尿膜管がんの治療歴の電子メールをお寄せくださいました。ayato gongさんの御了承を得て、これらを次のとおり転載します。

 ガンファイターさん

 いつもブログ拝見させて頂いております。
 ayatogongです。
 病気の経緯を御知らせしようと思いメールをお送り致しました。

 2008年11月 頻尿が始まり次第に尿に血や膿の様な物が混じる。
 2008年12月 地元病院で膀胱炎と診断、抗生物質クラビットを処方される。
 2009年3月 症状は治まらずT病院の泌尿器科を受診。その日にエコー、膀胱癌の疑いがあるとの事で膀胱内視鏡。
 MRI、CTにより直腸に浸潤している可能性があるとの事。
 4月1日 大腸内視鏡、膀胱検査手術で同じ癌細胞が見つかる。
 尿膜管癌と診断。癌を取り切る為、膀胱全摘、直腸切除を必要とされる。
 4月10日頃 G研A病院でセカンドオピニオン、T病院と全く同じ診断。
 5月21日 膀胱全摘、直腸切除の手術。12時間の予定が14時間かかる。
 癌はすべて取り切り、人工膀胱となる。
 6月25日 退院
 7月7日40度の高熱、腎盂腎炎と診断。再入院。
 7月14日 抗生物質投与で腎臓の腫れもひき退院
 8月14日 仕事復帰

※腫瘍マーカーについては一度もこちらから主治医に伺うこともなく、抗がん剤の投与もございませんでした。血液検査は何度もおこなっておりますので今から思うと腫瘍マーカー等の数値も訊いておくべきだったとくやまれます。
 また、今後も経過検診も有りますので、御報告いたします。

 ayatogong

☆★ayato gongさんへ☆★
 「2008年12月に地元病院で膀胱炎と診断、抗生物質クラビットを処方される。」は、膀胱がん(尿膜管がん)を見落とす誤診の典型例のように思います。
 その後の膀胱がん(尿膜管がん)の確定、セカンドオピニオンの取得は、信じられない日々だったと思います。
 救うべきものは生命であり、膀胱ではないけれども、膀胱全摘と直腸切除の大手術は、身体像の変化及び性的機能損失の病的状態という大きな犠牲をもたらしたと思います。
 貴重な情報提供に重ねてお礼を申し上げます。

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 抗がん剤感受性試験/化学療法感受性試験(その2)
 すべての利用可能な抗がん剤感受性効力検定は、薬剤の「耐性」情報を報告することができます。耐性は患者のがん細胞が研究室の特定の化学療法の薬剤にさらされるとき、がん細胞は生き残り、成長し続けるであろうということを暗示しています。いくつかの抗がん剤感受性効力検定はまた、薬剤の「感受性」情報を報告することができます。感受性は、患者のがん細胞が研究室の特定の化学療法の薬剤によって治療されるとき、その薬剤ががん細胞を殺すか、又はそれらの増殖を抑制するであろうということを暗示しています。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage89.htm

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投稿者 fight : 05:43 | コメント (0) | トラックバック (0)
  2010年04月12日 尿膜管がん患者の御家族のgomadachiさんからの訃報

仲間

 本日(2010年4月12日)から約1週間ぶりに出勤です。

 さて、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさん(故人)まこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん(奥様(故人))匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさん(故人)ガンパートナーさん洋平さんsenaさんりょんママさん及びayato gongさんから貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 尿膜管がん患者及び御家族・恋人・友人の皆様からお寄せいただいたコメントは、少ない尿膜管がんの情報を求めてこのブログにたどり着かれた方の役に立つよう、ブログエントリー(記事)に引用し、カテゴリーの「尿膜管がん」のサブカテゴリーの「尿膜管がん患者情報」に登録させていただいています。
 この理由は、当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄のコメントは、新たなコメントが増える度に下段に移動しいずれ表示されなくなってしまうこと、及びコメントをブログのカテゴリーに分類できないからです。

 2010年4月2日にgomadachiさんとおっしゃる方から、奥様が同月2日に尿膜管がんにより永眠されたという次のコメントをいただきました。

はじめまして“ガンファイター”さん

いつもブログを読ませていただきました。現在は抗がん剤の治療で大変でしょうが後世に残る良い薬効が出ればと思っています。

私の妻(Y子)が平成22年4月2日に永眠しました。(行年48歳) 死亡届名は“尿膜管がん”です。

以下経緯を簡単に記述いたします。なお、ガンファイターさんが気になる腫瘍マーカーについてはトレンドお知らせできませんが、私の知る限りではCA19-9が2000程度、CEAが100程度(ジェムザール3クール後の数字)の数値でした。積極的に主治医には聞いていませんでした。
再発後主治医はシスプラチン+ジェムザールを勧めましたが、入院をせず外来希望でしたのでジェムザールのみの投薬になりました。また3クールのみで終わりました。(腸閉塞で体力が落ちたため)
            ―記-

● 2007年2月 血尿がある
● 4月 K診療所婦人科にて検診 膀胱が異常に腫れているのでTセンター泌尿器科を紹介される。
● 4月 膀胱癌の診断 膀胱内視鏡手術
● 5月 尿膜管由来の膀胱癌であると判明 
● 6月 膀胱部分摘出・尿膜管・子宮全摘出、リンパ節郭清、小腸での代用膀胱(膀胱の半分以上を摘出)造成、リンパ節に1箇所転移あり。

           -経過観察-

● 2008年 3月 手術後初めて高熱を出す。尿毒症の疑い。
●          右尿管が狭窄のため尿管カテーテルを挿入する。
● 9月 尿管カテーテル交換
●        腹膜播種、お腹に突起物ができる。
● 10月 腹部の突起物を手術にて採取するが完全に取り切れず・・・浸潤している。
● 2009年 1月 右尿管付近のリンパが大きくなっているため再発と診断
          外来で化学療法を始める。
          ジェムザールを週に一回投与 4月まで3クール。
● 2月 右足にリンパ浮腫が起きた。
● 4月 食欲無く便秘がひどい。
● 5月 腸閉塞になり入院 尿管カテーテルの取替え手術
● 6月 イレウス管にて鼻から排出 ⇒ ストマー手術(空腸)人工肛門に
● 8月 栄養を摂取出来ず、高カロリー輸液ポート手術を行う。
● 退院し在宅訪問診療・訪問看護に切り替える。身障者4級受給
● 9月 利尿剤にて下腹部の腹水と思われるふくらみを対応、しかしCT検査で下腹部の膨らみは腹水ではなくガスが滞留しているとの事。
● 左腎臓の尿管カテーテルの入れ替え、その後高熱を出す(約39度)
● 副腎皮質ホルモンステロイド剤リンデロンを服用するが肝機能が急激に低下、約1ヵ月高熱が続いたが自力で治す。(リンデロン⇒ロキソニン服用に換える)
● 人工肛門が腫れてストマーを2ピース型に変更
●     10月 ロキソニンを定期的に服用する
●     11月 急に顔が浮腫み始める。高カリウム症と診断 CT検査の結果、両方の腎が腫れて水腎症の診断、左腎臓に腎ろうの緊急手術を行う。
●     12月 黄疸が出たため腹部エコーで胆管狭窄がないか検査する。(狭窄なし)
右足麻痺のためオキシコンチンを服用する。
● 2010年1月 経口から食べ物はほとんど受け付けなくなる。口からはオレンジジュース・水のみ。介護認定5を受ける。肝臓値悪くロキソニンからカロナールへ変更
● 2010年2月 右足のリンパ浮腫がひどく自歩行がほぼ不能に
● 2010年3月 高熱が続く、吐き気があり胃液・胆汁を吐く。鼻からチューブを入れる。黄疸ひどく入院、自分で立つことは不可能、解熱剤の効果かなくなる。高カロリー輸液ストップ
● 2010年4月2日 01時30分ごろ 永眠 
同日午前病理解剖、腹膜播種・癌性腹膜炎・肝臓転移・胆管圧迫・十二指腸・小腸狭窄・横隔膜圧迫 但し、温存した膀胱・また肺への転移は無し。

以上

今後の同病の方々の少しでもお役に立てばという事で複雑な気持ちでしたが病理解剖に了解を致しました。彼女の死を無駄にせず今後の治療の参考になればと思っております。
本人は最後まで意識もあり復活するつもりでいました。
尚、生前も女房は貴ブログの存在は知りませんでした。

投稿者 gomadachiさん : 2010年04月07日 13:38

出典:http://melit.jp/voices/fight/2010/03/post_895.html

☆★gomadachiさんへ☆★
 最初に、gomadachiさんの奥様(Y子様)の御遺徳を偲び、哀悼の意を表します。
 御家族の御心痛いかばかりかとお察し申し上げます。

 さて、gomadachiさんの奥様(Y子様)の尿膜管がんの貴重な闘病記録をコメントにお書きくださりありがとうございます。

 尿膜管がん患者のインターネット上の闘病記録は極めて少ないことから、現在、腹膜播種の症状がある私にとって、今後、たどるかもしれない道が良く分かりました。
 CA19-9(正常値上限:37U/ml)が18,836、CEA(正常値上限:5.0ng/ml)が115.3という二つの腫瘍マーカーが2010年4月1日に計測された私にとって、亡くなられた奥様の腫瘍マーカーはCA19-9が2000程度、CEAが100程度であったことは、腫瘍マーカーが必ずしも病状の深刻さを示すものではないことが分かりました。

 直視することがつらい闘病記録と病理解剖記録に対して重ねてお礼を申し上げます。おそらく原発部分の尿膜管と膀胱に病巣はなかったのでしょう。

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  2010年04月10日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のayato gongさんのブログ

 2010年第1回在宅治療の六日目です。

 昨日(2010年4月9日)は、夕方から吐き気が増し、トイレでおう吐物ではなく、空気を4回吐きました。夜の食欲は、ほとんどありませんでした。

 さて、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントや電子メールを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさん(故人)まこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん(奥様(故人))匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさん(故人)ガンパートナーさん洋平さんsenaさん及びりょんママさんから貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 先日、「つぶやき」を投稿し合うことでつながるマイクロ・ブログサービスのTwitter(ツイッター)(http://twitter.com/)で、尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の40代前半男性のayato gongさんのことを知りました。ayato gongさんにTwitter(ツイッター)で連絡を取ったところ、2010年3月に次の画像のayato gongのブログを開設したという返信をいただきました。

 ayato gongのブログ
 出典: ayato gongのブログ

 このブログには、数少ない尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のayato gongさんの根治的膀胱切除術とストーマの経験が整理されています。

☆★ayato gongさんへ☆★
 がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の情報は、生きる希望が湧きます。
 ayato gongさんのブログは、働き盛りのがんサバイバーとして御自分の経験を同病患者と共有されようとする意欲ある取り組みだと思います。

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 移行上皮がん以外には、わずか5~10%だけの膀胱腫瘍がありますが、これらの腫瘍タイプは希少なため、治療に関する科学的データはほとんどありません。非移行型上皮膀胱腫瘍は、治療効果があまり良くなく、その活動はより悪性であると考えられています。診断時の腫瘍の病期(ステージ)及び進行度(グレード)は最も重要な予後(訳注:病気からの生存と回復の予測)予測の指標と考えられます。例外はありますが、ほとんどの専門家は、希少な膀胱がんの最初の治療の最良の選択肢として根治的膀胱切除術(膀胱摘出)を選ぶでしょう。例外は、リンパ上皮腫瘍がん、尿路上皮乳頭腫及び内反型尿路上皮乳頭腫などのほかの希少な腫瘍よりも悪性ではないものです。
 ↓(詳しくは)
  http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage51.htm

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  2010年02月17日 がん登録

 私が2007年4月に診断を受けた尿膜管がんは、同年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私が推計する膀胱がんの大変珍しい種類です。

 尿膜管がんの患者人口統計、病理学の特徴、治療及び生存に関する情報は、ほとんどありません。この原因をインターネットで調べていたとき、次の画像の「【アメリカのがん登録】(2)異なる資金の担保 - MSN産経ニュース」(2010.2.12)という記事を見つけました。

【アメリカのがん登録】(2)異なる資金の担保 - MSN産経ニュース
 出典: http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/100212/wlf1002120800002-n1.htm

 この記事には、次のとおり「日本では、がん患者さんの人数さえ正確には分からないのが現状です。」と書いてありました。

 日本で地域がん登録を行っているのは、36道府県1市にすぎません。しかも、網羅性に差があるので、実際には10府県程度のデータしか使えず、そこから全体の罹患率などを推定します。日本では、がん患者さんの人数さえ正確には分からないのが現状です。(談 祖父江友孝・国立がんセンターがん情報・統計部長)

 出典: http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/100212/wlf1002120800002-n1.htm

 日本国内のがん登録制度が整備されていない上に、尿膜管がんのような珍しい病気となると、患者人口統計、病理学の特徴、治療及び生存に関する情報がないのは致し方ないと納得しました。

 これまで、当ブログに尿膜管がんの情報をお寄せくださった、同病患者及び御家族のさくらさん(故人)まこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさん(故人)ガンパートナーさん洋平さんsenaさん及びりょんママさんに改めて感謝します。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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 ガンファイターへメールを送られる場合は、米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ)http://blcwebcafe.org/の仮訳サイトである膀胱がんウェブカフェ(仮訳)に掲載している「管理者へのメール」を御利用ください。送付された電子メールの内容は、メール送付者の御了解を得て当ブログに掲載させていただきます。

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 膀胱がんの化学発がん予防
 概要
 社会の広範囲に及ぶ支持に直面して、食事及び生活様式の変化は、ビタミン及びサプリメント(訳注:栄養補助食品)とともに、過去10年間に医学界により綿密で真剣に考察がなされてきました。
 ↓(詳しくは)
  http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage28.htm

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  2010年02月08日 尿膜管がん患者御遺族のガンパートナーさんからのメール

電子メール

 当ブログに多くの情報を提供してくださった故とんぼーさんの御遺族のガンパートナーさんが、2010年2月5日のブログエントリー(記事)の「悔いなき最期」に対して励ましのメールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから転載承諾を得たメールは、次のとおりです。

 ガンファイター 様

 ガンパートナーです。ご無沙汰しております。ただ、ブログは毎日拝見しています。

 標記記事読ませて頂きました。以下に所見を述べさせていただきます。

 「人生の最期は右肩下がりに緩やかな曲線を描かない」という「終末医療の専門医」の指摘があることを紹介されていました。
 妻、とんぼーは終末医療を受けました。その私共の経験から、ここにある「終末医療の専門医」の発言には素直には首肯出来ません。
 ここで、「終末医療」を私は、ほぼ「緩和ケア」と考えるからです。つまり「終末医療」は積極的な治療を行うものではないと思います。「終末医療」の定義は「病態をコントロールする」或いは「体調を安定する」ものと考えられ、少なくとも私共の場合「病態を好転させる」「治療をする」というものではなかったからです。
 「積極的な治療を行わない」という前提で「緩和ケア」にほぼ終始するものでした。当初は「体調を安定」して、さらに次の「治療」を受けられるものと考えて「終末治療」に臨みましたが、現実とは大きくかけ離れていました。
 もし、このような「ターミナルケア」を「終末治療」というのであれば、一切の病気の急峻な進行を止めることをしないのが現状ですから「右肩下がりに緩やかに描かない」のは当然です。

 それとも、ここでの「終末治療」とは別の治療を意味しているのでしょうか? 知りたいところです。

 「悔いの無い最期を迎えるために求められる“死の予習”」については、ファイターさんも仰っているように、今、健康である人間も闘病中の人間も同じく必要で大切なことと思います。
 年代を問わず「人生観」「死生観」の希薄な人々が多いと思います。この辺のことは誰も教えてくれるものではありません。「武士道の死生観」や「大義に生きる」といった考えは既に化石化しています。またそれらを示す一定の宗教もありません。哲学という言葉も今や「死語」になっています。

 私たちは妻の「尿膜管癌」罹患後から、人間の「生き死に」に関しては特に時間を割き、語り合いました。特別な宗教観に頼ることもなく、私たち二人で自然に納得できる考え方に辿りついたのは、唯一救いだったかも知れません。

 そして、「医療の不確実性と限界」ですが、私が特に感じたことは現行の治療は「症状の結果診断とその対応」であり、医師には「症状を予知する方法」の持ち合わせが、過去の経験の積み重ねによる他には、皆無のように思えたことです。種々の検査をし、データが採取されても、そのデータを読み取り、将来を予見する論理的手法が全く確立されていないように思います。その意味では、医学は「自然科学」ではなく、医師と患者との対話を主とした「人文科学」のようだとさえ思いました。
 このような医療の現状では「不確実性と限界」があるのは当然だと思ってしまいます。

 以上、感じたままで文意の統一しない内容になってしまいました。すみません。
 ただ、ガンファイターさんの今のご心情は痛いほど理解できます。健康な人間も闘病中の人間も「今という時」の大切さと儚さは同じ意味を持ちます。
 お互い「今」を大切に生きましょう。  Fight and good luck! 

 2010年2月5日記  ガンパートナー

☆★ガンパートーさんへ☆★
 真摯な御経験及び考察に基づく励ましのメールを送っていただきまして、ありがとうございます。

 ガンパートナーさんと奥様の御経験に基づく終末医療、緩和医療、ターミナル医療の問題提起を興味深く読ませていただきました。

 終末医療緩和医療ターミナル医療という言葉の意味の定義が不明なまま、インターネット上の記事を読むと混乱しますね。

 医療の不確実性と限界を知る医師の対応は、患者の症状を予知した対応というよりも患者の容体との出たとこ勝負という感じがします。
 現状では何の治療も検査もないので、今を大切に生きていきたいと思っています。

 なお、とんぼーさんの尿膜管がんの進行による緩和病棟入院経緯は、2009年10月23日のブログエントリー(記事)を御覧ください。また、約5年間の闘病記録は、2009年8月17日のブログエントリー(記事)を御覧ください。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 看護師に聞こう
 低い血球数測定
 親愛なるシャロン 様
 私の父は、8月17日に根治的膀胱切除術(膀胱、前立腺及び尿道)と尿路変更手術を行うことになっていました。
 医師たちは、父の膀胱がんの腫瘍が骨盤に達し、リンパ節へ転移していることを発見したので、膀胱又はほかの臓器を摘出しませんでした。
 私たちは、父は血球数測定の結果が低かったため、外科手術の前又は手術中に輸血を持っていたことをちょうど二日前に知りました。
 私は、低い血球数測定が化学療法をするときに非常に重要であることを知っていますが、私はその理由について確信はありません。
 ヘレン
 ↓(詳しくは)
  http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage45.htm

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  2009年12月25日 膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ

仲間

 2009年も残りわずかになりました。
 膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様の2009年の闘病がうまくいき、良い年を迎えられますようお祈りいたします。

 さて、膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側の治療、闘病経験、費用などの情報は少ないものです。

 こうしたことから、当ブログの目的は、「勇気をもらえる。」、「元気が出る。」ことではなく、「合理的な医療選択のためのデータを得る。」、「膀胱がん(尿膜管がん)患者病患者の治療法、薬の体験、費用などの情報を共有する。」及び「膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人同士の交流の場を提供する。」ために役立てることです。

 当ブログ開設後に貴重な情報をお寄せくださった尿膜管がん患者及び御家族のさくらさん(故人)まこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさん(故人)ガンパートナーさん洋平さんsenaさん及びりょんママさんには、大変感謝しています。
 この中で、さくらさん、ごまちゃんまま、とんぼーさんは、残念なことに2009年に亡くなられました。倒れた戦士に祈りを捧げます。
 また、励ましのコメントをお寄せくださった方に対して厚くお礼を申し上げます。

 ところで、私の場合、治療を受けながら仕事を続けており、闘病が日常生活のすべてではありません。仕事のほか、旅行をしたり、音楽を聞いたり、米国のテレビドラマシリーズを見たり、アイフォーン3GSパソコンデジタルカメラを買ったりしており、闘病生活は日常生活の一部です。

 もし、よろしければ、膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へのお願いですが、闘病経験以外の日常生活のことなども当ブログのコメントに情報をお寄せください。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 尋ねるべき良い質問(その2)
 新しく浸潤性膀胱がんと診断され、膀胱切除術を検討している方への尋ねるべき良い質問
 手術前の質問
 1.理想的な条件の下で、主治医はどのような手術を推薦し、何回それを行いましたか。
 2.女性ならば、主治医は、この治療を行うに当たり何人の女性に手術を行いましたか。
 ↓(詳しくは)
  http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage55.htm

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投稿者 fight : 06:04 | コメント (0) | トラックバック (0)
  2009年12月04日 尿膜管がん患者御遺族のガンパートナーさんの日本癌学会会員就任

 2009年第7回入院の十日日目です。

日本癌学会
 出典:http://www.jca.gr.jp/newlogo.html

 さて、当ブログに多くの情報を提供してくださった尿膜管がん患者のとんぼーさん(64歳)は、2009年11月18日のブログエントリー(記事)に書いたように、薬石効なく同年11月10日に都内S病院で亡くなられました。
 その後、故とんぼーさんの御主人のガンパートナーさんが、新たに入会された日本癌学会でとんぼーさんの闘病と腫瘍マーカーとの関連性をまとめた数理モデルをいずれは発表予定であることをメールでお知らせくださいました。
 ガンパートナーさんから転載承諾を得たメールは、次のとおりです。

 ガンファイター

 ガンパートナーです。

 妻とんぼーが逝って21日が経ちました。深い喪失感と寂寥感の中に毎日を過ごしています。また生命・生物の不思議、謎を感じる日々でもあります。

 その中で先日T大医学部の教授の推薦を得て、日本癌学会に正式に入会しました。

 とんぼーが化学療法を受けていた間、考案した腫瘍マーカのデータ解析法を使って、私なりにマーカ値を読み、マーカの産生量の推移から、腫瘍の活、不活を予測しておりましたが、とんぼーの病態の変化の兆しは3ヶ月ほど前から予測できていました。

 この間、論文様にして担当医師に提出し、一考を求めていましたが、取り合って貰えませんでした。

 結果は残念な形で的中してしまいました。
 この事実が頭から離れず、今回の学会入会に繋がりました。

 来年の2月にハワイである日米癌学会には、間に合わないかも知れませんが、近い将来、学会に発表し、医学会の関係者の意見をできるだけ広く、聞きたいと考えております。

 専門分野が異なるものの、データを読んでその推移、傾向を解析して、ある予測をするという点では共通点があります。
 数理腫瘍学という分野がアメリカでは開拓されていますが、私の考案した数理モデルもこの分野に入るものです。

 とんぼーの5年間に亘る闘病に一矢を報いる積もりで頑張っていきます。
 勿論、とんぼーと同じ病に闘っていらっしゃる皆様のお役にいささかでも立てればと考えています。

 ガンファイターさんが毎日大変な副作用と闘いながら、治療に立ち向かっていらっしゃることを、毎日ブログで知らされるたびにも、一層ファイトをかきたてられます。

 お辛い毎日でしょうが、頑張ってください。私もやれるだけやってみます。

   12月2日記

☆★ガンパートーさんへ☆★
 ガンファイターです。

 御主人と御遺族を残して、奥様が亡くなられたことは大変残念です。
 同病患者とその家族・恋人にとって共有される悲しみが増えました。

 奥様の闘病と腫瘍マーカーとの関連性を解析された手法は先駆的なものだと思います。
 残念に思うことは、腫瘍マーカーのデータ解析方法の精度を上げるデータが少ないことです。
 しかし、腫瘍マーカーのデータ解析方法を医療従事者に突きつけることは、エビデンス医療の新境地への「のろし」になるでしょう。

 患者や家族が動かないことには、変わらないこともあると思います。
 私の治療成績はどうなるのか予測もつきませんが、腫瘍マーカーデータはブログエントリー(記事)に公表していきたいと考えています。

 以上です。

 亡くなられたとんぼーさんの尿膜管がんに関するブログエントリー(記事)のうち、尿膜管がんの進行による緩和病棟入院経緯は2009年10月23日、約5年間の闘病記録は2009年8月17日を御覧ください。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 転移性膀胱がん(その2)
 共通の転移及び合併症の診断、症状及び治療(その1)
 リンパ節
 リンパ節転移は、外科手術後の病理学検査の作業の間若しくは患者又は医師による身体検査の間に検出されるかもしれません。腺疾患症又は肥大したリンパ節は、生体組織検査されるかもしれません(十分な吸引生体組織検査が必要です。)。
 リンパ節は、鼠径部の鼠蹊部リンパ節が最も一般的に移行上皮がんによって影響された状態で鼠径部と先頭の間で見つかります。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage84.htm

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  2009年11月04日 尿膜管がん患者の御家族のガンパートナーさんからのメール

 2009年第6回入院の九日目です。

 当ブログに多くの情報を提供してくださったガンパートナーさんが奥様のとんぼーさんの病状をお知らせくださるとともに励ましのメールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから転載承諾を得たメールは、次のとおりです。

 ガンファイター

 ガンパートナーです。

 妻、とんぼーは現在鎮痛剤(モルヒネ)の量が少しづつ増えています。現在、症状緩和の治療のみ受けておりますがガンファイターさんのブログは毎日気がかりで、二人で拝見しています。

 ガンファイターさんがエムバック療法を受けておられること、論理的に考えますと、GC療法が果たして尿膜管がんに効いていたのかを確かめるための実験的投与とも思えます。

 私どもは、癌研有明病院ではエムバック療法は膀胱以外の組織には効かない、また腺がんには効かないと云われたことがありますが、どうなのでしょう。

 その他には、I-フェップ療法というのがあることも聞いております。

 それぞれ医療機関によって異なるプロトコルなのでしょうが・・・

 いづれにせよ、医師が、真に科学的な治療を、誠意をもって、且つ患者に対して、その人間としての尊厳を見失うことなく、対峙することを切に望むものです。

 ガンファイターさん、苦しい副作用、無慈悲なようですが、何とか耐えてください。
 貴方に続く尿膜管がん患者は、貴方の必死な、闘いを、正に祈って、見守っています。

 ガンファイターさんが必死に闘っていらっしゃることは、貴方のことを毎日病床から応援している、妻とんぼーにも詳細を伝えております。

 無事に新しい化学療法が功を奏することを、祈っております。

 10月30日

☆★ガンパートーさん、とんぼーさんへ☆★
 ガンファイターです。
 励ましのメールありがとうございます。

 尿膜管がんの診断時に、尿膜管がんのみならず、扁平上皮がん、尿路移行上皮がんも何パーセントか見つかることはよくあるようです。
 米国のMDアンダーソンがんセンターは尿膜管がん患者に対するGC療法の臨床試験をしていると膀胱がんウェブカフェに次のとおり書いてあったので、望みを託して2年前にこの投与を受けたところ著功しました。

 ヒューストンのMDアンダーソンがんセンターは腺がん・尿膜管がんの次の臨床試験を実施しています。尿路上皮がん及び尿膜管がんのための5―フルオロウラシル、ロイコボリン、ゲムシタビン及びシスプラチンの第2相試験。研究責任者:アーリン・シーフカー=ラドトケ プロトコル番号ID03-011
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage51.htm

 エムバック療法は膀胱以外の組織には効かない、また腺がんには効かないことは主治医も承知しています。尿路移行上皮がんのGC療法が良く効いた患者は、エムバック療法も効くかもしれません。恐れるのは、今回の治療が何の効果もなく、進行が早まることです。けれどもやってみないと分からないのです。

 奥様のとんぼー様の苦しみが減じられることを祈ります。

 とんぼーさんの尿膜管がんの進行による緩和病棟入院経緯は、2009年10月23日のブログエントリー(記事)を御覧ください。また、約5年間の闘病記録は、2009年8月17日のブログエントリー(記事)を御覧ください。

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 リンパ節
 リンパ節転移は、外科手術後の病理学検査の作業の間若しくは患者又は医師による身体検査の間に検出されるかもしれません。腺疾患症又は肥大したリンパ節は、生体組織検査されるかもしれません(十分な吸引生体組織検査が必要です。)。
 リンパ節は、鼠径部の鼠蹊部リンパ節が最も一般的に移行上皮がんによって影響されたものである状態で鼠径部と先頭の間で見つかります。
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  2009年10月23日 最悪の事態――ガンパートナーさんの奥様の尿膜管がんの進行による緩和病棟入院

ゴム手袋

 当ブログに多くの情報を提供してくださったガンパートナーさんが、尿膜管がん患者である奥様のとんぼーさんの病状が非常に重く、生命に危険が及ぶ症状であるにもかかわらず、なす術(すべ)もないことから緩和病棟に入院されたという電子メールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーの急上昇のことを書いた2009年9月13日のブログエントリー(記事)から約1か月後に緩和病棟入院になるとは、全く信じられません。

 私も、この1か月間に腫瘍マーカーCA19-9 が正常値上限の36倍の1,345U/mlとなり、CT走査結果が腹膜播種を示し、原因不明の胃痛が続いていることから、ガンパートナーさんの奥様であるとんぼーさんの病状悪化を自分の運命に重ね合わせました。とんぼーさんの病状を知るにつれて、私が想定する最悪の事態はもっと深刻にとらえるべきだと考え直しました。

 最悪の事態とは何かをガンファイターのブログ閲覧者に知ってもらおうと思い、ガンパートナーさんの御了承を得て、いただいた電子メールの内容を次のとおり転載します。

 ガンファイター

 ガンパートナーです。しばらくご無沙汰していましたが、ブログは毎日拝見しておりました。

 さて、妻の病態については、その後の経過の詳細は、後日データを添えて報告したいと思っていますが、過日メールで少し触れておりましたとおり、私どもの受けた「がん休眠療法」は、アメリカの数理腫瘍学に準じようとしたものでありながら、現状では有力な治療の手掛かりである腫瘍マーカ値や腫瘍サイズから将来の予測をする有力な数理モデルが無いことから、適切な療法を探しだすことが出来ず、マーカ値は8月15日の検査値から急増し続け、医師も狼狽するほどの展開となりました。
 その後9月8日、10月5日の検査値の増加と、腹腔内播種の増加とがほぼ同じスピードで進み、9月15日に受けた国立癌センターでのセカンドオピニオンでも、早急に腹水コントロールを主とする、緩和ケアの必要性を説かれ、10月8日に主治病院である、都内のS病院に緊急入院しました。S病院では緩和病棟に入る前2週間、泌尿器科に一時再入院し、同病院内に新しくできた、オンコロジーセンターにも一縷の望みを持って受診しましたが、腫瘍の増殖が急峻過ぎて、化学療法は極めて危険で、仮に行っても、余時間を短くするだけであろうとの診断で、8月のマーカ値の急増時に覚悟していた、緩和病棟入棟を決意しました。
 この1か月半の病変は、傍で診ていた私にも全く信じられない位すさまじい変化でした。特に9月の下旬からの腹囲の増加は著しく、日に日に増加がはっきりと判るものでした。

 残念な報告となりましたが、現在妻は腹部の張り感を弱める薬の投与を受け、呼吸も困難な状態となり、5日前からは酸素の吸入を受けております。呼吸時の肋骨部分の痛みと、呼吸自体を緩和するため、昨日からは、一部モルヒネ様の薬の投与も受けるようになっております。

 2004年に尿膜管がんに罹患して以来、スピリチュアルな話は二人で長く深くしてきており、一昨日の緩和ケアの主治医には、まだはっきりした意識と口調で、自分の死生観について話をしておりました。

 特にこの一か月間は二人で、その事についてはさらに時間をかけて話しておりました。

 今、妻(とんぼー)は大自然に還ろうとしています。

 私は妻を静かに見送ろうと思っています。

 妻はここまでガンファイターさんとともに懸命に病と闘ってきましたが、本当に残された時間はわずかとなり、永久の眠りにつこうとしています。

 妻に代わりまして、ここまでブログやメールを通じて、お励ましを戴いたことに深くお礼を申し上げます。

 くれぐれもご自愛ください。

 2009年10月22日 ガンパートナー

☆★ガンパートーさん、とんぼーさんへ☆★
 とんぼーさんが尿膜管がんとの闘いの道を下り、行路の変更を余儀なくされたことは、大変残念です。
 私の場合、14コースのGC療法(ジェムザールとシスプラチン)が効かなくなっていることから、病院の特別な計らいにより2009年10月27日からフォルフォックス4の実験的投与を受ける予定です。
 これも薬効の保証はなく、最悪を想定した準備をしようと考えていました。しかし、とんぼーさんの急激な病状悪化についての電子メールを読むと、自分が想定した最悪の事態は決して最悪ではなく、自分の運命にかかわる最悪を想定することがどれだけ厳しく、直視しがたいことか分かりました。

 ガンパートナーさんが奥様との残された時間を大切に静かに過ごすことができますようお祈りします。

 なお、ガンパートナーさんの奥様の尿膜管がん治療歴は、2009年8月17日のブログエントリー(記事)を御覧ください。

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 フォーリーカテーテルの経験と私が学んだもの:男性の見方(その3)
 3)あなたのカテーテルを(自宅で)扱うことについて知っておくこと。
 私がより以前述べたように、適切な小さな輪穴の足の帯状ひも(レッグバンド)の調整は、取り扱いの最も重要な部分です。次に最も重要な項目は、カテーテルを可能な限り清潔にしておくことです。動き回るか又は歩くときに、どのような乾燥したリドカインゼリー又は消毒石けんでも不快にさせることができます。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage181.htm

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  2009年10月22日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のまこったさんのゲルソン療法とCEAの変化

助ける

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさん(故人)まこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさんガンパートナーさん洋平さんsenaさん及びりょんママさんから貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 尿膜管がん患者及び御家族・恋人・友人の皆様からお寄せいただいたコメントは、少ない尿膜管がんの情報を求めてこのブログにたどり着かれた方の役に立つよう、ブログエントリー(記事)に引用し、カテゴリーの「尿膜管がん」のサブカテゴリーの「尿膜管がん患者情報」に登録させていただいています。
 この理由は、当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄のコメントは、新たなコメントが増える度に下段に移動しいずれ表示されなくなってしまうこと、及びコメントをブログのカテゴリーに分類できないからです。

 2008年7月27日及び2009年8月31日のブログエントリー(記事)には、尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のまこったさんから寄せられた尿膜管がん情報を書きました。
 まこったさんは、2009年10月16日に腫瘍マーカー検査結果と積極的に取り組まれているゲルソン療法の関係をお知らせくださるコメントと電子メールをお寄せくださいました。まこったさんの御了承を得て、これらを次のとおり転載します。

 ガンファイターさん

 こんにちは まこったです。
 きょう健診に行って来ました。
 マーカが0.8ng/ml一気に下がりました。
 『ガンと闘う医師のゲルソン療法』(星野仁彦著マキノ出版)を読んで
 以下の1~6を今年の4月頃から段階的に試していました。
 1生のにんじんジュースを一日1200CC飲む。
 2玄米菜食一口30回噛む。
 3肉を食べない。
 4酒タバコはやめる
 5塩分を極限まで制限する。
 6自分の尿をコップ一杯飲む。(これは最近始めたばかり)

 効果がありました。
 半信半疑でしたが、CEAの値が反応してると思います。
 何よりからだが楽になり「お腹がすくんです。」
 調子がいいんです。
 もっと早くお知らせすればとも思いましたが
 自分でも疑っていたのでこれまで黙っていました。
 試してみませんか?
 もちろん無理強いはしません。
 同じ尿膜管癌患者として一緒に生きて欲しいんです。

 CEAの変化と対処内容を書き込んだグラフを次のとおりお知らせします。

まこったさんのCEAの変化と対処内容091016
 まこったさんのCEAの変化と対処内容のグラフの拡大

 以下は次に試そうとして調べて置いたサイトです。

 【がん回復プログラム(ゲルソン療法・免疫療法の指導)】
  http://www.lomalinda-jp.com/cancer.html

 まだ自分も試していませんが福島県郡山のクリニックで試せます。
 【超高濃度ビタミンC点滴療法】
 http://www.lomalinda-jp.com/cancer4.html

 投稿者 まこったさん : 2009年10月16日 22:21

 出典: http://melit.jp/voices/fight/2009/10/post_724.html#c356948

(注)
 転載記事は、個人の率直な体験・感想であり、効果や効能を保証するものではありません。主治医に御相談・御確認のうえ、自己責任で決定されますようお願いします。
 当ブログは、情報提供だけを行うものです。当ブログに含まれる情報は医学的助言で構成されているものではなく、完全性又は正確性を保証するものではありません。当ブログは医学の専門ではなく、情報の内容について精度又は完全性への判断及び責任はありません。すべての医学的情報については、主治医と話し合うべきものです。当ブログの利用者は、当ブログの利用により生ずるいかなる損害及び費用について当ブログが何の責任もないということに同意するものとします。

☆★まこったさんへ☆★
 まこったさんの定期検査で腫瘍マーカーが低下したことは、治療と日ごろの節制の成果ですね。

 私の退院後の食生活は何の制約もありません。また、抗がん剤以外に服用している薬はありません。こうなると、尿膜管がん患者が防衛できる健康の源は、食事だけです。
 国立がんセンターがん対策情報センターのがんを防ぐための12ヵ条:[がん情報サービス] に「WHO(世界保健機関)の調査では、過度の飲酒と、口腔がん、喉頭がん、食道がんは関係があるという報告がなされています。」と書いてあり、診断後は禁酒しました。

 さて、次の画像の「ガンと闘う医師のゲルソン療法」の御紹介ありがとうございます。

ゲルソン療法
 星野仁彦(福島県立医科大学神経精神科臨床副部長) 著 発売日:1998年06月06日 定価: 1680円(本体1600円) マキノ出版

 まこったさんのゲルソン療法の体験コメントを興味深く読みました。
 野菜ジュースを飲む、酒タバコはやめる、塩分を極限まで制限する、玄米菜食一口30回噛むことまでは心がけています。しかし、肉を食べない、自分の尿をコップ一杯飲むは、生活の質(QOL)の観点から、挑戦する勇気はありません。

 まこったさんのように効果があれば、継続できるでしょう。しかし、診断時の病巣の範囲とその後の腫瘍マーカーの高値安定からすると、残り少ないかもしれない人生で、ゲルソン療法という修業僧のような食生活を選んだにもかかわらず、再発という可能性も否定できません。
 この場合であっても、自己責任となると、おいしいもの、高いものを食べるという自己責任をとったほうが後悔しないで済むと思います。

 ちなみに、米国国立がん研究所のサイトで、ゲルソン療法を調べると次のとおり書いてありました。

 Gerson Therapy - National Cancer Institute

 The US Food and Drug Administration has not approved the Gerson therapy for the treatment of cancer or other diseases (see Question 8).

 出典: http://www.cancer.gov/cancertopics/pdq/cam/gerson/Patient

 前記を次のように仮訳しました。

 米国食品医薬品局は、がん又はほかの病気の治療のためにゲルソン療法を承認しませんでした(質問8を御覧ください。)。

 ゲルソン療法については、主治医と相談のうえ、治る見込みと短いかもしれない残りの人生の時間を天秤にかけて決めます。
 それと、現代医療をやりつくした場合は、御推薦いただいた療法を含めてできる限りの治療を試します。
 貴重な御助言に重ねてお礼を申し上げます。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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 ガンファイターへメールを送られる場合は、米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ)http://blcwebcafe.org/の仮訳サイトである膀胱がんウェブカフェ(仮訳)に掲載している「管理者へのメール」を御利用ください。送付された電子メールの内容は、メール送付者の御了解を得て当ブログに掲載させていただきます。

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 フォーリーカテーテルの経験と私が学んだもの:男性の見方(その2)
2)カテーテル挿入について知っておくこと(外科手術中に挿入されないとき)。
 私は、いつも看護師たちが、どのような気恥ずかしさ及び私の明らかな不安を含むどのような不快感についてでも心配していると気付きました。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage180.htm

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  2009年10月06日 ガンパートナーさんによる尿膜管がんサバイバー洋平さんの腫瘍マーカーの推移のグラフ

 2009年8月15日のブログエントリー(記事)に書いたガンパートナーさんが、同月28日のブログエントリー(記事)に書いた尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の洋平さんの治療経過に基づく腫瘍マーカーのCEAの値を整理され、グラフにコメントを付して電子メールで送ってくださいました。

 ガンパートナーさんから御了承を得て、送っていただいた電子メールの内容を次のとおり公開します。

 「洋平さん」の投稿記事を読ませて頂きました。

 2005年12月の手術(尿膜管および膀胱の部分切除)以降、2007年7月11日の肺転移が見つかるまでのCEA値については記載されておりませんでした。次のグラフは2008年8月以降、現在(2009年8月)までのCEA値を時系列で表してみたものです。

洋平さんのCEA値の時系列
 洋平さんのCEA値の時系列のグラフ拡大

 差し出がましいことですが、大変厳しい闘病の跡が分かります。
 (「洋平さん」には余計なことかも知れませんが、このグラフが何かの参考になれば幸いです。ガンパートナー)

仲間

●腫瘍マーカーのCEAを尿膜管がんに使う理由は、次のような論文があるからです。

 CEA高値を伴った尿膜管癌の1例(Vol.27, No.3(19880522) pp. 419-422 特定非営利活動法人日本臨床細胞学会 ISSN:03871193

☆★ガンパートナーさんへ☆★
 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の腫瘍マーカーをグラフ化し、分析してくださいましてありがとうございます。ブログでの公開が遅れてすみません。

 同病患者の御家族のこうした御支援は、励みになります。引き続き、少ない尿膜管がん情報でお困りの患者、家族、恋人・友人のために、情報を提供していただきますようお願い申し上げます。

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 一般的な鎮痛剤は膀胱がん再発を予防することに役立ちます。(その2)
 更新:リスク
 米国国立衛生研究所から:NIH(米国国立衛生研究所)の大規模がん予防試験におけるCOX-2抑制剤使用中断記事抜粋
 国立予防衛生研究所(NIH)は、同研究所によって実施された大規模大腸がん臨床試験における全参加者のCOX-2抑制剤セレコキシブ(ファイザー社のセレブレックス)の使用を中断したことを2004年12月に発表しました。その研究は、プラセボ(訳注:偽薬)を服用した参加者と比較すると重大な致命的及び致命的でない心臓血管事象が2.5倍増加したリスクを示したことが発見されたとき、中止されました。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage223.htm

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投稿者 fight : 05:52 | コメント (0) | トラックバック (0)
  2009年10月04日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)で2児の母親のりょんママさんからのコメント

助け合う手

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさん(故人)まこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさんガンパートナーさん洋平さん及びsenaさんから貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 尿膜管がん患者及び御家族・恋人・友人の皆様からお寄せいただいたコメントは、少ない尿膜管がんの情報を求めてこのブログにたどり着かれた方の役に立つよう、ブログエントリー(記事)に引用し、カテゴリーの「尿膜管がん」のサブカテゴリーの「尿膜管がん患者情報」に登録させていただいています。
 この理由は、当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄のコメントは、新たなコメントが増える度に下段に移動しいずれ表示されなくなってしまうこと、及びコメントをブログのカテゴリーに分類できないからです。

 先日、2児の母親のりょんママ(39歳)さんとおっしゃる尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の方から次の治療情報のコメントをいただきました。

 ガンファイターさんへ

 はじめまして。小学生の2男を持つ39歳、りょんママです。
 私も今年(2009年)8月に尿膜管癌の診断が確定し、尿膜管摘出、膀胱部分切除、リンパ節郭清手術を行いました。
 情報が少ないため、いつもガンファイターさんのブログを拝見させて頂いています。

 私は今年7月中旬に血尿が出たため、その翌日に近くの泌尿器科で診察を受けました。父が血尿があったのにもかかわらず放って置いた為、手の施しようがない癌になった経緯から、「私の体にも何か起こっているのでは?」と嫌な予感がわきました。

 泌尿器科で尿膜管癌の疑いがあると言われ、都内の大学病院を紹介されました。その後、MRIとCTの検査をしました。

 膀胱上部に突出している約3センチくらいの腫瘍がありました。

 8月上旬に検査入院をし、尿膜管癌と診断された為、8月下旬に手術を行いました。
 腫瘍マーカーについては申し訳ありませんが分かりません。

 セカンドオピニオンはしていません。執刀医の先生がこの尿膜管癌について何人かの執刀経験があり、よくご存知だったので全てを任せようという気持ちになったので。。。。

 先日、退院後初めての外来で病理検査の結果が分かり、リンパ節等に転移がありませんでした。
 今後は3ヶ月毎に検診をして春にCTを行う予定です。

 子どもの成長を楽しみに前向きに過ごしていこうと思っています。

 投稿者 りょんママさん : 2009年09月26日 21:41

 出典:http://melit.jp/voices/fight/2009/08/post_667.html#c355528

☆★りょんママさんへ☆★
 診断の経緯、外科手術及び今後の見通しについての情報を提供してくださりありがとうございます。
 お子様のためにも少なくともあと10年以上はりょんママさんが無病であることをお祈りし、患者にとって明るい症例となることを期待します。
 よろしければ、今後も検査結果などのコメントをお寄せくださいますようお願い申し上げます。

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 膀胱がんの化学発がん予防
 概要
 社会の広範囲に及ぶ支持に直面して、食事及び生活様式の変化は、ビタミン及びサプリメント(訳注:栄養補助食品)とともに、過去10年間に医学界により綿密で真剣に考察がなされてきました。
 ↓(詳しくは)
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  2009年09月29日 がん休眠療法体験談

 当ブログに多くの情報を提供してくださった尿膜管がん患者の御家族のガンパートナーさんが、2009年9月23日のがん休眠療法のブログエントリー(記事)を御覧になり、御家族のがん休眠療法体験談の電子メールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから御了承を得て、送っていただいた電子メールの内容を次のとおり公開します。

 ガンファイター様(’09-09-23)

 ガンパートナーです。
 2009年9月23日のブログ拝見しました。「がん休眠療法」の本をお読みになってのご感想、興味深く読みました。妻はブログに記述されている通り、この化学療法を受けておりますが、ガンフアイターさんがご指摘の箇所には、私も早くから疑問を抱いていました。
 この本の筆者が述べているこの箇所には次のような矛盾点があります。

(1)腫瘍が化学療法で瞬時に壊滅しないであろうこと。つまり時間を要すること。
(2)腫瘍が1/2に減少するまでの時間を半減期τhとし、逆に2倍に増加する時間をダブリングタイム(Doubling Time)τdとするとき、
 a.τd≧τh のときは、筆者の説は論理的に正しいと云えます。
 ただし、b.τd<τhのときは、この考え方は全く成り立ちません。
 つまり、例え3/4の腫瘍が死滅したとしても、τdが短いと、必ずしも、ダブリング腫瘍は1/2にはなりません。
 つまり、半減期τhは抗がん剤の投与量、投与インターバルによって長短が全く異なり、また、癌の腫瘍によってまちまちのダブリングタイムτdは、特定が極めて困難と思われることから、この考え方には無理があるのです。
 下図に説明を記します。

投与インターバルと増減
投与インターバルと増減の拡大

 <感想>
 1年間本療法を受けてみましたが、上に記したτhとτdとの見極めを誤ると、腫瘍の増殖は急激に起こる可能性があることを体験しています。それは本療法では、副作用を少なくすることを目的とするあまり、「耐性」による「不応がん細胞」を、産みやすい抗がん剤の投与法になっているからです。マーカ値の微小な増減傾向から、腫瘍の活・不活を予測して、抗がん剤の投与法を早め早めに工夫する手法が一刻も早く確立される必要があります。その時初めて本療法は見直されると思います。

☆★ガンパートナーさんへ☆★
 腫瘍の半減期及びダブリングタイムの関係の考察、がん休眠療法の課題の指摘などのコメントありがとうございます。
 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーの急上昇又は腫瘍の急増殖の御経験は、主治医に治療を丸投げすることの危険性を感じさせます。
 引き続き、少ない尿膜管がんでお困りの患者、家族、恋人・友人のために、情報を提供していただきますようお願い申し上げます。

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 ≪ガンパートナーさんに関するこれまでのブログエントリー(記事)(抜粋)≫

 2009年9月22日 尿膜管がん患者御家族のガンパートナーさんからの寸報

 2009年9月15日 尿膜管がん患者御家族のガンパートナーさんの小さな考察

 2009年9月13日 尿膜管がん患者の御家族のガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーの急上

 2009年9月11日 ガンパートナーさんによるガンファイターの腫瘍マーカーの分析

 2009年9月1日 ガンパートナーさんによるガンファイターの腫瘍マーカーの推移のグラフ

 2009年8月23日 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーCEAのグラフ

 2009年8月20日 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーCA19-9のグラフ

 2009年8月15日 ガンパートナーさんの奥様の尿膜管がん治療追加情報

 2009年8月10日 ガンパートナーさんからの奥様の尿膜管がんの情報提供

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 バイオマーカー ――前兆的、予測的指標(その4)
 膀胱がんの腫瘍マーカー
 CA125は、卵巣がんの十分に確立したマーカーです。さらに、腹膜刺激や伝染、単純穿刺、炎症又はあらゆる種類の腫瘍かどうかにかかわらず、これらは血清CA125のレベルの増加を起こすことができます。そのようなものとして、疾患のマーカーとしてCA125の日常的な臨床使用は承認されておりませんけれども、それは潜在的な臨床研究の領域であり続けます。
 膀胱移行上皮がんの手術前の前兆マーカーとしてのCA125の有用性
 増加したCA125は、手術前に高い進行度(グレード)又は浸潤性移行上皮がんの患者の約11%に見受けられました。それはより一般的に、局所進行及びリンパ節転移陽性疾患患者に発見され、それは総体的な生存と関連しました。しかしながら、再発がない生存はCA125と関連しませんでした。更なる研究が、膀胱がんにおけるCA125の正確な役割を明確化するために必要とされています。
 ↓(詳しくは)
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  2009年09月22日 尿膜管がん患者御家族のガンパートナーさんからの寸報

 2009年8月15日のブログエントリー(記事)に書いたガンパートナーさんが、同年9月12日のブログエントリー(記事)をお読みになって、ガンパートナーさんの奥様の治療変更情報及びCEAの上昇・下降傾向に基づく考察の電子メールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから御了承を得て、送っていただいた電子メールの内容を次のとおり公開します。

 寸報です。(2009年9月12日21:04)

 ガンファイター

 ガンパートナーです。

 9月12日のブログ拝見しました。苦しい闘病に耐えられていらっしゃることに、したり顔の励ましの言葉は出ません。闘病は、我々患者の側に立つ者はただただ、Patientなんですね。

 先のメールで妻のマーカ値が異常急増したことを述べました。その後、9/8に主治医のいるS国際病院でCT写真を撮り、9/15に同病院内のOncology centerで受診しますが、診察が後手後手になるのを怖れて、今日9/12日、2回目のトポテシン40mg(イリノテカン)点滴(休眠療法)を受けに行きました。休眠療法の医師は、これまで通りのインターバルで点滴を続ける積もりだったようですが、急遽、自らそのインターバルを1週間に変更されました。

 今回のマーカ異常増加 の兆しは、私の工夫した予測式での計算値によれば、7月時点での値から、読み取れていたように思います。

 ガンファイターさんの値も計算して次のように、グラフ化してみています。まだまだサンプル数が少ないので、全くの「参考値」でしかないことを前提に、眺めてみてください。

ガンファイターCEA090912
ガンファイターCEAの拡大

 このグラフは以前にお伝えした計算式から求めた、「マーカ値が増加、あるいは減衰する期間の、単位体積・時間あたりのマーカ産生値」を棒グラフで表したものです。

 このグラフを眺めてみますと、今回のガンフアイターさんの値は2009年の1月から2月にかけての値に比べると、2009年7月から8月の値は約1/10位になっています。

 「だからどうなるのか?」と訊かれても、まだ何とも申し上げられませんし、素人の無責任なデータ解釈の域を出ないとしか申し上げられません。

 ただ、この値が高くなってくると、腫瘍が活性化するか、増加してくる兆しを示すのかなぁと、勝手に考えています。
(その閾値が判ればいいのですが・・・)

 貴重なお時間を割く必要は全くありませんので、軽く眺めてやり過ごしてください。

 闘病の最中でのガンファイターさんのブログ、妻としっかり読ませて頂いています。

 お大事に。

☆★ガンパートナーさんへ☆★
 2009年9月18日に退院しました。入院期間中の励ましありがとうございます。
 奥様の腫瘍マーカーの検査結果から、先を読んだ治療情報収集や対応は、素早いと思います。また、わざわざ私のために作成してくださったCEAのグラフは及び考察は、参考になりました。
 引き続き、少ない尿膜管がん情報でお困りの患者、家族、恋人・友人のために、情報を提供していただきますようお願い申し上げます。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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 ≪ガンパートナーさんに関するこれまでのブログエントリー(記事)(抜粋)≫

 2009年9月15日 尿膜管がん患者御家族のガンパートナーさんの小さな考察

 2009年9月13日 尿膜管がん患者の御家族のガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーの急上

 2009年9月11日 ガンパートナーさんによるガンファイターの腫瘍マーカーの分析

 2009年9月1日 ガンパートナーさんによるガンファイターの腫瘍マーカーの推移のグラフ

 2009年8月23日 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーCEAのグラフ

 2009年8月20日 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーCA19-9のグラフ

 2009年8月15日 ガンパートナーさんの奥様の尿膜管がん治療追加情報

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 診断方法(その1)
 尿検査・細胞診
 尿培養はしばしば、悪性腫瘍を検出することに失敗し、細胞学的な研究は診断方法としてより多くの助けをもっているかもしれません。しかしながら、これらの検査は正確であるとは言えず、偽陰性の少し高い割合に起因していることから、悪性腫瘍の可能性を除くことができません。陽性の結果はたいてい悪性腫瘍を示すでしょうが、使用されている検査は検出する低い進行度(グレード)の移行上皮がんにおいてはより正確でありません。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage77.htm

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  2009年09月15日 尿膜管がん患者御家族のガンパートナーさんの小さな考察

 2009年第5回入院の七日目です。

 本日(2009年9月15日)は、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対するGC療法の副作用による腎臓機能低下防止のため、大量の水としてビタミン剤入り生理的食塩水2本を4時間かけて点滴します。副作用による吐き気及び食欲不振のため、食事をする気にもなれず、食べ物のにおいをかぐと吐きそうになるので、絶食です。

 昨日は、1回吐きました。その後、ノバミンという吐き気止めを服用し、少しは落ち着きました。また、点滴の針を左足から右足に取り替えました。

分析

 さて、2009年8月15日のブログエントリー(記事)に書いたガンパートナーさんが、同年9月9日のブログエントリー(記事)をお読みになって、私とガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーのCA19-9及びCEAの上昇・下降傾向に基づく考察の電子メールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから御了承を得て、送っていただいた電子メールの内容を次のとおり公開します。

 小さな考察(2009年9月9日17:18)

 ガンファイター

 ガンパートナーです。

 2009年9月9日のブログ拝見しました、告知されて以来、入院日数が41.78%、外来治療日も含めると、43。35%というのは、この病気の執拗さを物語っているのかも知れません。

 今日(2009年9月9日)は、入院初日でいろんな検査があったのではないでしょうか。無事に治療が進むことを祈っています。

 ところで、妻のマーカ値と、ガンファイターさんのマーカ値のグラフを眺めていて少し気づいたことがありますので、下記ご報告します。

(1)マーカはCEAの方がCA19-9より、敏感に反応していることが、マーカ値の時系列変化から読み取れます。

(2)マーカは私が読んだ文献によれば、一種の高分子の糖タンパクということで、マーカ値の単位は「mg/mL」と血中濃度の単位で通常表されています。

 従って、マーカ値はその時々の濃度を示し、マーカの産生量を示していません。大切なのはマーカの産生量だと考えられ、それは「CT値」、つまりマーカ(濃度)と時間の「積」で表されることを意味します。

 だから、マーカ値が急峻に上下しても、時間のファクター(長短)が無いと、腫瘍が活・不活の状態にあるとか、癌細胞が増減したとか、一概には云えません。

 ガンファイターさんが、マーカ値の増減に「一喜一憂しても仕様がない」と仰っていたのは、文学的表現ですが、科学的にも根拠があるように思われます。

 上の考察はさらに、医師にも尋ねてみようと思っていますが、さほど間違った見解ではないと思います。

 朝夕は肌寒い位になってきました。病院内は、外界とは隔絶された場所ですから、肌で季節の変化を感じられないかも知れませんね。

 Good Luck !

☆★ガンパートナーさんへ☆★
 ガンファイターです。

 送付されたメールの公開了承をいただいてから、約1週間経過します。ようやく吐き気も治まってきました。

 告知されて以来、入院日数が41.78%、外来治療日も含めると43.35%というのは、まさしく仕事と治療の二重生活を物語ります。インターネットをいつでもどこでもするためのモバイルライフも重要になります。
 入院期間中の検査は、なぜか、体重、クレアチニンクリアランスと投薬基準を満たすかどうかを調べる血液検査だけです。

 腫瘍マーカーの上昇・下降傾向、濃度、時間に関する考察は、参考になりました。

 引き続き、少ない尿膜管がん情報でお困りの患者、家族、恋人・友人のために、情報を提供していただきますようお願い申し上げます。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

電子メール

 ガンファイターへメールを送られる場合は、米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ)http://blcwebcafe.org/の仮訳サイトである膀胱がんウェブカフェ(仮訳)に掲載している「管理者へのメール」を御利用ください。送付された電子メールの内容は、メール送付者の御了解を得て当ブログに掲載させていただきます。

 ≪ガンパートナーさんに関するこれまでのブログエントリー(記事)(抜粋)≫

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 略語、医学用語及び用語(その1)
 診断方法も御覧ください。
 あなたが、このサイト、掲示板、ディスカッショングループを読んで目にすると思われる一般的に使われる略語などは、次のとおりです。
 IVP= intravenous pyelogram 静脈性腎盂造影--腎臓及び尿管の検査
 CYSTO= cystoscopy 膀胱鏡検査
 RESECTION = (surgically) cutting out.(外科的)切除術
 CIS = carcinoma in situ 上皮内がん(訳注:上皮細胞と間質細胞(組織)を隔てる膜(基底膜)を破って浸潤していないがん)
 ↓(詳しくは)
  http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage58.htm

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  2009年09月13日 尿膜管がん患者の御家族のガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーの急上昇

 2009年第5回入院の五日目です。

 昨日(2009年9月12日)は、2008年6月30日のブログエントリー(記事)に書いた全身化学療法の副作用のおう吐対策としての統合失調症治療薬のオランザピン(商品名:ジプレキサ)を服用したにもかかわらず、1回おう吐しました。また、深夜に3回下痢をしました。

 本日(2009年9月13日)は、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対するGC療法の副作用による腎臓機能低下及びおう吐の防止のため、大量の水として生理的食塩水を2本と制吐剤1本を6時間かけて点滴します。副作用による吐き気及び食欲不振のため、食事をする気にもなれず、食べ物のにおいをかぐと吐きそうになるので、絶食です。

 さて、2009年8月15日のブログエントリー(記事)に書いたガンパートナーさんが、尿膜管がん患者の奥様の2009年9月5日の検査結果のグラフ及びコメントを電子メールで送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから御了承を得て、電子メールで送っていただいた奥様のグラフ及びコメントを次のとおり公開します。

 ガンファイター

 ガンパートナーです。

 本日(2009年9月5日)、妻の定期診断・治療に行きました。ガンファイターさんが、ご自分の症状を、あまり歓迎できるものではないとされながらも、公開されていましたので、私共も話し合って、今日の結果とこれまでの関連データをお知らせします。

 今日の結果ですが、(詳細は次のグラフに表しています)、結論を申しますと、私共も、ガンファイターさんと同じく、歓迎できるものではありませんでした。

ガンパートナーの妻のCA19-9とCEAの推移のグラフ
ガンパートナーの妻のCA19-9とCEAの推移のグラフ拡大

 CEA値の方が、変動が著しいです。今回マーカ値が上がる兆候は数ヶ月前からありましたが、このところ、両方の値も正常値内になんとか収まっていたので、医師も楽観視していたと思います。マーカはその絶対値より腫瘍の活・不活の兆候を見るものではないかと思います。つまりマーカ値の増減の傾向(グラフ上の直線の傾き)が重要ではないかと思われます。

ガンパートナーの妻のCRPの推移のグラフ
 ガンパートナーの妻のCRPの推移のグラフの拡大

 これまで、CRP値はずっと正常値を示しており、再発直後(2008-09頃)の異常高値は腫瘍の活発な活動があったことと無関係では無かったと思っており、その後、私は医師にCRPを観察し続けたいと申し出て、データを見ていました。昨夜(9月4日)、寒気がする(発熱には至りませんでした)と訴えていましたが、今日のCRP値を見ると、やはり何かの炎症が起こっていると云えるのではないかと思われます。CRP値も腫瘍の活・不活と無縁では無いと考えています。

 化学療法(休眠療法)を続けて、まる一年間を経ましたが、これまでの推移は、医師も理想的という程、順調にマーカ値が減少傾向で推移していましたが、今日の結果(正確には8月15日に採血したもの)は、この一年間を逆行するもので、ほぼ一年前の数値に戻ってしまいました。

 医師も驚くほどの激変で、私共も、一瞬これからどうしたものか、冷静さを失わんばかりでした。

 この一年間の投薬は、
 TS-1(80mg):2週間服用、1週間休止
 シスプラチン(40mg):2週間に一回点滴
 を続けていました。

 今日は、
 TS-1(80mg)の服用は今までどおり。
 トポテシン(イリノテカン)(40mg):点滴(今日が初回)
 となりました。次回(9月19日)には今日のマーカ値の結果が判りますので、その結果でそれ以降の治療法が決まるかと思われます。

 悲観していても仕様がなく、かといって強い前向きな気持ちにもなれませんが、「ケセラセラ」、「激流に流されてこそ浮かぶ瀬もあり」に似た心境です。

 ガンファイターさんがブログで仰っていたように、この「尿膜管がん」という病に関する限りは、医師と患者の間の情報量の差はある意味大きく、ある意味で皆無だと思います。

 ガンファイターさんがここまで、そのギャップを埋めるべく、ブログという手法で、立ち向かってこられていることに改めて敬意の念と同時に、大変な驚異を感じています。

 その存在を知って、数ヶ月間で、妻の日課は、朝、ガンファイターさんのブログを読むことから始まるようになってしまいました。

 私もほぼ同様です。

 私共二人、同じ境遇にあるものとして、本当に、心からガンファイターさんの治療が成功することを祈っています。

 私共もこれからが闘いです。

 くれぐれもご自愛ください。

☆★ガンパートナーさんへ☆★
 いつもブログを御覧になってくださりありがとうございます。

 約1年間安定していた腫瘍マーカーが急上昇という今回の検査結果は、がん休眠療法に挑むしぶとい尿膜管がん細胞が平穏な患者生活に宣戦布告する重苦しいものです。
 腫瘍マーカーの解釈については、2009年6月10日のブログエントリー(記事)の腫瘍マーカー値の解釈も御覧ください。
 不応又は耐性のがん細胞の増殖が想定されます。がん休眠療法とはいえ、これまでの治療の副作用により免疫力の低下も想定されます。薬剤を変えた場合の副作用として想定される肝炎などには十分にお気を付けください。

 CRPは、毎回の血液検査で測っていますが、いつも正常値であったことから、あまり注意していませんでした。血液検査のデータと腫瘍マーカーの関連性にも注意しようと思いました。

 新たな治療がうまくいくことをお祈りします。

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 塹壕からの物語(ガンファイター、アル、ケリー及びドンナ)
 膀胱がんとの闘いの進行中の状況は、介護・看護を行う人々と同様に何人かの生存者に自身をウォリアー(戦士)と称する気にさせました。寛大にも彼らの経験を共有した人々へ大いに感謝します。あなたの勇気、粘り強さ及びユーモアは刺激的です。
 希少ながん/尿膜管がん
 ガンファイターは膀胱がんウェブカフェを日本語に翻訳しています。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage26.htm

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  2009年09月11日 ガンパートナーさんによるガンファイターの腫瘍マーカーの分析

 2009年第5回入院の三日目です。

 昨日は、次の写真のように点滴の針を左足に刺しました。

左足への点滴

 左足に点滴針を刺した理由は、両腕への点滴を累計100回以上していることから点滴針を刺す場所がないからです。こうして、昨日は、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対するGC療法ジェムザールの点滴投薬を受けました。投薬してから約3時間後に副作用の倦怠感がひどくなりました。食欲もなく、夕食を食べずに寝ました。

 本日は、シスプラチンを副作用防止のための生理的食塩水、吐き気止めとともに8時間かけて点滴により投与を受けます。

 さて、2009年8月15日のブログエントリー(記事)に書いたガンパートナーさんが、同年9月4日のブログエントリー(記事)をお読みになって、腫瘍マーカーのCA19-9及びCEAの上昇・下降傾向を調べるためグラフ及びコメントを電子メールで送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから御了承を得て、送ってくださいましたグラフ及びコメントを次のとおり公開します。

 ガンパートナーです。2009年9月4日のブログ拝見しました。

 その中に、今回のデータも含めて、これまでのマーカ値が記されてありましたので、再度、グラフ化してみました。
 CA19-9、CEAを別々に、非対数表示、対数表示してみました。
 今回のグラフの中で特に、何かのご参考になるかなと思われますグラフは、両方の値を同じグラフ(対数表示)に時系列で表したグラフです。
 余計なことかも知れませんが、何かの折、眺めてみてください。
  ご入院・加療の成功を祈っています。

 ガンファイターさんのCEA(対数表示)の推移のグラフは、次のとおりです。

CEA(対数表示)の推移090903
CEA(対数表示)の推移090903の拡大

 2008年11月以前のデータが少ないので、過去のCEA値の変化の傾向がどうだったか分かりませんが、増加傾向(傾き)は2008年12月と2009年5月の増加傾向(傾き)は似ています。但し今回は、前回(2009年1月の平衡値)より50位、低い値でピークを迎えています。

 ガンファイターさんのCEA(非対数表示)の推移のグラフは、次のとおりです。
CEA(非対数表示)の推移090903
CEA(非対数表示)の推移090903の拡大

 ガンファイターさんのCA19-9(非対数表示)の推移のグラフは、次のとおりです。
CA19-9(非対数表示)の推移090903
CA19-9(非対数表示)の推移090903の拡大

 ガンファイターさんのCA19-9値とCEA値の推移(対数表示)のグラフは、次のとおりです。
CA19-9値とCEA値の推移(対数表示)090903
CA19-9値とCEA値の推移(対数表示)090903の拡大

 CA19-9とCEAとを同じ時系列で示すと、ガンファイターさんが仰るようにCEA値がやや早く、且つ、顕著に増減の兆しを示すように見えます。しかし、増減の傾向は同じように見えます。今回、CA19-9は依然増加傾向を示しているように見えますが、CEA値はピークを越しているように見えます。

☆★ガンパートナーさんへ☆★
 2009年9月1日のブログエントリー(記事)に掲載したガンパートナーさんによるグラフに引き続き、直近の腫瘍マーカーの推移を基に腫瘍マーカーの上昇・下降傾向を分析してくださいましてありがとうございます。
 直観的にとらえていたCA19-9及びCEAの上昇・下降傾向をグラフにより確認し、今後の予測をする上で大いに参考になりました。
 引き続き、少ない尿膜管がん情報でお困りの患者、家族、恋人・友人のために、情報を提供していただきますようお願い申し上げます。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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 ≪ガンパートナーさんに関するこれまでのブログエントリー(記事)(抜粋)≫

 2009年9月1日 ガンパートナーさんによるガンファイターの腫瘍マーカーの推移のグラフ
 2009年8月23日 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーCEAのグラフ
 2009年8月20日 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーCA19-9のグラフ
 2009年8月15日 ガンパートナーさんの奥様の尿膜管がん治療追加情報
 2009年8月10日 ガンパートナーさんからの奥様の尿膜管がんの情報提供

 ガンファイターのTwitter(ツイッター)プロフィールアイコン

 ところで、2009年9月10日にアップル社が公開したコンテンツ管理ソフト「iTunes」の最新版「iTunes 9」には、iTunes Storeの楽曲情報(リンク情報)をTwitterに投稿できる機能が追加されました。
 この機能については、ついったー(Twitter)専門のニュース、使い方&ビジネス活用法をいち早くお届けするサイトのついーたーTweeter.jp -に次の記事が出ていました。

 iTunes 9のtwitter連動機能はみんなの期待を裏切ってシンプルすぎた・・・【写真有り】 | ついーたーTweeter.jp

 御参考までにガンファイターのTwitter(ツイッター)のアカウントは、次のとおりです。

 http://twitter.com/ganfighter

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 レビュー:膀胱がんウェブカフェ
 がん患者のための多くの個人のウェブサイトがありますが、一般的に共通する一つのことは選択されたテーマへのとりつかれたような執念です。最善のウェブサイトはまた、がん患者たちの心と精神を理解し、患者の学習過程と明確につながるという点で明確な強みを持っています。「こうだった、こうした。」という経験は、がん患者のウェブサイトの迫力ある強みです。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage92.htm

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  2009年09月01日 ガンパートナーさんによるガンファイターの腫瘍マーカーの推移のグラフ

 2009年8月15日のブログエントリー(記事)に書いたガンパートナーさんが、尿膜管がんの診断を受けたガンファイターのブログエントリー(記事)をお読みになって、2007年7月~2009年6月の腫瘍マーカーのCA19-9及びCEAの値を整理され、グラフにコメントを付して送ってくださいました。

 このグラフ及びコメントは、次のとおりです。

 ガンファイターさんの腫瘍マーカー値の変化(CA19-9)非対数表示

ガンファイターの腫瘍マーカー値の変化(CA19-9)非対数表示

ガンファイターの腫瘍マーカー値の変化(CA19-9)非対数表示の拡大

 線は外装した曲線です。概ね減少傾向にあります。非対数曲線では小さな増減の傾向が分かり難いので、下記に対数表示をしてみました。私の増減モデルから計算中ですが、これを見ると半減期は約1ヶ月位で、「休眠療法」では良い傾向だと医師は云いますが、腫瘍の「活・不活性」が繰り返されています。この活性値をモデルから計算できます。

 ガンファイターさんの腫瘍マーカー値の変化(CA19-9)対数表示

ガンファイターの腫瘍マーカー値の変化(CA19-9)対数表示

ガンファイターの腫瘍マーカー値の変化(CA19-9)対数表示の拡大


 ガンファイターさんの腫瘍マーカー値の変化(CEA)非対数表示

ガンファイターの腫瘍マーカー値の変化(CEA)非対数表示

腫瘍マーカー値の変化(CEA)非対数表示の拡大

 線は外装曲線です。2009年の1月から3月頃に急峻な増減があります。薬を止められていたのでしょうか。現在やや増加傾向にありますが、上の1月頃に比べると緩やかです。
 このグラフも対数表示をしてみました。2008年1月から2009年1月までの増加傾向より2009年6月頃からの増加傾向がやや急に見えます。急激に減少(半減期が10日以内)すると、次に増加するときも急になる傾向があると「休眠療法」の医師から聞きました。

 ガンファイターさんの腫瘍マーカー値の変化(CEA)対数表示

ガンファイターの腫瘍マーカー値の変化(CEA)対数表示

腫瘍マーカー値の変化(CEA)対数表示の拡大

仲間

●腫瘍マーカーのCA19-9及びCEAを尿膜管がんに使う理由は、次のような論文があるからです。

 CA19-9値が高値を示した尿膜管癌の1例(日本泌尿器科學會雜誌The Japanese Journal of Urology Vol.86, No.10(19951020) pp. 1587-1590社団法人日本泌尿器科学会 ISSN:00215287)

 CEA高値を伴った尿膜管癌の1例(Vol.27, No.3(19880522) pp. 419-422 特定非営利活動法人日本臨床細胞学会 ISSN:03871193

☆★ガンパートナーさんへ☆★
 私の腫瘍マーカーをグラフ化し、分析してくださいましてありがとうございます。
 2009年1月~同年3月の腫瘍マーカーの急峻な増減は、同年1月に尿膜管がんの腹膜播種により症状が悪化し、上部消化器官狭窄をもたらし、約3週間高カロリー輸液で栄養補給をし、GC療法を投与最大量まで行った結果、症状が急改善したことを反映しています。

 2009年6月に腫瘍マーカーが急上昇したことから、同年7月にGC療法のために9日間加療入院し、同年8月18日に最後の投薬を終えたところです。
 このGC療法の薬効検査は、2009年9月3日に行う予定です。

 CEAは2008年前半が正常値以下であったので、2009年8月~同年11月の間計測していませんでした。結果的に、CEAの上昇後にCA19-9が急上昇するようなので、がん細胞の活動状況の予測ができそうだとは思いましたが、分析手法は持ち合わせていませんでした。
 こうした中、非常に示唆に富む腫瘍マーカーをグラフ化し、分析してくださいましたことに大変感謝します。今後の対応を考える上で役に立ちます。

 引き続き、少ない尿膜管がん情報でお困りの患者、家族、恋人・友人のために、情報を提供していただきますようお願い申し上げます。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 新たに診断された方へ
 患者の誓い
 ・私は自分の意見を聞いてもらいます。
 ・私は脅えません。
 ・私は自分の体、兆候に従います。
 ・私は十分に説明を受け、最後の決定に加わります。
 ・私は最善の看護を受けます。
 ・私は希望が与えられます。
 ・私は同情が与えられ、尊厳をもって扱われます。
 ・私は私の最善の利益を擁護します。
 ・私はすぐれた看護を称賛し、悪い看護を報告します。
 ・私は助かります。(作者不明)
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage24.htm

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  2009年08月31日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のまこったさんの治療情報

助ける

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさんまこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさんガンパートナーさん洋平さん及びsenaさんから貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 尿膜管がん患者及び御家族・恋人・友人の皆様からお寄せいただいたコメントは、少ない尿膜管がんの情報を求めてこのブログにたどり着かれた方の役に立つよう、ブログエントリー(記事)に引用し、カテゴリーの「尿膜管がん」のサブカテゴリーの「尿膜管がん患者情報」に登録させていただいています。
 この理由は、当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄のコメントは、新たなコメントが増える度に下段に移動しいずれ表示されなくなってしまうこと、及びコメントをブログのカテゴリーに分類できないからです。

 2008年7月27日のブログエントリー(記事)には、当時46歳のまこったさんから寄せられた尿膜管がん情報を書きました。
 まこったさんは、2009年8月22日に約1年間の病状経過をお知らせくださるコメントを次のとおりお寄せくださいました。

 こんにちは!お久しぶりです。

 士(つかさ)さんの書き込みに8/22気づきました。
 あれからの私の健診の結果をお知らせします。
 マーカーはジリジリと上昇して3.6まで上昇したときは
 さすがに医師も「生存率0%って言われてるんでしょ」って
 突き放されました。
 しかし、その翌月に3.0に下降して「これだけの変化があるのだから大丈夫!」ってホッとした様子でした。
 医師の豹変ぶりにまいっています。
 そもそも発見時は6.1と低い値だったので3.6がどんな意味を持つかが何とも言えないところです。
 せめて2.5近辺まで下降してくれると安心なのですが・・。
 内視鏡は「憩室」が出来ているだけで異常は無いそうです。
 CT読影の結果は来月聞きに行く予定です。
 09年4月頃から「玄米菜食」ゲルソン療法モドキを実践しています。タバコと酒は一切やめました。
 なんか体調が良いですよ。あるべき食生活になった気がします。こんな世の中で残業も無く規則正しい毎日を過ごすことが出来ています。ある意味「幸せです」
 時々、ネガティブにもなりますが、前ほど長引かなくなりました。

 2008年1月15日に退院
 2008年1月18日
  CEA2.6ng/ml
 2008年2月20日
  CT(異常なし3/7)内視鏡(異常なし2/20)
 2008年3月7日
  CEA2.8ng/ml
 2008年4月4日
  CEA2.6ng/ml
 2008年5月2日
  CEA2.6ng/ml
 2008年6月4日
  CEA2.8ng/ml
CT(再発の所見無し7/4)
 2008年7月4日
  CEA2.8ng/ml
 2008年8月8日
  CEA2.9ng/ml
 2008年9月8日
  CEA2.6ng/ml
 CT(再発の所見無し10/10)内視鏡(異常なし9/8)
 2008年10月10日
  CEA2.7ng/ml
 2008年11月7日
  CEA 3.0ng/ml
 2008年12月3日
  CEA 3.5ng/ml
 CT(再発の所見無し当日「読影」結果)内視鏡は1/9)

 2009年1月9日
  内視鏡(異常なし1/9)
  CEA3.3ng/ml
 2009年2月13日
  CEA3.3ng/ml
 2009年3月4日
  CEA3.4ng/ml
 CT(再発の所見無し3/4)
 2009年4月3日
  内視鏡(異常なし4/3)
  CEA3.6ng/ml
 2009年5月15日
  CEA3.0ng/ml
 2009年6月12日
  CEA3.2ng/ml
 2009年7月10日
  CEA3.3ng/ml
 2009年8月19日
  CT/内視鏡(異常なし8/19)
  CEA    ng/ml 

 投稿者 まこったさん : 2009年08月22日 22:07

出典: http://melit.jp/voices/fight/2009/08/post_668.html#c352290

☆★まこったさんへ☆★
 お久しぶりです。
 まこったさんが毎月検査を受けている腫瘍マーカーは、CEA(基準値: 5.0以下(ng/mL) ) だけですね。私は、ハイリスク患者なので、CA19-9及びCEAの検査を月に2回受けることが多かったです。治療がある場合は、最終投薬をしてから2週間目に受けています。

 まこったさんの検査結果が、わずかなさざ波はあったけれども、約1年間安定しているということは、無病を裏付けるようですね。けれども、毎月1回検査を受けるとなると、検査が近づくまでの日々、そして検査結果が分かるまでの日々は、不安材料が増え、ストレスがたまりそうです。

 私は、診断後に断酒しました。しかし、特に野菜中心主義でもなく、短いかもしれない人生なので、おいしいものを食べるようにしています。

 引き続き、同病患者のために情報を御提供してくださいますようお願い申し上げます。

2009年8月10日のブログエントリー(記事)に書いたガンパートナーさんから送っていただいたまこったさんのCEA値のグラフを次のとおり掲載します。

まこったさんのCEAの値のグラフ

 まこったさんのCEAの値のグラフの拡大

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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 ガンファイターへメールを送られる場合は、米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ)http://blcwebcafe.org/の仮訳サイトである膀胱がんウェブカフェ(仮訳)に掲載している「管理者へのメール」を御利用ください。送付された電子メールの内容は、メール送付者の御了解を得て当ブログに掲載させていただきます。

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  2009年08月29日 尿膜管がん患者のsenaさんの治療情報

共闘

 尿膜管がんのような珍しい病気との闘病を続けるとき、同病患者の治療情報や励ましほど役に立つものはありません。
 2009年7月23日のブログエントリー(記事)に書いた、尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の士(つかさ)さんが同月2日に開設した「癌に克つ士(つかさ)のホームページ」は、病例の少ない尿膜管がんに対して患者同士がお互いの状況や思いを意見交換し、励まし会う場です。
 このホームページに設置されているBBS(電子掲示板)は、多くの尿膜管がん患者とその家族及び恋人・友人の投稿があり、貴重な情報源になっています。

 「癌に克つ士(つかさ)のホームページ」のBBSに2009年3月に尿膜管がんと診断されたsenaさんが治療経過を2009年8月24日に投稿されていました。senaさんの投稿をガンファイターのブログに転載する許可を求めたところ、2009年8月28日にsenaさんから、次のとおり御了承をいただきました。

 sena 2009/08/28 (Fri) 04:34:55

 ガンファイターさんはじめまして。ブログ閲覧させて頂きました。同病患者にとって大変励みになり少しでも自分の情報が役にたてば幸いです。

 出典:http://gankatsu.bbs.fc2.com/

 尿膜管がん患者のsenaさんの治療経過を次のとおり転載します。

 sena 2009/08/24 (Mon) 16:48:54

 友人から聞いて、士さんのホームページを知りました。
 私は今年3月に尿膜管癌と診断され、幸い4月21日に手術ができました。3週間の入院後、無事退院。その後2ヶ月事に検査です。普段パソコンには、あまり興味のない私には初めての投稿ですが、今同じ病気と戦うみなさんと、喜びも悲しみも共有できる。いや共有したいと思い、なれないパソコンの前でかれこれ2時間苦戦してます。
 私の場合診断された時すでに尿膜管から膀胱、左の骨盤内リンパ節に転移していました。主治医から他の病院で診察を希望するならと言うことで、専門の病院を紹介してもらい、診断結果は同じ。
 しかし他に転移してる可能性が高く全身のCT検査と骨シンチ検査
 他に転移はなく手術をする事ができました。51歳自営です。

 出典:http://gankatsu.bbs.fc2.com/

●senaさんへ
 治療情報の転載許可をくださいましたことにお礼を申し上げます。
 尿膜管がんの膀胱、骨盤内リンパ節への転移との闘いは、厳しいものになると予測されます。
 私の抗がん剤治療の経験が役に立つのであれば、受けられている抗がん剤治療や、腫瘍マーカーCA19-9、CEAの値を教えていただければ、的確な助言ができるかもしれません。

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 これまでに当ブログにコメントを寄せてくださった同病患者及び御家族のさくらさんまこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさんガンパートナーさん及び洋平さんには大変感謝しています。
 今後もコメントをお寄せくださいますようお願い申し上げます。

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 浸潤性膀胱がん-概要(その1)
 化学療法
 浸潤性膀胱がんの治療の大きな進歩は、メトトレキセート、ビンブラスチン、ドキソルビシン及びシスプラチンで構成されるM-VAC療法の効果的な化学療法の採用によって起こりました。最近の試験は、多くの泌尿器科医・腫瘍医をほかの新しい化学療法プロトコール(訳注:投与計画)(すなわち、「GP」療法として知られているシスプラチン・プラチノール及びゲムシタビン・ジェムザール又は「GC」療法として知られているゲムシタビン・カルボプラチン;化学療法を御覧ください。)に切り換えさせました。しかしながら、アジュバント療法(訳注:術後薬物療法)又はネオアジュバント療法(訳注:進行がんなどに対し 手術に先立って施行する化学療法)のいずれかとしての体系の化学療法の役割は発展し続けていますが、延命への効果は調査中です。化学療法の継続する改良は、何人かの患者、顕微鏡的浸潤がある患者の中でより積極的な方法を認めるかもしれませんし、こうして根治的外科手術及び効果的なアジュバント化学療法の組合わせを可能にするかもしれません。
 ↓(詳しくは)
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  2009年08月28日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の洋平さんの治療情報

手を伸ばす

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 尿膜管がん患者及び御家族・恋人・友人の皆様からお寄せいただいたコメントは、少ない尿膜管がんの情報を求めてこのブログにたどり着かれた方の役に立つよう、ブログエントリー(記事)に引用し、カテゴリーの「尿膜管がん」のサブカテゴリーの「尿膜管がん患者情報」に登録させていただいています。
 この理由は、当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄のコメントは、新たなコメントが増える度に下段に移動しいずれ表示されなくなってしまうこと、及びコメントをブログのカテゴリーに分類できないからです。

 先日、洋平さんとおっしゃる尿膜管がんの患者の方から次の治療情報のコメントをいただきました。

 はじめまして、洋平といいます。

 尿膜管癌を発症し、不安な中いろんなブログから情報を得ています。私の経験も何かの役に立てばと思い、コメントしました。
 以下簡単に腫瘍マーカー(私の場合、基準となるのはCEAでした)と使用した抗がん剤を記載します。

 2005.12
 尿膜管の摘出及び膀胱部分切除

 2007.11
 肺転移確認 抗がん剤(TS1+CDDP)の説明

 2008.2
 セカンドオピニオンで、抗がん剤IFEP(IFM+5-FU+ETP+CDDP)の説明
 CEA:13.5、CA19-9:12.4
 2008.3.3
 IFEP(1)
 吐き気による食欲不振。2週間後髪が抜けだす。
 2008.3.26
 IFEP(2)
 CEA:13.5 →3/17 10.7→4/3 5.1
 2008.4.21
 IFEP(3)
 2008.5.27~6.16
 放射線照射
 2008.6.23
 IFEP(4)
 CEA5/6(2.9)→6/19(3.3) →7/3(2.4) →7/17(1.9)
 2008.9.11
 CEA:6.0
 2008.9.17
 肺新病変出現確認
 2008.10.6
 IFEP(5)
 CEA10/6(13.3)→10/22(12.9) →11/19(20.8)→12/24(41.5)
 2008.12
 担当医から標準的な治療はなく、予後は厳しいとの説明

 2009.2
 セカンドオピニオンで他の病院の呼吸器外科を受診
 病変がはっきりしていて、