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2011年05月27日 ガンファイター最後の勇姿

ガンファイターは、5月23日の午後、容態が急変し、5月24日午前7時12分に永眠(享年49歳)しました。

23日の午後3時過ぎに病院から連絡があり、病院に駆けつけると、ガンファイターは既に話すことが困難で身動きのできない状況になっていました。
前日に病院に行った時は、いつもどおりで、話もでき、自分で歩いていましたので、あまりの急変ぶりに驚愕しました。

主治医の先生からは、以下のようなお話をいただきました。(気が動転しており、正確でないかもしれませんがお許しください。)

午前中は話も出来ていたが、午後になって急変した。
敗血症を併発しており、現在、抗生物質を投薬して治療にあたっている。
5月9日から抗がん剤を投薬しているが、その副作用として想定していた以上に高熱、白血球と血小板が急減しているので、血液検査を行った結果、腸の中から細菌が見つかった。MRSAという抗生物質に耐性のある菌なので、抗生物質が効かなかった場合、今後、短期間のうちに多臓器不全などが起きることも想定されるとのお話でした。

その後、夜になっても容態は回復せず、血圧も下がったままで脈も次第に細くなり、主治医から今夜が越せないかもしれないので会わせたい人がいれば呼ぶようにと告げられました。

ガンファイターの父親や妹弟は遠方にいるため、翌朝でないと駆けつけることができません。
私は、「明日の朝まで頑張ろう!朝になったらお父さんが来てくれるから、それまでは絶対に頑張ろう!」と励まし続け、ガンファイターは闘い続けました。

5月24日午前7時、心臓停止。

でも、「もうすぐお父さんが来るから、まだ逝っては駄目!!還ってきて!!」と呼び掛けると、心臓は2度、3度と再び動き出したのですが、元通りになることはありませんでした。


5月24日午前7時12分、遂に還らぬ人となりました。

ガンファイターの生前の意思に基づき、24日にお別れ会前夜式を、25日にお別れ会を無宗教で家族葬の形で行い、荼毘に付しました。


ガンファイターは、2007年3月に発病以来、4年2か月に及ぶ闘病生活の間、常に冷静さを失うことなく、自らの病状を把握、分析し、自ら治療方法を模索して提案し、抗がん剤治療にも決して弱音を吐くことなく、絶えず襲ってくる痛みにも極限まで耐え抜きました。
最後の最後まで闘い続けた、「ガンファイター」の名前にふさわしい雄々しい姿でした。

ガンファイターは、このブログを、尿膜管がんや膀胱がんの患者さん達に役立ててもらいたいとの強い信念から書き続けました。
ブログを通じて、加藤先生をはじめ同病の患者さんや患者さんのご家族など、多くの皆様と知り合うことができたことが、ブログを書き続ける力になっていたと思います。支えてくださった皆様に、心から御礼申し上げます。


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5月26日の夜、ガンファイターと行く約束をしていた♪♪ジャズピアノトリオ♪♪のライヴに、彼の写真と一緒に出かけました。


不思議なことに、私のテーブルのキャンドルの炎だけが、演奏に呼応するかのように揺れるのです。
ガンファイターが傍で聴いてくれているのを感じた雨の夜でした。

ガンファイターの妻より

投稿者 webmaster : 2011年05月27日 22:42
コメント

心からお悔やみ申し上げます。
私は以前このブログで紹介していただいたことのある尿幕管がんをわずらったことのあるものです。
私自身が宣告され、ネットでの情報を集めあまりの情報の少なさに絶望していたときガンファイターさんのサイトにであいました。  今は膀胱を全摘出しストマーになり2年たちましたが今は仕事に復活しております。
あのときにガンファイターさんのブログに出会わなければ冷静な判断力も失いどうなっていたかわかりません。
私も40代の男性で再発の不安はつねにあります。  毎日IPHONでブログをみながらともにたたかっていると感じておりました。
22日のブログを見て仕事中もいつ更新されるのか、ツイッターだけでも配信されないか毎時間確認していました。
本当に残念でなりません.....

いままで本当にありがとうございました。
こころから感謝いたします。

ayatogongこと大西宏明 42歳 足立区在住

投稿者 ayatogongさん : 2011年05月28日 00:20

ご冥福をお祈り申し上げます。Y子(夫)

投稿者 gomadachiさん : 2011年05月28日 04:57

ガンファイターさんらしい旅立ち、お疲れさまでした。
安らかにおやすみください。

心からご冥福をお祈りします。
 
ガンパートナー

投稿者 ganpartnerさん : 2011年05月28日 10:02

信じられず、ビックリしております。
私の姉(ごまちゃんまま)の闘病時には、
大変お世話になっていました。

ガンファイターさん、安らかにお眠り下さい。
お疲れ様でした。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

投稿者 tomoさん : 2011年05月28日 14:12

奥様

はじめまして。家人が膀胱がんに罹患したものです。
何回か、こちらで質問させて頂きました。
有難うございました。

奥様のご心労を思うと、言葉はありません。
この貴重な、ブログを、どうかこれからの医療に
役立てて頂きたいと、切に願っています。

音楽のお好きなガンファイターさんは、きっと
そこにいらっしゃいましたね。
ご冥福をお祈り致します。
(でも、明日にもこのブログの更新があるような
気がしてなりません)

投稿者 ロキシーさん : 2011年05月28日 14:28

いつも冷静に、データを基にした発信を続けてくださったがんファイターさんのご冥福をお祈りいたします。

毎日、お辛いでしたでしょうに更新を続けてくださり、ありがとうございました。

投稿者 ichirouさん : 2011年05月28日 21:05

今までありがとうございました。

投稿者 (匿名)さん : 2011年05月28日 21:18

突然の訃報に大変驚いています。

いつも冷静に病気と向き合い、莫大な量の情報発信にいつも感謝しておりました。
ガンファイターさんのブログは今後も尿膜がん管患者に役立つ貴重な情報になります。
本当に今まで有難う御座います。
どうぞゆっくり休み下さい。
心よりご冥福申し上げます。


奥様
お辛い時にご報告真に有難う御座います。
ご心労を思うと大変胸に詰まります。
あまりご無理などなさいませんようご自愛ください。

投稿者 士(つかさ)、まろりんさん : 2011年05月28日 23:12

半年前から毎日読ませていただいてました。非常に残念でなりません、心よりご冥福をお祈りいたします。

投稿者 匿名さん : 2011年05月29日 00:09

最後の最後まで戦われたガンファイターさん。あなたの闘志は、一生忘れることはありません。
プログを見て、涙が止まらなかったのは、初めてです。
どうもありがとうございました。
どうぞゆっくりとおやすみ下さい。また奥さまのこと見守ってください。
心よりご冥福を、お祈りいたします。

投稿者 瞬裕さん : 2011年05月29日 12:39

以前、同じ病室の隣に居た西本です。
今日の朝、ブログを見て、ガンファイターさんの事、知りました。
この前、会った時は、元気そうだったのに…
ご冥福をお祈りします。
僕が、入院して不安な時にガンファイターさんから、声を掛けてもらい、同じ病室に知り合いが出来た事で、凄い勇気を頂きました。
毎日、朝、奥さんに、電話されているガンファイターさんや、毎日、見舞いに来る奥さんをみて、いつも仲の良い夫婦なんだなぁって、思ってました。
僕の中でのガンファイターさんは、凄い博識で、行動力のある人だなぁって、羨ましい人でした。
ガンファイターさんと、出会えた事が、僕の転機だったと思います。
奥さんも、どうか、お体崩されませんように。

投稿者 西本さん : 2011年05月29日 13:20

ガンファイター様  奥様

お疲れさまでした。

毎日更新するブログに生き抜く思いと、病気とどう対峙し
ご自分の唯一無二の経験を記録し続けた行為に頭が下がります。
未来のために残されたこの記録は、尊いものだと思っております。
彼の記録が、同病の人たちによりよく役立つように何らかの形で残り、伝えることが出来ることを切に願います。

もうメールをお送りしてもお返事が返ってこないのは大変寂しい限りです。

「亡くなる」ということがどういうことか、もう一度感じた
訃報でした。

遠く霞む景色を眺める思いで、悲しみを感じております。

奥様、どうぞご無理をなさらずに、ご自愛ください。

投稿者 コリコリカタコリさん : 2011年05月29日 15:10

 謹んでご冥福をお祈り申しあげます。いつまでもガンファイターさんのことを忘れることはないと思います。どうか安らかにお眠りください。

投稿者 小谷敏さん : 2011年05月29日 22:01

突然のことで驚いています。
私も同病で、このプログのスタートからほぼ毎日拝見させて頂きました。
今週は更新されなかったので、心配していたのですが…大変残念です。寂しくなります。
ガンファイターの遺した「膀胱がんウェブカフェ」は、当時も今もそして今後も、大変貴重な情報だと思います。
ありがとうございました、そしてお疲れ様でした。
ゆっくりやすんで下さい。

投稿者 etさん : 2011年05月29日 23:26

なんだかとても長くて短い日々でした、冷静なんだけど様々な状況が起こるたびに不安で黙ってしまわれることもありました。傍らで死への準備されてる姿を見守ることでしか関わりあうことが無かったことが悔やまれます。ブログ拝見は開設されてすぐに始まり、思いをブログで知ることもありました。奥様のことをとても大切にされていることも会話の端々に見受けられ「生きる」強さと学びました。ありがとうございました。

投稿者 MTさん : 2011年05月30日 00:23

家族が尿膜管がんを患い、このブログを知りました。
ガンファイターさんの患者当人とは思えない冷静さと、客観的な内容は、ガンで苦しむご本人方々や家族を、感情に流させず優しく事実を受け止めさせる手助けになっていました。

本当にありがとうございました。安らかにお休み下さい。
奥様もご一緒の闘病お疲れ様でした。

投稿者 tokumei,sさん : 2011年05月31日 06:28

はじめまして奥様
主人が膀胱がんで、何度かコメントするたび、
直ぐ丁重にお返事いただきました。
朝早くブログを開くと何時も更新されていました。
沢山の思いを籠めた文面に、
彼らしいメッセージがありました。
本当に最後までファイターでした。
  
  
   
   ご冥福をお祈りします

 奥様ありがとうございました。


投稿者 ホープさん : 2011年05月31日 06:40

突然の訃報で本当に驚いています。

今までガンファイター様のブログで尿膜管癌と闘う勇気を頂きました。

特に私の尿膜管癌が2回再発した時のこともこのブログで掲載して頂き、同じ病気と闘う人達の参考になったと確信しております。

長い間お疲れさまでした。

ご冥福をお祈り致します。

また、どこかで好きなジャズを聴いていらっしゃると思います。

投稿者 ヒデさん : 2011年06月01日 11:05

今晩、ガンファイターさんの弟さんから電話をいただいて、ガンファイターさんがお亡くなりになったこと、そしてブログを残していたことを知りました。
ガンファイターさんには一度もお目にかかったことはありませんが、時折り、弟さんが私にガンファイターさんの話をしてくれることがありました。体調が思わしくないことも教えていただいておりました。
私は5月で40歳になりましたが、毎日当たり前のように空気を吸い、当たり前のように食事をしています。しかし今晩改めて、いつ旅立っても悔いを残さないように、妻や子供達に私が生きた証を残せるように、日々精一杯生きようと思いました。
長い闘病生活、お疲れ様でした。御冥福をお祈りいたします。

投稿者 本田勝也さん : 2011年06月01日 21:39

仕事人間だったあなたは、突然の病気宣告にもかかわらず、本当にものすごいエネルギーでひたすらがんばりぬきました。本当にすごいことです。

あなたがいなくなってしまい、本当にぽっかり穴があいたようです。

でも、奥さんはがんばってますよ。
あなたが一番心配していると思うけど、大丈夫。
奥さんはあなたに似て、前を向いてこころを尽くして生きています。
どうぞ、奥さんを見守ってくださいね。   

投稿者 滋子さん : 2011年06月16日 20:17

ガンファイターの問いかけ


 2007年7月6日(金)、「私は、1960年(1961年・・ミスプリ、筆者)生まれの非喫煙の男性です」と名乗りフェード・インし、2011年5月22日(月)、「握力が弱り、ペットボトルのふたを開けることができません」といいつつ、フェード・アウトしていった、そして残していった彼の厖大なブログ、一大映画のようでもあります。


 亡くなったのはその5月の24日、その後、あらためてブログを読み直している今、いっそう激しく魂が揺さぶられています。 
 
 とかくセンチメンタルになりがちな闘病記にならないように、できるかぎり事実を事実にそくして客観的に記録していきたいという、彼なりのポリシーをたて展開されていくブログ、
 にもかかわらず、私にはたんなるドキュメント以上のある種の文学作品のようにも読めてなりません。
 とりわけ、後半にむかうにしたがって、ポエムにさえ響いてくるところもあります。


 現代に生きるとは何か、また、いかに生きるべきか、つねに自らに問いつづけ、苦しみ、悩みつづけていった一人の人間の叙事詩なのです。

 そこでのテーマは、病気であるかないかにかかわりなく、同じ時代に生きている私たち一人ひとりに迫ってくる課題でもないでしょうか。

 その意味でもガンファイターは、これからも私たちのなかに生きつづけていくのではないでしょうか。


  天国にブログはないか夏木立

投稿者 篠原 三郎さん : 2011年06月18日 12:22

 以前、「洋平」の名前でコメントさせていただきました。
 私も、平成17年12月に尿膜管ガンを宣告され、膀胱の一部切除、抗がん剤、放射線治療と繰り返し治療していく中で、ガンファイターさんのブログに辿りつきました。
 日々不安な中で、同じ病気で闘っている人がいることへの安堵感以上に、前向きに多くの情報提供されていることに驚き、感謝に堪えませんでした。

 2年前に肺への転移が認められ切除手術の後、幸いなことに腫瘍マーカーの数値が落ち着いていたために、久し振りに当ブログを拝見し、ガンファイターさんのご逝去を知り、悲しい気持ちで一杯です。
 私も病気に負けずに、それ以上に闘う勇気を持って生きていきたいと思います。
 永い永い闘い、心よりお疲れさまでした。 

投稿者 河野陽一さん : 2011年06月23日 13:36

今日は、月命日でしたね。

メールが来なくなってから1カ月が経ちます。
一度だけ夢にあなたは現れました。
あれ?どうしてここにいるのだろう・・・って思ったら目が覚めました。

ブログを書かれていたころは、毎日あなたが何を思い何をしたのか今日も元気なのか、何を感じているのか、そんなことを思いながら読んでおりました。

あなたの生きている証だと思い、あなたが書き続ける限り私は読み続けていきます・・・って思っておりました。

更新されることはないけれど、今も時々ブログを私は読み返しております。

たくさんの思い出とともに私はあなたを忘れません。

投稿者 ガンファイターの妹よりさん : 2011年06月24日 22:12

「がんになってもできることはたくさんある」
約3年前のガンファイターさんの一文にずっと励まされてきました。
失ったものや諦めたことはあれど、それがすべてではない。
ガンファイターさんのようには行かないけれど、私も自分なりにできることをやって行こうと思います。

がんになって、家族や友人のありがたさを改めて知りました。
ガンファイターさんのブログでたくさんの「気づき」を得たのも一つのキャンサーギフトです。

心から感謝します。
ありがとうございました。

投稿者 紅生姜さん : 2011年06月29日 00:39

歳も離れ、遠くに住んでいて、あまり接点のなかった兄。
時折の帰省の際には最先端の音楽プレイヤー・情報端末で身を固め、その性能を説いてくれました。
でもアナログな父や俺にはチンプンカンプン。

兄が最先端の性能を求めていたのは『それをもってして人の役に立ちたい』という想いを持っていたからだと知ったのは、皮肉にも病を得て始めたブログを読むようにになってからでした。

弟のオレはというと兄の得意とする『先駆け』や『特化』には程遠い凡庸な人間です。でも自分の得意とする部分を伸ばし人のお役に立つという兄が残してくれた薫陶を大切に生活をしてゆきたいと思います。

投稿者 ガンファイターの弟さん : 2011年07月02日 23:22

ヘルスリテラシーオンラインの日本語訳を見に久しぶりに立ち寄って、今、知りました。
私のサイトを見てもらいヘルスリテラシーについての記事を書かれたり、翻訳をされたり、この分野で先駆的な仕事をされて、さらにこれからも楽しみにしていました。
残念です。

ヘルスリテラシーオンラインの日本語訳は、ずっとリンクさせてもらいますし、今書いているテキストで文献に引用するつもりです。

がんファイターさんのおかげで、私も患者さんに必要な仕事をしているのだと励まされました。これからもがんファイターさんのことを忘れずに、頑張って行こうと思います。どうもありがとうございました。

投稿者 中山和弘さん : 2011年07月03日 18:45



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