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2010年04月11日 延命効果のためにがんと闘うか、生活の質の維持を選ぶか

 2010年第1回在宅治療の七日目です。

 昨日(2010年4月10日)は、来週からの勤務に備えて、体をほぐすために1時間の全身マッサージを受けました。また、夕方から吐き気が増し、トイレでおう吐物ではなく、空気を2回吐きました。

 さて、2010年4月2日のブログエントリー(記事)に、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対する再発大腸がんの抗がん剤であるFOLFOX(フォルフォックス)6の第1回実験的投与により、CA19-9は上昇の勢いが減少し、CEAは下降したことを書きました。
 数値に一喜一憂します。抗がん剤治療による延命効果のためにがんと闘うか、生活の質を選ぶか――は迷うところです。

 このことに関連して、当ブログに何回か取り上げた、長崎市出身のジャーナリストで膀胱がんサバイバー(膀胱がん患者・治癒者等)の立花隆さんの自らのがん闘病体験を語るという次の画像の2010年3月28日付けの記事がありました。

立花隆さん、がん闘病体験語る
 出典: http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20100328ddlk42040398000c.html

 記事の次の部分を読み、死は誰にも訪れることを受け入れる必要があり、治すのは医師ではなく患者本人であることを再認識しました。

 講演:立花隆さん、がん闘病体験語る--長崎 /長崎

(略)
 持ち前の好奇心で、がんについても取材を重ね、知れば知るほど「何がどう効くのか分かっていない」と気付いたという。そして「数カ月の延命効果のためにがんと闘うことより、生活の質の維持を選んだ」と語った。

 立花さんは「ヒトは死ぬべき動物という自覚を持つべきです。悲しみや嘆きから抜け出し、死を受け入れるために、医者は、身体的苦痛から精神的苦痛まで全人的ながんの苦痛を和らげる緩和ケアしか、本来はできない」と話した。【蒲原明佳】

 出典: 講演:立花隆さん、がん闘病体験語る--長崎 /長崎 - 毎日jp(毎日新聞)

 立花氏にとって生活の質(QOL)を維持することは、重要でしょう。
 しかし、立花氏よりも約20歳年下の私にとっては、日常生活の一部となった抗がん剤治療がもたらす延命期間は、仕事を続けて生きていくために必要不可欠なものです。

 ≪立花隆氏関連ブログエントリー(記事)≫
 2009年11月24日 立花隆 思索ドキュメント がん 生と死の謎に挑む
 2008年6月11日 文藝春秋2008年7月号の膀胱がん記事
 2008年5月11日 文藝春秋2008年6月号の膀胱がん記事
 2008年4月12日 文藝春秋2008年5月号の膀胱がん記事
 2008年3月12日 文藝春秋2008年4月号の膀胱がん記事

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 fulguration - The destruction of tissue by means of high-voltage electric sparks. 高周波療法 - 高周波電流を用いた組織破壊
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage61.htm

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投稿者 fight : 2010年04月11日 04:56
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コメント

がんファイターさん 

難しい問題に直面されていますね。
私も何をどうコメントして良いのかもよく解りません。

確かに立花隆さんはもう十分に仕事を終えた人だと思います。がんファイターさんとは状況が違いますね。
また治療がどの程度の効果があるのかも不明で、副作用の出方にも個人差が大きい。このような状況で治療の選択をするのか止めるのかはとても難しい判断であると思います。

不確実な情報で決めることは難しいでしょうが、不確実であるからこそ希望は存在しうるのです。

その答えは、がんファイターさん以外だれも決めることのできない重要なことです。

奥様ともよく話し合って決められていくべきことだろうと思います。

私なら、といえば、多分立花さんと近い考えをもってしまうことと思います。それでも、いざ自分がその状況になると、また違う考えになるのかもしれません。

投稿者 加藤眞三さん : 2010年04月11日 22:54

 ガンファイターです。

 励ましのコメントありがとうございます。

 2007年4月の尿膜管がんの診断確定後、これまで受けた抗がん剤治療は次のとおりです。

 2007年4月~同年6月の3コースのTS1・シスプラチン療法
 2007年7月~2009年10月の14コースのGC療法
 2009年10月~2010年1月の3コースのM-VAC療法
 2010年3月~同年4月の2コースのFOLFOX(フォルフォックス)6
 計22コース

 標準的治療法が確立されていない尿膜管がんへの抗がん剤治療は、手探りです。副作用の強い抗がん剤、薬効のない抗がん剤、著功した抗がん剤を調べた人体実験かもしれません。

 抗がん剤以外の治療を選ぶ余裕もなかったのですが、選択に当たっては、患者本人の意思と置かれている状況、がんのグレード・ステージ、家族の意向が重要でしょう。

 命がかかるような重大な選択をする場合、自分が決めることは重要です。ただし、自分で決めた場合、どうも自分が決めたことに対して固執すると言いますか、自分の決断が実際は必ずしも最善の選択でないときもあり得るようなので、主治医の助言は決して無視できないでしょう。

投稿者 ガンファイターさん : 2010年04月12日 05:48

全くその通りで主治医とのコミュニケーションはとても大事です。患者さんは藁をもつかむ思いで藁をつかんでしまうこともあるのですから

医師が、「それはあなたが決めることだから」と突き放してしまうことは最も避けるべきことだと思います。
主治医は主治医としての意見を言わなければいけないでしょう。自分ならどれを一番奨めたいのかを

しかし、主治医が決めてしまってはいけないだろうと言うことを昨日のコメントでは言いたかったのです。

投稿者 加藤眞三さん : 2010年04月12日 18:50

 ガンファイターです。

 励ましのコメントありがとうございます。

 命がかかる治療に対する正しい判断は、医療の限界や不確実性もあり、患者だけで行うことは困難です。だからこそ、医師と患者のコミュニケーションに基づく判断が重要でしょう。

 私の主治医は大変忙しく、コミュニケーションを取る時間は短いので、自分の体調や症状をメモにして渡すなどして、効率的に行うようにしています。また、自分が調べたことに対する疑問点を整理したメモを渡します。

 医師の助言を正しく理解し、真剣に受け止めるためには、患者が勉強しないといけないということをこれまでの経験で理解しました。

投稿者 ガンファイターさん : 2010年04月12日 21:43



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