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2009年第5回入院の十日目です。
昨日、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんの死滅を目指した2009年第5回入院期間中のGC療法の最後のジェムザールの投薬を終えました。昨晩は副作用で食欲がなくなることを見越し、あらかじめ夕食は取り消し、早めに寝ました。
本日の午前中に退院する予定です。2007年4月以来の入退院の回数は、合計11回になりました。
なお、今回の治療関連の最終投薬となるジェムザールの外来化学療法予約を2009年9月25日(金)に入れていただきました。
さて、私が治療を受けている病院は、入院中及び退院時の職員に対する心遣いは一切受けないことを徹底しており、看護師や医師はキャンディの一つすら受け取りません。
これに関連した話題ですが、入院期間中に次の画像の「入門 医療経済学 「いのち」と効率の両立を求めて」(真野俊樹(株)中央公論新社(2006/06/25 出版)861円)を読んでいると、P.118~P.120にほかの病院における職員に対する心遣い、謝礼の金額及び効果のことが書かれている部分がありました。

これを次のように引用します。
市場機能が働かないための問題点
(略)
経済学で考えると、価格統制のあるところには必ず「やみ市場」が発達する。かつての社会主義国のように、価格統制のあるところには必ず「やみ市場」が発達するのである。医療も例外ではない。たとえば患者のなかには、主治医や手術執刀医に特別にお金を渡す人がいる。
この問題については、2004年に東京医科歯科大学の川渕孝一教授らが特定非営利活動法人(NPO)の実態調査をもとに、実際に医療現場で謝礼がどれだけ支払われているかを推計したところ、国民医療費の総額の約1%にあたる3322億円という結果になった。
調査によると、有効回答159人のうち、入院経験があると答えた127人において、65人(51.2%)が謝礼を渡したと回答、9人が家族や親類らが入院した際に謝礼を渡したと答えた。渡した謝礼額の平均は約4万4680円で、3万円が最多で、10万円もの高額を渡した人も一割以上いた。対象は8割が主治医で、病院関係者から「渡すように」といわれたため渡したケースが、約6パーセントもあったという。
(略)
実際に前述の調査でも謝礼経験者のうち41人(55%)が今後は「渡すつもりはない」と回答していた。理由として、「効果がない」「対応に差がない」といった期待外れをあげた人が4割近くいて、見返りを求めて医師に金品を渡すという患者の考えに反して、実際に効果がないといえる。結局、謝礼という「やみ市場」では対価に見合う価値は得られず、市場の機能が働くことによって、付け届けの問題は解決できるのである。
出典:入門 医療経済学 「いのち」と効率の両立を求めて」(真野俊樹(株)中央公論新社(2006/06/25 出版)861円)入門 医療経済学(P.118~P.120)
謝礼を渡す人と渡さない人との割合は5対5、仮に渡しても、対応に差がないとなると、そのお金を寄附したほうがましかもしれません。
ちなみに、私は謝礼を渡したことはありません。また、入院時と退院時、経尿道的膀胱腫瘍切除術の前後において職員の対応の変化を経験したことはありません。
なお、この本は、前記のことだけを大きく取り上げているのではなく、「情報の非対称性」「市場の失敗」等の視点から経済学的に分析し、今後の医療制度改革の方向性を提示した専門的な本です。
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2008/06/24 Yahoo!カテゴリ登録 癌 >闘病記
【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
略語、医学用語及び用語(その5)
papillary tumor - Tumor with nipple-like, stalk-like or finger-like appearance. Can be low grade or high grade, indicating aggressiveness. Most common type of bladder tumor, usually low grade. 乳頭腫瘍 -乳頭状、茎状、指状の外観。浸潤を示し、低い進行度(グレード)又は高い進行度(グレード)になり得ます。膀胱がんの最も一般的な種類で、通常は低い進行度(グレード)
↓(詳しくは)
http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage62.htm
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