MELIT:患者のための医療情報リテラシー
ヘルプ サイトマップ 縮小 拡大
みんなの声
melit.jp since 2005
・GOROさん
(1型糖尿病、うつ病)

wwwを検索 melit.jpを検索
ご意見をお聞かせ下さい
MELIT:患者のための医療情報リテラシー
  > ホーム > みんなの声 > ガンファイターさん(膀胱がん) > コーヒー、緑茶及びカフェインの消費並びに喫煙に関連する膀胱がんの続いて起こるリスク(日本)

« 20代後半の女性尿膜管がん患者の骨転移治療薬と歯科治療 | トップ | 病気治療中の人間ドック再検査結果通知 »

2009年01月14日 コーヒー、緑茶及びカフェインの消費並びに喫煙に関連する膀胱がんの続いて起こるリスク(日本)

 このブログエントリー(記事)は、2009年1月12日のブログエントリー(記事)に書いたコーヒーやアルコールと膀胱がんのリスクの続編です。繰り返しになるかもしれませんが、続編作成に至る経緯を次のとおり紹介します。

 2009年1月11日のブログエントリー(記事)にコーヒー、アルコールの消費と膀胱がんに関する日本とイタリアの研究結果を書きました。
 これに対して、当ブログの運営母体であるメリット(MELIT)代表の慶應義塾大学加藤眞三教授から次のコメントをいただくとともに、パブメド(MEDLINEを無料で検索できる新しいシステム)の参考文献を御紹介していただきました。

 コーヒーは、肝臓がんを減らすとの疫学的な報告があります。また、2型糖尿病やパーキンソン病を減らす効果も認められています。
 膀胱がんに関しては、どうも関係ないというのが多いようです。がんセンターの報告も有意差はないというものです。

 Alcohol, coffee, and bladder cancer risk: a review of epidemiological studies.

 Coffee, green tea, and caffeine consumption and subsequent risk of bladder cancer in relation to smoking status: a prospective study in Japan.

 投稿者 加藤眞三さん : 2009年01月11日 23:33

 加藤教授から紹介していたパブメドの論文は二つあるので、一つめのイタリア・ミラノのマリオ・ネグリ薬学研究所のAlcohol, coffee, and bladder cancer risk: a review of epidemiological studies(アルコール、コーヒー及び膀胱がんリスク:疫学諸研究再調査)の仮訳を2009年1月12日のブログエントリー(記事)に書きました。

 以上が、2009年1月12日のブログエントリー(記事)続編作成の経緯です。

 加藤眞三教授に紹介していただいた二つめの論文であるCoffee, green tea, and caffeine consumption and subsequent risk of bladder cancer in relation to smoking status: a prospective study in Japan.(コーヒー、緑茶及びカフェインの消費並びに喫煙状態に関連する膀胱がんの続いて起こるリスク:日本における前向き研究)を次のように仮訳しました。

 コーヒー、緑茶及びカフェインの消費並びに喫煙に関連する膀胱がんの続いて起こるリスク:日本における前向き研究。クラハシN、イノウエM、イワサキM、ササズキS、ツガネS;厚生労働省研究班。〒104-0045 東京都中央区築地五丁目1-1 国立がんセンターがん予防・検診研究センター予防研究部

 コーヒーとカフェイン消費は、膀胱がんのリスクを増大させると考えられています。しかし、少数の研究は潜在的要因である喫煙状態によるこのリスクを重層化しました。ここで、私たちはコーヒー、緑茶(カフェインのほかの主要な原因)及びカフェイン並びに喫煙状態の関連における膀胱がんの発生率の関連を調査しました。私たちは、コーヒー及び緑茶の消費を報告した比較や対照標準となる数値として全部で40~69歳の男性4万9566人及び女性5万4874人で構成される日本人のコホート(訳注:疫学調査において統計因子を共有する集団)における人口を基礎とした前向き研究を行いました。1990年から2005年までの追跡調査の間に、164人の男性と42人の女性が新たに膀胱がんと診断されました。たばこの喫煙は、強い喫煙量の関連性を伴い膀胱がんのリスク増加と関連しました。コーヒーは統計的有意性なしで男性の膀胱がんリスクと明確に関連しました。喫煙状態によって重層化されるとき、コーヒー及びカフェイン消費は、最も高いコーヒー消費区分(1日に一杯以上)並びに2.24(95%信頼区間=1.24―4.16)及び2.05(95%信頼区間=1.15―3.66)の最低における危険率(95%信頼区間)のそれぞれにおいて喫煙をしたことがない又は以前したことがある男性の膀胱がんリスクの増加に関連していました。結論として、たばこの喫煙は膀胱がんのリスク因子として確認されました。コーヒー及びカフェインは、日本人男性のうち喫煙をしたことがない者又は喫煙歴のある者における増大した膀胱がんリスクと関連するかもしれません。(キャンサーサイエンス2008(訳注:日本癌学会の専門誌))。
 PMID: 19077567 [PubMed - in process]

●英語に翻訳された日本の研究論文を日本語に仮訳する作業は時間の無駄のように思われますが、仮訳過程で言葉の意味を調べているうちに理解力が高まります。

●前向き研究、後ろ向き研究については、次のサイトが参考になりました。

 前向き研究とは 意味|前向き研究の意味を解説

 出典:http://eco.kinomama.jp/lohas/yogo/925/cat205/post_1371/

 後ろ向き研究とは 意味|後ろ向き研究の意味を解説

 出典:http://eco.kinomama.jp/lohas/yogo/925/cat205/post_1095/

●統計学上の信頼区間については、愛知きわみ看護短期大学看護学科石井研究室のサイトの信頼区間についてが参考になりました。

●この論文からは、喫煙は間違いなく膀胱がんのリスクがあること、及びカフェイン消費は男性の膀胱がんリスクの要因に関連することが読み取れると思います。

翻訳精度については細心の注意を払っておりますが、その情報の正確性、通用性、完全性について、明示的であれ黙示的であれ、いかなる責任を負うものではなく、保証をするものではないことを御了承ください。また、内容に関する正確な情報を得るためには、必ず原文を御確認ください。

 →腎臓・尿・膀胱の病気ブログランキングへ

ヤフーカテゴリ登録 2008/06/24 Yahoo!カテゴリ登録 癌 >闘病記

【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 一般的な鎮痛剤は膀胱がん再発を予防することに役立ちます。(その1)
 COX酵素とは何ですか。
 COX酵素は、プロスタグランジン(訳注:哺乳動物の多くの組織中にある脂溶性カルボン酸;強力なホルモン様物質で、子宮筋収縮・血圧降下などの作用があります。妊娠中期の人工流産薬として用います。)、多くのホルモンのような作用を行う脂肪酸を作り出します。プロスタグランジンはそれらが作られる場所に近い、周辺の細胞の活動を変更します。それらはまた炎症を起こし、いくつかの器官、細胞膜を横切る移送及び神経単位間の伝達の血流を調節することができます。COX-2が必要なときに多くのほかの細胞の信号によってかなり調節される一方、COX-1はプロスタグランジンの「日常的な」生産に責任があります。
 ↓(詳しくは)
  http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage222.htm

 携帯サイトの膀胱がんウェブカフェ(仮訳)のQRコード
 ↓
膀胱がんウェブカフェ(仮訳)のQRコード

 人気ブログランキングへ

投稿者 fight : 2009年01月14日 06:10
トラックバック
この記事のトラックバックURL: http://melit.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/1812
コメント



(入力してもページ上に表示されることはありません)


保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)

誠に申し訳ありませんが個別の治療相談は行っておりません。
詳しくは「ご利用上の注意」をご覧ください。

« 20代後半の女性尿膜管がん患者の骨転移治療薬と歯科治療 | トップ | 病気治療中の人間ドック再検査結果通知 »

ホーム サイトマップ 掲載メディア お問合せ ヘルプ ご支援のお願い
ログイン melit.jp 2005 All Rights Reserved ご利用上の注意 このサイトの理念 リンク・著作権 制作協力