|

2009年1月10日のブログエントリー(記事)に書いた、20代後半の女性尿膜管がん(膀胱がん)患者のさくらさんから、同月8日の骨折の原因となったがんの骨転移に対する治療薬と歯科治療についての携帯メールをいただきました。
さくらさんから御了承を得て、受信した携帯メールの内容をとおり公開します。
さくらです。
尿膜管がん治療のために入院している大学附属病院の特別な計らいにより大腸がんに投与されるFOLFOX4(フォルフォックスフォー)の全身化学療法を受けています。私は、肺のほか骨盤などに尿膜管がんの転移があります。このため、多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌転移による骨病変のためにノバルティスファーマ社で開発されたゾメタという薬が投与される予定でした。
一方、入院中に歯の調子がよくなかったので、年末年始にいったん退院して歯の治療を受けることにしていました。
それが、先日、股関節に転移したがんのために、骨が弱って歩く衝撃に耐えられず、骨折しました。このため、退院できなくなって、退院後に予定していた歯科治療を受けられなくなったことから、ゾメタの投薬を受けていません。
長期間退院できないので、入院先の大学歯学部が行っている大学附属病院への出張歯科診療を受けることにしました。歯科治療が済んでからゾメタの投薬を受ける予定です。
それと、抗がん剤の投薬間隔が空いたせいか、腫瘍マーカーCA19-9は1200を超えてしまいました。
●さくらさんへ
抗がん剤治療と歯の治療に加えて骨折治療と言う悪条件が重なっているにもかかわらず、歯の治療中は、骨転移治療薬の「ゾメタ」(一般名:ゾレドロン酸水和物)は使えないという情報を提供してくださり、ありがとうございます。
なぜ骨転移が起こるのかについては、多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌転移による骨病変のためノバルティスファーマ社で開発されたゾメタのサイト(ゾメタ/病気について:ノバルティスファーマ)に次のように書いてありました。
骨はいつも同じ形のように見えますが、実は古い骨の破壊と新しい骨の形成がバランスよく行われています。骨を壊す細胞を「破骨細胞(はこつさいぼう)」、新しく造る細胞を「骨芽細胞(こつがさいぼう)」といいます。
がん細胞は破骨細胞を利用して骨に住み着き、増殖するとともに骨の破壊をうながしてしまいます。さらにこれをくり返すことで病巣を広げてゆきます。
ゾメタの薬効をお祈りします。
●膀胱がん患者及びその御家族・友人の皆様へ
さくらさんは尿膜管がんを告知されたとき、インターネットで必死に尿膜管がんの情報を探したけれども、なかなか見つからず、ようやくガンファイターのブログと膀胱がんウェブカフェにたどり着き、教えられ、勇気をもらったことから、今度は、自分が他人に自分の経験を伝える番だという思いを持ち、携帯メールで情報をお寄せくださいました。
この思いを託された同病の私ができることは、特に少ない女性の膀胱がん闘病経験や尿膜管がんの情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いすることです。

ガンファイターへメールを送られる場合は、米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ)http://blcwebcafe.org/の仮訳サイトである膀胱がんウェブカフェ(仮訳)に掲載している「管理者へのメール」を御利用ください。送付された電子メールの内容は、メール送付者の御了解を得て当ブログに掲載させていただきます。
※尿膜管がんに対して大腸がんの治療であるFOLFOX4(フォルフォックスフォー)が試みられる理由は、2008年6月14日のブログエントリー(記事)に書いた「膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんはなぜ大腸がんの治療が試みられるのか」を御覧ください。
≪さくらさんの闘病記録≫
1.2009年1月10日 20代後半の女性尿膜管がん患者の退院前日の骨折
2.2008年12月18日 20代後半の女性尿膜管がん患者の6回のFOLFOX4(フォルフォックスフォー)経過報告
3.2008年10月5日 20代後半の女性尿膜管がん患者の2回目のFOLFOX4(フォルフォックスフォー)の経過報告
4.2008年9月21日 20代後半の女性尿膜管がん患者の腫瘍マーカーの経過報告
5.2008年9月14日 20代後半の女性尿膜管がん患者へのFOLFOX4(フォルフォックスフォー)
6.2008年9月2日 20代後半の女性尿膜管がん患者の検査情報
7.2008年8月30日 20代後半の女性尿膜管がん患者の6回目の全身化学療法
8.2008年8月16日 20代後半の女性尿膜管がん患者の転院先病院での投与予定の抗がん剤情報
9.2008年8月10日 20代後半の女性尿膜管がん患者の治療情報
10.2008年7月21日 20代後半の女性尿膜管がん患者の臨床試験の適応基準及び除外基準
11.2008年7月16日 20代後半の女性尿膜管がん患者の臨床試験申請
12.2008年7月8日 20代後半の女性尿膜管がん患者からの情報提供
→腎臓・尿・膀胱の病気ブログランキングへ
2008/06/24 Yahoo!カテゴリ登録 癌 >闘病記
【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
塹壕からの物語(アル、ケリー及びドンナ)
膀胱がんとの闘いの進行中の状況は、介護・看護を行う人々と同様に何人かの生存者に自身をウォリアー(戦士)と称する気にさせました。寛大にも彼らの経験を共有した人々へ大いに感謝します。あなたの勇気、粘り強さ及びユーモアは刺激的です。
↓(詳しくは)
http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage26.htm

人気ブログランキングへ
|