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2008年07月30日 ノーベル賞有力候補の故戸塚洋二東大特別栄誉教授のブログ

 2008年第4回入院の八日目です。

 2008年7月11日付けの読売新聞のホームページ(注)に「戸塚さん がん闘病 ブログ公開」という同月10日に亡くなったノーベル賞有力候補の戸塚洋二東大特別栄誉教授のブログのことが掲載されていました。
 (注)2009年3月10日現在「お探しのページが見つかりません」の表示になっています。

 前記の読売新聞のホームページには、故戸塚洋二東大特別栄誉教授のブログのURLが掲載されていなかったので、探してみると次の画像がトップページのhttp://fewmonths.exblog.jp/でした。

故戸塚洋二東大特別栄誉教授のブログ

 2007年4月に私が診断を受けた膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは大腸がんの治療が試みられています。したがって、大腸がんで亡くなった戸塚先生の受けた治療や収集・分析されたデータに関心があります。

 私は、CT検査では何も映っていないのですが、腫瘍マーカーCA19-9が異常高値を示しています。
 今のところは主治医の判断にしたがい、CT写真による病巣未検出及び腫瘍マーカーの正常値化という完全寛解を目標に加療入院を続けています。
 この解釈で良いのかと疑問に思い、故戸塚先生のブログを調べていると、The Fourth Three-Months : ある大腸がんの報告―4に次のとおり書いてあった解釈は、大変参考になりました。

 マーカー値の増大と腫瘍サイズの増大に間に比例関係はない。従って、抗がん剤の効果を判定するとき、安易にマーカー値増大を指標に使うべきではなく、CT写真による腫瘍サイズ増大を使うべきである。

 現在の私の加療入院はやりすぎと判断するのか、早期発見早期治療と判断するのかという分岐点ですが、CT写真に病変が写ってから化学療法を開始ししたのでは遅いという主治医の医学的判断に任せました。

 このほか、故戸塚先生の闘病記録の一部は、次の画像の文藝春秋2008年8月号のP.136~P.150に「ノーベル賞に最も近い物理学者が闘う生と死のドラマ がん宣告 「余命十九カ月」の記録 戸塚洋二/立花 隆」という記事が掲載されています。

文藝春秋2008年8月号

 また、故戸塚先生のブログの2008年5月27日のブログエントリー(記事) の「ステージ4大腸癌患者さんへの通信―2、正岡子規のコトバ」の印象的だった記述を次のとおり引用させていただきます。
 

 さてさて、今日は正岡子規の言葉を紹介しようと思い、ブログを書きました。
 正岡子規、ご存知ですか?
 明治時代の文学者ですが、病気がちなこともあり、書いている文章も多くが病との闘いを通したものが多いのですが、心に残った文章がありましたのでご紹介させていただきます。

 とても有名な言葉のようですが、私は知りませんでした。彼の『病牀六尺』 からの一節です。

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 悟りといふ事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思つて居たのは間違ひで、
 悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きている事であつた。
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 故戸塚洋二先生のブログを読み、患者にとって、1共感ができること、2違和感があることを次のように整理しました。

【患者にとって共感できること】
 ・ 検査データを科学者の視点から分析されていたこと。
 ・ 「科学者たるもの、まずデータを分析してからものを言うようにしましょう。」をモットーにニュースを分析されていたこと。
 ・ 知的水準の高さ、病気や治療に対する知識の高さが、延命期間につながっていると解釈できること。また、知識を患者と共有されようとしていたこと。
 ・ 24時間のがん患ではなく、できるだけ学会や会議に参加されるなど、生活と闘病を両立されようとしていたこと。
 ・ 日本及び大学の将来を考えられていたこと。
 ・ 大学や研究者にエールを送られていたこと。
 ・ 伝える価値があるものをブログで伝えていたこと。
 ・ 世間の死者への賛歌、ドキュメンタリーの手法は、生者の観点から捉えたものであるという分析を打ち立てたこと。

【患者にとって違和感があること】
 ・ ブログを通じて、闘病生活の共有化を図られていたと思いますが、ブログを読みに来る読者は知的水準の高い人も低い人もいます。読み手となる読者との差がありすぎる場合、分かりにくいという感じもします。
 ・ 戸塚先生のブログには特定した新聞社説の論説委員は気楽な稼業というシリーズがいくつかありますが、これはノーベル賞に最も近いと言われていた学者だからこそ書き得ることだと思います。普通の匿名患者は、同じようなことはとてもできません。
 ・ 故戸塚洋二先生は、霊力(スピリチュアリティ)についてのブログエントリー(記事)をいくつか書かれていました。けれども、科学者であるせいか死後の世界については否定的でした。患者力の中心である「体力」、「(体力の)予備能力」、「免疫力」、「気力」、「知力」、「霊力(スピリチュアリティ)」のうち「霊力(スピリチュアリティ)」の分析がもう少しあればよかったと思います。
 ・ CT等の画像データをあまりにも簡単に入手されていますが、私が入院している病院では画像データを見せることはあっても患者に渡すことはないので、特別なルートがあるのかと思いました。
 ・ 主に物理科学で、世界の科学技術の大きなパラダイム変化を起こすきっかけになった発見や、戸塚先生私身が疑問に思われたり、またよく理解できない発見などをいくつか取り上げた「科学入門シリーズ」は、一般のブログには書かれることがないものです。

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 転移性膀胱がん(その3)
 共通の転移及び合併症の診断、症状及び治療(その2)
 骨転移
 骨転移は病気に苦しんだ患者の最高70%において苦痛を起こすことは別として、骨転移の最も重大な意味は「病的骨折」の可能性を増大させることであるので、外的因子以上に骨そのものに内在する問題に起因することから、このように名付けられました。
 ↓(詳しくは)
   http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage85.htm

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投稿者 fight : 2008年07月30日 06:08
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コメント

♪♪♪ HAPPY BIRTHDAY TO YOU ♪♪♪

♡♥♡♥お誕生日おめでとうございます。♡♥♡♥

♡♥♡♥退院したら、予てから行きたかったフランス料理店でお祝いしましょうね。♡♥♡♥

投稿者 shinoさん : 2008年07月30日 06:55



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