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2008年07月27日 40代後半の男性尿膜管がん情報

 2008年第4回入院の五日目です。

 2007年の入院期間も含めてこれまで点滴を100回以上はしているので、血管は相当傷んでいます。
 昨日(2008年7月26日)の入院4日目だけで、3回点滴の針を取り直しました。

 副作用の吐き気対策ですが、2008年6月30日のブログエントリー(記事)に書いたオランザピン(Olanzapine、商品名:ジプレキサ)の効果が今回はあって、おう吐の回数は3分の1に減ったようです。

助ける

 さて、私が2007年4月に診断を受けた膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんの情報を収集するには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと思いました。
 このブログを始めて約1年たってから、同病の尿膜管がん患者から2件のコメントが寄せられるようになりました。

 コメントを寄せる方からすると、このブログの内容、信頼性などを判断しないといけないでしょう。
 こうした方への期待に応えるため、米国国立がん研究所公認患者サイトの膀胱がんウェブカフェ(仮訳)携帯サイト(PC閲覧可)の情報や米国の尿膜管がんの資料の仮訳などをこのブログに書いてきました。

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 同病患者の皆様からいただいたコメントは、少ない尿膜管がんの情報を求めてこのブログにたどり着かれた方の役に立つよう、ブログの本文に引用しカテゴリーの「尿膜管がん」のサブカテゴリーの「尿膜管がん患者情報」に登録させていただきます。
 これは、コメントは当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄に掲載されるのですが、コメントが増えるにつれてトップページのコメントが表示されなくなってしまうこと、コメントをブログのカテゴリーに分類できないことという理由によるものです。

 次は、2008年7月22日にコメントをいただいた46歳の男性のまこったさんの病状や治療情報です。
 

 2007年10月末に「血尿」!
 すぐに最寄りの泌尿器科で診察、結果は以下の様な内容です。

 膀胱内に表面平滑な嚢胞状腫瘍が突出していた。
 その後CTにて膀胱頂部から腹壁へ連続する腫瘍を認めた。
 CEA 6.1 CA19-9 13.1。
 尿膜管癌疑いとして尿膜間腫瘍切除術+膀胱部分切除術を施行した。
 術中迅速病理にて腫瘍および嚢胞状構造物のいずれからも腺癌ありとの事だったので、両側骨盤内リンパ節廓清を追加した。

 病理診断
 Urachal carcinoma (adenocarcinoma) :
 Urinary bladder and urachus, resection

 所見
 腫瘍は膀胱壁筋層内に主座を置く高分化型主体の腺癌で、管状構造の不明瞭な低分化型の像も認められます。
 膀胱粘膜の尿路上皮は所々で過形成様の像を示しますが、腫瘍性異形上皮および筋層内の腫瘍との連続性は認められません。
 腫瘍の組織像、部位から尿膜管癌を最も考えます。

 腫瘍の漿膜面(しょうまくめん)への露出は見られませんが、ごく近傍まで浸潤像が認められます。
 ly(+)、v(+)。

 主病変と連続性の無い壁外結節性病変は腺癌の「リンパ節転移」です。(リンパ節が存在するはずのない箇所にあるがどう見てもリンパ節としか言いようがない組織)
 所属リンパ節に癌の転移は見られません。右[0/4] 左[0/5]

 Staging of urahcal carcinoma by sheldon:stage Ⅳa(リンパ節転移)
 予後不良で5年生存率は0%

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

 尿膜管癌に対する手術後、切除された後腹膜の隙間に小腸が落ち込み「内ヘルニア嵌頓」(かんとん)と診断され小腸部分切除術を施行切除した小腸を組織の所見、悪性所見の有無等病理学的診断をしてもらった。

 病理診断
 Chronic peritonitis, small intestine, Resection

 所見
 1~5:小腸
 1:正常小腸組織です。
 4~5:漿膜に出血、壊死、炎症細胞浸潤、腺維組織の増生が見られます。
 陳旧性腹膜炎の所見です。
 標本③では腺維増生により腸管が著しく狭窄しています。
 周辺部ではうっ血やリンパ管拡張が見られますが、壊死や出血は伴いません。
 悪性像はありません。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

 2007年11月26日 尿膜間腫瘍切除術+膀胱部分切除術
 2007年12月25日 小腸部分切除術
 抗ガン剤などの治療なし
 2008年1月15日に退院
      1月18日  CEA 2.6ng/ml
      2月20日  CT/内視鏡 異常なし
      3月 7日  CEA 2.8ng/ml
      4月 4日  CEA 2.6ng/ml
      5月 2日  CEA 2.6ng/ml
      6月 4日  CT 異常なし
              CEA 2.8ng/ml
      7月 4日  CEA ***ng/ml

 出典:http://melit.jp/voices/fight/2008/07/post_285.htmlのブログエントリー(記事)のコメント
 

☆☆☆まこったさんへ
 貴重な情報提供のコメントありがとうございました。
 5年生存率が0%かどうかは、現時点では誰も分からないと思います。
 抗がん剤投与がないことについては、セカンドオピニオンをとられたのでしょうか。
 抗がん剤は副作用があるので、投与の必要がないなら問題ないのですが、全身に行き渡るため、効果がある人にはそれなりに役立つと思います。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 膀胱がん組織学―希少な腫瘍(その1)
 移行上皮がん以外には、わずか5~10%だけの膀胱腫瘍がありますが、これらの腫瘍タイプは希少なため、治療に関する科学的データはほとんどありません。
 非移行型上皮膀胱腫瘍は、治療効果があまり良くなく、その活動はより悪性であると考えられています。診断時の腫瘍の病期(ステージ)及び進行度(グレード)は最も重要な予後(訳注:病気からの生存と回復の予測)予測の指標と考えられます。
 例外はありますが、ほとんどの専門家は、希少な膀胱がんの最初の治療の最良の選択肢として根治的膀胱切除術(膀胱摘出)を選ぶでしょう。例外は、リンパ上皮腫瘍がん、尿路上皮乳頭腫及び内反型尿路上皮乳頭腫などのほかの希少な腫瘍よりも悪性ではないものです。
 ↓(詳しくは)
  http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage51.htm

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投稿者 fight : 2008年07月27日 06:37
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