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  2005/08/26 生活習慣病としての肝臓病NASH

生活習慣病の中でNASH(Non alcoholic steato hepatitisの略、非アルコール性脂肪肝炎)があります。肥満が原因で、内臓脂肪ではなく臓器の中に脂肪が沈着・蓄積される状態です。生活習慣病指導の中でGOT,GPT,g−GTP、中性脂肪が高値、ウエストが大きい、BMIが30超え、体脂肪が多いなどの特徴があります。日本人は隠れ肥満が多いので肥満のないNASHもあります。
http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/0708kanen.html
にわかりやすく説明されています。
治療は減量ですので、食事のカロリー制限(心の治療も必要)と運動が必須です。
心を動かさないと体が動きません。禁煙支援と共通しています。運動嫌い、運動の必要性が体感できない人に運動の楽しさや何らかの成功体験で自信を持って頂くと、どんどんいい方向に動きます。
「心が動けば、体が動く」状態です。

投稿者 biwako : 09:47 | コメント (4) | トラックバック (0)
  2005/08/22 初めての禁煙:失敗したら?

禁煙を始めるのは簡単という記事を書きました。
でも、再喫煙が最大の問題です。

禁煙の初期成功率は20−50%です。半年、1年後になると再喫煙が増えてきます。
つまり、やっとの思いで「禁煙」するぞと決意しても、多くのチャレンジャーは失敗します。ここでは、失敗したときの気持ちの整理と再喫煙から再度禁煙チャレンジへの道のりを述べます。

禁煙を秘かに始める人、周囲に宣言して禁煙する人などいろんな禁煙があります。禁煙がばれると、悪友や喫煙者から「吸いたいやろ」とか「1本やるで」などの誘惑が来ます。心の中から「吸いたい」「タバコが欲しい」というニコチン依存の中毒症状がドッカーンと爆発します。1日目は結構大丈夫です。2−3日目で体内のニコチン受容体がニコチンとのランデブーを待ち焦がれます。これを乗り切れば一安心ですが、冷たい水・氷・梅干・お茶・ガムなどがタバコの代用品となります。でも、ニコチン中毒は甘くないので、知らない内に手が動いてタバコを探ったり、「欲しいなあ」という気持ちが出てきます。禁煙したい「自分」とタバコが欲しい「自分」の葛藤・争いです。

その結果、再喫煙となります。この一本は「美味しい。この世のものと思えない至福の味」です。困った事です。ニコチン受容体が待ちに待った恋人のニコチンにやっと出会えました。しかし、禁煙したい「自分」が困っています。

折角、禁煙の意思を固めて、準備して、00さんや00先生にお世話になりながら、禁煙に挑戦したのに、禁煙すら出来ない自分は何て弱いのだ。何をしても駄目かもしれない。などと自信を無くします。再度禁煙に挑戦するなんて、とんでもない事です。

そんな「禁煙挫折者」へのエールです。
禁煙が1回で成功するのは宝くじで100円が当たるようなもの。何日、禁煙できましたか?4日ですが、素晴らしいです。何かいいことはありましたか?空気や水が美味しい。子供さんに誉められた?いいじゃないですか?
最喫煙の方が多数派ですから、いいんですよ。今回の経験を糧にして、再度禁煙に挑戦しましょう。次回の成功率は?30%位ですよ。でも何か新しい工夫をしてください。僕の禁煙コーチの経験からすると普通は3−5回の禁煙でやっと成功する人が多いですよ。ニコチンテープやガムを使う方法もあります。

投稿者 biwako : 10:16 | コメント (8) | トラックバック (1)
  2005/08/02 禁煙その1:禁煙を始めるのは簡単

Melitのメンバーに喫煙者が結構おられるようです。7月からタバコのパッケージの警告文が変わっています。

  1.喫煙はあなたにとって肺がんの原因の一つになります。

  2.喫煙はあなたにとって心筋梗塞の危険性を高めます。

  3.喫煙はあなたにとって脳卒中の危険性を高めます。

  4.肺気腫を悪化させる危険性を高めます。

  5.妊娠中の喫煙は胎児の発育障害や早産の原因の一つになります。

  6.たばこの煙はあなたの周りの人、特に乳幼児、子ども、お年寄りなどの健

   康に悪影響を及ぼします。

  7.ニコチンにより喫煙への依存性が生じます。

  8.未成年者の喫煙は健康に対する悪影響やたばこへの依存度を高めます。

つまり、タバコは健康被害を起こす原因物質です・毒ですと明記されています。こんな事を書かれてまで、タバコを吸ってしまうのはなぜでしょうか?

30年来、禁煙支援を続けてきましたが、最初は「タバコをやめましょう。禁煙しなかったら、病気が治りませんよ。」など、強烈な脅かしをしていました。それまでFriendlyだった患者さんとの距離がいきなり遠ざかる瞬間であったり、脅かしの効果は持続しないので方向性を変えてみました。

タバコは止めないといけない。でも止められない。お盆に大きくなった初孫がやってきて、「おじいちゃんタバコやめて」と頼まれて、よっしゃと止めた方がおられます。脅かされて、屈服した形で何かを始めることは始めるのも大変ですし、長続きしません。だれかのために禁煙をしてやろうという前向きなり建設的な動機があると禁煙のきっかけになりますし、長続きします。

喫煙者の8−9割は禁煙したがっています。この記事を読んで、何か「いいことのために」禁煙を始めてください。

投稿者 biwako : 15:19 | コメント (3) | トラックバック (3)

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